中沖酒造店で醸造された「一献」、そのラインナップと魅力に迫ります
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画像出典:中沖酒造店
豊かな自然に囲まれている山形県置賜地方、川西町に蔵を構えている「中沖酒造店」さん。
そんな「中沖酒造店」さんでは“醸心は浄心に宿る”をモットーに、地元の方に愛されるお酒を長きにわたって醸造しています。ここでは、中沖酒造店さんの歴史に触れながら、代表銘柄である「一献」の魅力やその多彩なラインナップなどを紹介していきたいと思います。
大正時代創業、地元山形にこだわった酒造りを続ける
大正12年に創業し、以来山形県川西町で変わらず蔵を構えているという中沖酒造店さん。そもそも山形県置賜地方、川西町とは、東に吾妻山、南に飯豊連峰、西に朝日連峰を臨む山に囲まれたエリアでもあり、豊かな自然あふれた一帯でもあります。ちなみに川西町では国内最大級のダリア園もあるそうです。およそ650種、約10万本のダリアが咲き乱れる様は訪れた人を一瞬のうちに魅了していることでしょう。一度足を運んでみたいですね。
そんな川西町にある、煙突を携える酒蔵が中沖酒造店さんです。冬には圧巻の雪景色が楽しめる山形の地で、山形原産の原料にこだわった日本酒造りを3代にわたって醸造し続けています。
中沖酒造店さんの初代社長である高橋義史郎さんは、酒造りにあたって以下のような自戒を示したそうです。
一、清慎勤は銘醸の基
一、山高く路窮りなし
一、醸神は浄心に宿る
(引用元:http://www.tohoku-sakurakaido.jp/sakagurakaido/sakagura/view/41)
さらに、現在は“醸心は浄心に宿る”をモットーとして、地元ならではの、地元で愛され続けるお酒を目指して酒造りに励んでいるとか。そのほか、地元に根付いた料理に合うような食中酒をコンセプトにしたお酒が多いそうです。
そんな川西町にある、煙突を携える酒蔵が中沖酒造店さんです。冬には圧巻の雪景色が楽しめる山形の地で、山形原産の原料にこだわった日本酒造りを3代にわたって醸造し続けています。
中沖酒造店さんの初代社長である高橋義史郎さんは、酒造りにあたって以下のような自戒を示したそうです。
一、清慎勤は銘醸の基
一、山高く路窮りなし
一、醸神は浄心に宿る
(引用元:http://www.tohoku-sakurakaido.jp/sakagurakaido/sakagura/view/41)
さらに、現在は“醸心は浄心に宿る”をモットーとして、地元ならではの、地元で愛され続けるお酒を目指して酒造りに励んでいるとか。そのほか、地元に根付いた料理に合うような食中酒をコンセプトにしたお酒が多いそうです。
「一献」の多彩なラインナップ
画像出典:中沖酒造店
中沖酒造店さんが手掛けている日本酒たちの中でも今回特に紹介したいのが「一献」です。そもそも中沖酒造店さんでは、醸造している日本酒の原料となるお米の多くが山形県産のものだそうです。そしてそのほとんどが「おきたま」と呼ばれるお米であるとか。そのほかには「出羽の里」「出羽燦燦」というお米を、そしてさらに大正時代の幻の酒米を復活させたと言う「酒の舞」という品種を栽培し、使用しているそうです。このように、日本酒にとってなくてはならないお米にも並々ならぬこだわりがあるようです。
続いては実際に「一献」シリーズの中でもおすすめな商品をいくつかピックアップしてその特徴などを紹介していきましょう。ちなみに「一献」とは、「一献を酌み交わす」「一献を傾ける」という言葉からもわかるようにさかずき1杯のお酒のことを指します。中沖酒造店さんの「一献」シリーズには、一杯を和やか飲んでもらいたいという思いも込められているそうです。具体的なラインナップは以下の通りです。
「羽陽一献 純米大吟醸 醸心 山酒104号(雪女神)」・・・「羽陽」とは、秋田県から新潟県までを昔「羽州」と呼んでいたことから「羽」の一文字を、そして「陽」は会社が明るくなるようにとの思いから命名されたそうです。山形県が開発した最新の酒造好適米である大吟醸用の「山酒104号(雪女神)」を23パーセントまで精米し仕上げた純米大吟醸酒。華やかな香りとすっきりとした後味が楽しめる1本です。もちろん甘みのある旨みも担のできます。720ミリリットル3240円~、特約店のみの販売となります。
「羽陽一献 辛口純米吟醸 しぼりたて生原酒」・・・山形県産の酒造好適米である「出羽燦燦」を使用して仕上げた純米吟醸の生原酒です。柔らかい口当たりながらキレの良い1本となっています。1.8リットル当たり3240円~のご案内となっています。
「羽陽一献 純米大吟醸 酒の華 無濾過生原酒」・・・大正時代の幻の酒米を復活させたという「酒の華」を使用して仕上げた純米大吟醸の無濾過生原酒「酒の華」は中沖酒造店さんしか使用していないため、名実ともにここでしか味わえない1本となっています。720ミリリットル当たり1600円~のご案内です。
さまざまなシーンで活躍するお酒も!
画像出典:梅津酒店
中沖酒造店さんが手掛ける「一献」シリーズは、普段使いできるようなリーズナブルなものから最高級品としてほかのものよりも高価なもの、そしてスパークリングのものなど種々さまざまなラインナップとなっています。
特にほかの「一献」とは一線を画している「羽陽一献 大吟醸 醸心 氷温貯蔵 長期熟成酒」は1.8リットル当たり20000円~と、かなり高額な1本。こちらは中沖酒造店さんでは珍しく兵庫県産の酒造好適米である「山田錦」を100パーセント使用し、丁寧に醸したうえ10年間じっくりと熟成させたものだそうです。
それゆえまろやかな旨みが広がる上品な味に仕上がっているそうです。普段に飲むにはもったいないと言う人も多いかと思いますが、特別な日に一献酌み交わすにはぴったりと言えますね。
大事な人と「一献」で一献酌み交わしては
いかがでしたか?山形県で醸造されている「一献」シリーズは普段使いにも最適なリーズナブルなお酒も多く取り揃えています。ぜひおいしいお料理をいただきながら、「一献」で一献酌み交わしてみてください。