池袋演芸場は駅から徒歩1分! 立地の良さに加え落語ファンが重宝する理由とは
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最近若者を中心に落語が大ブームになっていることをご存知ですか?「落語女子」という言葉ができるほど落語に心酔している女性も増えており、落語界に新しい風が吹いていることが分かります。
一方で、「落語を見てみたい!」と思い立っても、「どこに行けばいいのか分からない」という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、都内で落語を堪能できるスポットの一つとして、「池袋演芸場」についてその場所や特徴などを紹介していきたいともいます。
一方で、「落語を見てみたい!」と思い立っても、「どこに行けばいいのか分からない」という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、都内で落語を堪能できるスポットの一つとして、「池袋演芸場」についてその場所や特徴などを紹介していきたいともいます。
落語の臨場感が楽しめる随一の場所
池袋演芸場は、もともとは「池袋ピース座」という名の映画館の3階にありました。1951年に開場したものの、お客さんが全く入らなかったことで1970年に席亭が閉鎖を検討したそうです。しかし当時の落語協会会長を務めていた六代目三遊亭圓生さんの尽力により存続が決定すると、その後は落語協会専門の会場となりました。
1990年には改築のため一時閉鎖された池袋演芸場でしたが、1993年には再稼働を果たします。改築により入り口の場所が路地裏から駅前へと変化したほか、会場が地下に移されたこともあり、唯一地下にある定席にもなりました。また、全席畳だったところも改装し、椅子席へと生まれ変わらせています。
客席は全部で92席と、比較的こじんまりとしているところも特徴のひとつです。しかしそれゆえ、どの席に座っても出演者の表情をはっきりと確認することができますし、肉声もしっかりと耳に届くほか、息遣いも感じることができます。したがって、落語の臨場感を味わいたいのならば、ほかの定席よりも池袋演芸場の方が適していると言えます。一方で、近年ではもともとある座席に加えてパイプ席での簡易的な席が20ほど用意されるようになりました。しかし人気の噺家が登場するときなどは混雑し、それすら座れずに立ち見になってしまうこともあるので心して向かいましょう。
また、池袋演芸場の大きな特徴の一つに噺家の持ち時間の長さがあります。池袋演芸場は出演者を絞ることで、噺家ひとりひとりの持ち時間を長く設定しているのです。以前は都内にある指定定席であるにもかかわらず、そのステータスはほかの定席に比べて低く、興行の折には一番最後の公演に回されることも多々あったという池袋演芸場。しかし噺家の持ち時間が長かったことから、当時から噺家にとって新しいことにチャレンジする絶好の場としても機能していたと言われています。したがって、熱心な落語ファンにはとても重宝されているそうです。
1990年には改築のため一時閉鎖された池袋演芸場でしたが、1993年には再稼働を果たします。改築により入り口の場所が路地裏から駅前へと変化したほか、会場が地下に移されたこともあり、唯一地下にある定席にもなりました。また、全席畳だったところも改装し、椅子席へと生まれ変わらせています。
客席は全部で92席と、比較的こじんまりとしているところも特徴のひとつです。しかしそれゆえ、どの席に座っても出演者の表情をはっきりと確認することができますし、肉声もしっかりと耳に届くほか、息遣いも感じることができます。したがって、落語の臨場感を味わいたいのならば、ほかの定席よりも池袋演芸場の方が適していると言えます。一方で、近年ではもともとある座席に加えてパイプ席での簡易的な席が20ほど用意されるようになりました。しかし人気の噺家が登場するときなどは混雑し、それすら座れずに立ち見になってしまうこともあるので心して向かいましょう。
また、池袋演芸場の大きな特徴の一つに噺家の持ち時間の長さがあります。池袋演芸場は出演者を絞ることで、噺家ひとりひとりの持ち時間を長く設定しているのです。以前は都内にある指定定席であるにもかかわらず、そのステータスはほかの定席に比べて低く、興行の折には一番最後の公演に回されることも多々あったという池袋演芸場。しかし噺家の持ち時間が長かったことから、当時から噺家にとって新しいことにチャレンジする絶好の場としても機能していたと言われています。したがって、熱心な落語ファンにはとても重宝されているそうです。
池袋演芸場の舞台構成はこちら
池袋演芸場では、改装に合わせて落語協会だけでなく落語芸術協会からも噺家が輩出されるようになりました。通常1カ月の中で1~10日までを「上席」、11~20日までを「中席」、21~30日までを「下席」と設定しており、それぞれ落語協会と落語芸術協会が交互に担当しています。詳しくは以下の通りです。
落語協会・・・奇数月の中席・下席(昼は通常、夜は特別企画)、偶数月の上席・下席(昼は通常、夜は特別企画)
落語芸術協会・・・奇数月の上席、偶数月の中席
落語芸術協会が担当する際は、10日間の中で5日ずつに分けて内容を変えています。また、昼の席、夜の席でそれぞれ出演者が異なります。
また、上席、中席、下席のそれぞれに昼の部、夜の部が設けられています。具体的な開始時間は以下の通りです。
上席
昼の部:12時開場12:30開演
夜の部:17時開演
中席
昼の部:12時開場12:30開演
夜の部:17時開演
下席
昼の部:13:30会場14時開演
夜の部:17:30会場18時開演
ちなみに31日が存在する月の場合、特別な企画ものが開催されます。
落語協会・・・奇数月の中席・下席(昼は通常、夜は特別企画)、偶数月の上席・下席(昼は通常、夜は特別企画)
落語芸術協会・・・奇数月の上席、偶数月の中席
落語芸術協会が担当する際は、10日間の中で5日ずつに分けて内容を変えています。また、昼の席、夜の席でそれぞれ出演者が異なります。
また、上席、中席、下席のそれぞれに昼の部、夜の部が設けられています。具体的な開始時間は以下の通りです。
上席
昼の部:12時開場12:30開演
夜の部:17時開演
中席
昼の部:12時開場12:30開演
夜の部:17時開演
下席
昼の部:13:30会場14時開演
夜の部:17:30会場18時開演
ちなみに31日が存在する月の場合、特別な企画ものが開催されます。
池袋演芸場の入場料について
池袋演芸場はほかの定席と比べて入場料が安価であることも特徴のひとつです。具体的な入場料については以下をご覧ください。
1~20日
一般:2500円
学生:2000円
小人:1500円
21~30日
一般・学生:2000円
小人:1500円
ちなみに1~20日の工業の場合、特別割引も存在します。浴衣か着物での入場の場合は昼の部・夜の部ともに2000円となるほか、学生服割引、シルバー割引、親子割引など、ビギナーにもリピーターにもうれしい割引制度が盛りだくさんなのです。一方で、21~30日の興行の場合は親子割引のみが対象となるので注意しましょう。
席はすべて自由席なので、お目当ての寄席がある人は早めに向かった方が良いと思います。混雑することも多いので、確実に座ってゆっくり楽しみたいという人は特に、時間に余裕をもって出かけるようにしましょう。
1~20日
一般:2500円
学生:2000円
小人:1500円
21~30日
一般・学生:2000円
小人:1500円
ちなみに1~20日の工業の場合、特別割引も存在します。浴衣か着物での入場の場合は昼の部・夜の部ともに2000円となるほか、学生服割引、シルバー割引、親子割引など、ビギナーにもリピーターにもうれしい割引制度が盛りだくさんなのです。一方で、21~30日の興行の場合は親子割引のみが対象となるので注意しましょう。
席はすべて自由席なので、お目当ての寄席がある人は早めに向かった方が良いと思います。混雑することも多いので、確実に座ってゆっくり楽しみたいという人は特に、時間に余裕をもって出かけるようにしましょう。
ぜひ一度足を運んでみて!
いかがでしたか? JR池袋駅北口から徒歩1分という、立地の良さも池袋演芸場の魅力の一つです。12月29日、30日、31日を除いて、1年中休まず毎日寄席が開かれていますので、気が向いたときにフラッと足を運ぶという楽しみ方もできますね。落語初心者の方でも気兼ねなく入場できますし、きっと全身で落語を堪能できますよ。
「池袋演芸場」
住所:東京都豊島区西池袋1丁目23-1エルクルーセビル地下1階
電話番号:03-3971-4545
公式HP:http://www.ike-en.com/
「池袋演芸場」
住所:東京都豊島区西池袋1丁目23-1エルクルーセビル地下1階
電話番号:03-3971-4545
公式HP:http://www.ike-en.com/
落語のライブ感が楽しめる!落語ファンに大人気の池袋演芸場
公共社団法人でもある「落語芸術協会」が紹介している会場は、都心部ですと「新橋末廣亭」「浅草演芸ホール」「池袋演芸場」「国立演芸場」「お江戸日本橋亭」「お江戸広小路亭」「横浜にぎわい座」「東京芸術劇場」の8つがあります。それぞれ個性の違った寄席が楽しめるとあって、多くの人が落語を楽しみに訪れます。
そんな都心部にある会場の中でも、今回は豊島区池袋にある池袋演芸場に焦点を当てて、その歴史や雰囲気、周辺で味わうことができるグルメなども一緒にご紹介していきたいと思います。
そんな都心部にある会場の中でも、今回は豊島区池袋にある池袋演芸場に焦点を当てて、その歴史や雰囲気、周辺で味わうことができるグルメなども一緒にご紹介していきたいと思います。
池袋演芸場、その落語と共に歩いてきた歴史とは?
池袋演芸場は、東京都豊島区西池袋1-23-1にあります。
こちら具体的には、池袋西口を出た繁華街の入り口に構えるビルの地下にあるのですが、他の会場と比べてもこじんまりとした場所となっています。
席数は92席と少な目ですが、それゆえに噺家をはじめとする登場人物の表情やしぐさなどをより身近に見ることができるとあって、落語ファンに人気の場所でもあるのです。
くわえて、席数が少ないことで、噺家の鮮明な肉声もより堪能することができます。
また、池袋演芸場は他の会場とくらべて、噺家一人ひとりが演出する時間が長いため、多くのファンを抱える人気の演芸場でもあるのです。
また、落語のライブ感も楽しめるため、落語が初めての方にも楽しんでいただける仕組みとなっているそうです。
池袋演芸場がオープンしたのは1951年、1990年から3年間の改装工事を挟み休業はしたものの、長年ファンにも地元の方にも愛され続けている演芸場です。都内に4席の落語定席の一つで、城北興業株式会社が運営しています。池袋演芸場では、落語のほかに漫才や手品なども上演されています。
1951年にオープンした当時は、池袋の映画館である「池袋ピース座」の3回に位置しており、すべて畳の席となっている会場でした。当時は客足が全くなく、閉鎖も検討されましたが、その後落語定席の一環を担うようになります。その際、落語協会の6代目三遊亭圓生会長の説得が功をなしたとされています。
出演者は、落語協会と落語芸術協会のそれぞれから組まれており、月によって異なります。同じ協会が1日を通じて出演者を舞台へあげさせますが、昼の部と夜の部で出演者が異なることがほとんどです。
こちら具体的には、池袋西口を出た繁華街の入り口に構えるビルの地下にあるのですが、他の会場と比べてもこじんまりとした場所となっています。
席数は92席と少な目ですが、それゆえに噺家をはじめとする登場人物の表情やしぐさなどをより身近に見ることができるとあって、落語ファンに人気の場所でもあるのです。
くわえて、席数が少ないことで、噺家の鮮明な肉声もより堪能することができます。
また、池袋演芸場は他の会場とくらべて、噺家一人ひとりが演出する時間が長いため、多くのファンを抱える人気の演芸場でもあるのです。
また、落語のライブ感も楽しめるため、落語が初めての方にも楽しんでいただける仕組みとなっているそうです。
池袋演芸場がオープンしたのは1951年、1990年から3年間の改装工事を挟み休業はしたものの、長年ファンにも地元の方にも愛され続けている演芸場です。都内に4席の落語定席の一つで、城北興業株式会社が運営しています。池袋演芸場では、落語のほかに漫才や手品なども上演されています。
1951年にオープンした当時は、池袋の映画館である「池袋ピース座」の3回に位置しており、すべて畳の席となっている会場でした。当時は客足が全くなく、閉鎖も検討されましたが、その後落語定席の一環を担うようになります。その際、落語協会の6代目三遊亭圓生会長の説得が功をなしたとされています。
出演者は、落語協会と落語芸術協会のそれぞれから組まれており、月によって異なります。同じ協会が1日を通じて出演者を舞台へあげさせますが、昼の部と夜の部で出演者が異なることがほとんどです。
池袋演芸場で落語を見るための知っていきたい基礎知識をご紹介!
上演は昼の分と夜の分の2回で、昼公演と夜公演の入れ替えはありません。月の中で上席、中席、下席に分かれるのですが、1~10日が上席、11~20日が中席、そして21~30日までが下席公演となっています。1年のうちで何回かある31日は、その時々でいろいろな企画を行っているそうです。
上席、中席はいずれも昼の部が12時30分開演、夜の部が17時開演となっていますが、下席は昼の部が14時開演、夜の部が18時開演となっているので、注意してください。ちなみに下席の夜の部は、出演者がそれぞれ異なる日替わりの特別興業となっているそうです。
座席は先ほどもご紹介した通り93席で、全席自由席となっていますが、最近はパイプ椅子なども置かれているため多少席数は増えています。それぞれの席には、組み立て式のテーブルが置かれていて、飲み物などを置くこともできます。ちなみに、混雑していて席が確保できない場合は、立ち見も可能です。
続いて池袋演芸場での入場料をご紹介しましょう。
上席、中席である1~20日の入場料は一般2500円、学生2000円、小人1500円となっています。
特別割引もあり、例えば着物や浴衣でお越しの場合は昼夜関わらず2000円、中学生、高校生で学生服を着ている場合は1500円、シルバー割引として65歳以上は昼夜関わらず2000円(証明書の提示が必要)、親子であれば小人が1000円となっています。
また、下席である21~30日は昼の部が一般、学生ともに2000円、小人が1500円、そして夜の部は日ごとに料金が変わるシステムとなっています。
営業期間は正月元旦から12月28日まで無休です。
上席、中席はいずれも昼の部が12時30分開演、夜の部が17時開演となっていますが、下席は昼の部が14時開演、夜の部が18時開演となっているので、注意してください。ちなみに下席の夜の部は、出演者がそれぞれ異なる日替わりの特別興業となっているそうです。
座席は先ほどもご紹介した通り93席で、全席自由席となっていますが、最近はパイプ椅子なども置かれているため多少席数は増えています。それぞれの席には、組み立て式のテーブルが置かれていて、飲み物などを置くこともできます。ちなみに、混雑していて席が確保できない場合は、立ち見も可能です。
続いて池袋演芸場での入場料をご紹介しましょう。
上席、中席である1~20日の入場料は一般2500円、学生2000円、小人1500円となっています。
特別割引もあり、例えば着物や浴衣でお越しの場合は昼夜関わらず2000円、中学生、高校生で学生服を着ている場合は1500円、シルバー割引として65歳以上は昼夜関わらず2000円(証明書の提示が必要)、親子であれば小人が1000円となっています。
また、下席である21~30日は昼の部が一般、学生ともに2000円、小人が1500円、そして夜の部は日ごとに料金が変わるシステムとなっています。
営業期間は正月元旦から12月28日まで無休です。
池袋演芸場に行ったら立ち寄りたいグルメをご紹介!
最後は、池袋演芸場で落語鑑賞した後ぜひ立ち寄りたい絶品グルメのお店をいくつかご紹介していきたいと思います。
1. かぶと
まずは、池袋駅西口から川越街道方面へ向かったところにある大人向けのウナギ専門店、「かぶと」です。こちらでは、こだわりぬいた天然ウナギを使用した絶品ウナギ料理を堪能できます。ぜひ予約して行ってみてください。
かぶとの店舗情報
電話番号:03-3983-8608
住所:東京都豊島区池袋2-53-2
定休日:日曜、祝日、木曜
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13016660/
2. あもん
続いて、池袋北口からほど近い絶品お肉料理がいただける「あもん」をご紹介しましょう。こちらでは、牛、豚、鶏などお好みの種類のお肉を堪能することができるお肉専門店です。お肉好きには気にいっていただけると思います。
あもんの店舗情報
電話番号:03-5391-0081
住所:東京都豊島区池袋2-48-2 ザ・バレル池袋 1F
定休日:日曜、祝日
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13125352/
いかがでしたか?
池袋演芸場は、日本を代表する歴史ある場所です。落語ファンはもちろん、落語が初めてだという方でも楽しめるようになっていますので、ぜひ足を運んでみてください。
1. かぶと
まずは、池袋駅西口から川越街道方面へ向かったところにある大人向けのウナギ専門店、「かぶと」です。こちらでは、こだわりぬいた天然ウナギを使用した絶品ウナギ料理を堪能できます。ぜひ予約して行ってみてください。
かぶとの店舗情報
電話番号:03-3983-8608
住所:東京都豊島区池袋2-53-2
定休日:日曜、祝日、木曜
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13016660/
2. あもん
続いて、池袋北口からほど近い絶品お肉料理がいただける「あもん」をご紹介しましょう。こちらでは、牛、豚、鶏などお好みの種類のお肉を堪能することができるお肉専門店です。お肉好きには気にいっていただけると思います。
あもんの店舗情報
電話番号:03-5391-0081
住所:東京都豊島区池袋2-48-2 ザ・バレル池袋 1F
定休日:日曜、祝日
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13125352/
いかがでしたか?
池袋演芸場は、日本を代表する歴史ある場所です。落語ファンはもちろん、落語が初めてだという方でも楽しめるようになっていますので、ぜひ足を運んでみてください。
落語を見るなら池袋演芸場に行こう!その歴史や魅力を再発見します
東京都内には現在4つの「定席」と呼ばれる寄席があります。
「定席」とはいわゆる常設の寄席のことであり、池袋演芸場、浅草演芸ホール、新宿末廣亭、鈴本演芸場が都内では該当します。
この中でも池袋演芸場は通好みの寄席となっているとか。そこで今回は、池袋演芸場についてその歴史や魅力などを解説していきたいと思います。
「定席」とはいわゆる常設の寄席のことであり、池袋演芸場、浅草演芸ホール、新宿末廣亭、鈴本演芸場が都内では該当します。
この中でも池袋演芸場は通好みの寄席となっているとか。そこで今回は、池袋演芸場についてその歴史や魅力などを解説していきたいと思います。
そもそも「寄席」ってどんなところ?
寄席と言われると、「落語を聴ける場所」というイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。それももちろん間違いではありませんが、寄席では実は落語以外の演芸も楽しむことができます。例えば講談や漫才、手品、曲芸、漫談などなど、さまざまな分野の演芸が寄席では披露されているのです。また、寄席の歴史は古く、初めて本格的な寄席が開催されたのは1798年、江戸の下谷神社の境内でのことだったと言われています。その後、明治時代には東京近郊だけでもおよそ141軒もの寄席が存在したと言われていますが、その多くは家族経営の零細的なものであったそうです。
一方で、横浜には多くの寄席が存在したと言われています。しかし関東大震災を被災したことで寄席の場だけでなく、出演者や観客にも大きな被害がかかったことから、横浜における寄席文化は衰退していったとか。しかし現在は2002年に設立された「横浜にぎわい座」が寄席の役割も担っているそうです。
一方で、横浜には多くの寄席が存在したと言われています。しかし関東大震災を被災したことで寄席の場だけでなく、出演者や観客にも大きな被害がかかったことから、横浜における寄席文化は衰退していったとか。しかし現在は2002年に設立された「横浜にぎわい座」が寄席の役割も担っているそうです。
池袋の小道の奥に佇む「池袋演芸場」
先述したように、寄席は時代の波に流されながらも、今に至るまでその姿を維持し人々に愛され続けてきた娯楽の場と言えるでしょう。また、その中でも「池袋演芸場」は一時は閉鎖を検討されながらも、今では落語通を中心に絶大な人気を誇る場へと進化を遂げているようです。
池袋演芸場はもともと「池袋ピース座」という映画館の3階にあったそうです。1951年に開設されていますが、以後客足が思うように伸びなかったことから1970年には席亭が閉鎖を検討することもあったとか。しかし当時の落語協会の会長を務めていた六代目三遊亭圓生さんが席亭を説得したことで存続することとなったとあります。
1990年には改装のため一時閉鎖となった池袋演芸場。続く1993年にはビルの地下に居を移し、入り口も変え装い新たに生まれ変わることとなりました。この時、以前は畳張りであった演芸場内部も、全席椅子席に変更したと言われています。現在は全93席、そのすべての席に飲み物を置けるような組み立て式の机がついています。また、最近は観客が増えたことからか、追加で20席ほどパイプ椅子が設置されているようです。ちなみに混雑していて座れないほどの時は、立ち見も可能です。
また、改装前は落語協会のみの定席となっていましたが、改装後は落語協会、落語芸術協会の双方の定席となったようです。
池袋演芸場はもともと「池袋ピース座」という映画館の3階にあったそうです。1951年に開設されていますが、以後客足が思うように伸びなかったことから1970年には席亭が閉鎖を検討することもあったとか。しかし当時の落語協会の会長を務めていた六代目三遊亭圓生さんが席亭を説得したことで存続することとなったとあります。
1990年には改装のため一時閉鎖となった池袋演芸場。続く1993年にはビルの地下に居を移し、入り口も変え装い新たに生まれ変わることとなりました。この時、以前は畳張りであった演芸場内部も、全席椅子席に変更したと言われています。現在は全93席、そのすべての席に飲み物を置けるような組み立て式の机がついています。また、最近は観客が増えたことからか、追加で20席ほどパイプ椅子が設置されているようです。ちなみに混雑していて座れないほどの時は、立ち見も可能です。
また、改装前は落語協会のみの定席となっていましたが、改装後は落語協会、落語芸術協会の双方の定席となったようです。
通好み!?池袋演芸場の魅力って?
池袋演芸場は当初、ステータスが低い寄席として扱われていたこともあり、実際に真打に昇進した落語家の興業などでは、回るのが最期であることも多かったと言われています。しかしその反面、特に若手の落語家にとっては池袋演芸場は最適の場であったとか。といいますのも、池袋演芸場は他の定席と比べて一人ひとりの持ち時間が長く、いろいろな演目を披露することができたそうです。今でもそのスタンスは変わっていなく、一人ひとりに長めの時間を設定してあるので、落語ファンにも根強く愛され続けているようです。
また、池袋演芸場はほかの寄席と比べるとこじんまりとした印象を受ける方が多いのかもしれませんね。しかしその分、度の席に座っても出演者の肉声をよく聞くことができますし、息づかいや顔の表情なども見て取ることができます。そのため、最も臨場感がある寄席といっても過言ではないでしょう。住所や各入場料、営業時間などを以下にまとめてみましたのでぜひ参考にしてください。
「池袋演芸場」
住所:東京都豊島区西池袋1丁目23-1エルクルーセビル地下1階
電話番号:03-3971-4545
営業時間
1~20日(上席、中席):昼の部12:00開場、12:30開演、16:30終演。夜の部17:00開演、20:30終演
21~30日(下席):昼の部13:30開場、14:00開演、17:15終演。夜の部17:30開場、18:00開演、20:30終演
料金
1~20日(上席、中席):一般2500円、学生2000円、小人1500円
21~30日(下席):一般・学生2000円、小人1500円(夜の部は日ごとに料金が違います)
そのほか、1~20日での興業の場合は浴衣・着物割引や学生服割引、シルバー割引、親子割引などの優待が、21~30日の場合は親子割引があります。併せてご利用ください。
また、池袋演芸場はほかの寄席と比べるとこじんまりとした印象を受ける方が多いのかもしれませんね。しかしその分、度の席に座っても出演者の肉声をよく聞くことができますし、息づかいや顔の表情なども見て取ることができます。そのため、最も臨場感がある寄席といっても過言ではないでしょう。住所や各入場料、営業時間などを以下にまとめてみましたのでぜひ参考にしてください。
「池袋演芸場」
住所:東京都豊島区西池袋1丁目23-1エルクルーセビル地下1階
電話番号:03-3971-4545
営業時間
1~20日(上席、中席):昼の部12:00開場、12:30開演、16:30終演。夜の部17:00開演、20:30終演
21~30日(下席):昼の部13:30開場、14:00開演、17:15終演。夜の部17:30開場、18:00開演、20:30終演
料金
1~20日(上席、中席):一般2500円、学生2000円、小人1500円
21~30日(下席):一般・学生2000円、小人1500円(夜の部は日ごとに料金が違います)
そのほか、1~20日での興業の場合は浴衣・着物割引や学生服割引、シルバー割引、親子割引などの優待が、21~30日の場合は親子割引があります。併せてご利用ください。
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池袋