岡山ご当地グルメ！ひるぜん焼きそばをご自宅で

ひるぜん焼きそばとは、岡山県真庭市蒜山地域が発祥のご当地焼きそばです。2011年の第6回B-1グランプリで、ひるぜん焼きそばを推進する、岡山県の「ひるぜん焼きそば好いとん会」が全国１位となりその名が全国に知られることになりました。

ジンギスカンのタレに、ニンニク・玉ねぎ・にんじん・リンゴなどの様々な調味料を独自に調合した味噌ベースのタレで味付けするのが最大の特徴。甘辛の味付けがいつもの焼きそばとは一味違い、また食べたくなる味わいです。具材は鶏肉（かしわ肉と呼ばれる、もう卵を産まなくなった親鳥の肉）や蒜山高原産のとれたてキャベツが入っています。

蒜山（ひるぜん）地方は、岡山県真庭（まにわ）市にある高原地方で、鳥取県との県境にあります。蒜山高原エリアには、牧場や遊園地、ペンションなど高原リゾートが満喫できる施設がたくさん。県内県外問わず、毎年多くの方が避暑地として訪れ、ゆっくりとした時間と美味しい高原料理を満喫しています。

もともと蒜山地域ではジンギスカンが有名で、ジンギスカンのタレを使って肉を焼くことも多かったそう。その時に焼きそばも一緒に入れてみたところ大好評となり広まっていたのが、がひるぜん焼きそばのルーツだそうです。ジンギスカンのタレも各家庭でニンニクやリンゴなど様々な具材を独自に調合して食べる風習があることから、各お店でも独自のタレがあることが多いのも楽しみの一つです。

蒜山高原には、車でのアクセスが便利です。米子自動車道の蒜山インターを降りて15分ほどで、ひるぜん焼きそばを提供している各店舗が立ち並ぶエリアに到着します。

遠方だからなかなか蒜山地方に足を運べない‥という方は、ご家庭でひるぜん焼きそばにチャレンジしてみましょう。
ご家庭でひるぜん焼きそばを作る時のポイントはもちろん味噌ベースのタレ。スーパーなどで売っている焼肉用の味噌ダレにすりおろした玉ねぎやニンニクなどの香辛野菜を調合して独自のタレを作ることももちろんできます。ただ、本場ひるぜん焼きそばを食べたい！という方は、一度ひるぜん焼きそば専用のタレを使うのがおすすめです。簡単に調理ができ味も確かですよ。

ひるぜん焼そば好いとん会から、実際にB-1グランプリで使用している秘伝の甘辛ダレが販売していますので、まずはこのタレを使えば同じ味が楽しめます。旅行で現地を訪れた際にサービスエリアやお土産やさんでまとめ買いしていく方も多いそう。お値段もお手ごろです。インターネットで購入することもできますので、遠方の方は一度試してみてくださいね。

ひるぜん焼きそばタレリンク１：
http://cms.top-page.jp/p/maniwa/hiruzenyakisoba/1/47/

また、ひるぜんで農園を営むお店がプロデュースしたタレもインターネットで販売されています。こちらは、ひるぜんのご家庭で親しまれてきた味をそのまま再現した商品になっています。まさに岡山県蒜山地方の家庭の味が楽しめます。

ひるぜん焼きそばタレリンク２：
http://item.rakuten.co.jp/milkycorn/10000341/

ひるぜん焼きそばのタレさえ手に入れてしまえば、ひるぜん焼きそばの材料は、お近くのスーパーで売っている具材で作ることができます。
いつも同じような昼ご飯で飽き飽きしている‥という方はぜひ試してみてくださいね！ここではインターネットの料理サイトに掲載されているレシピを元に作り方をご紹介します。

材料（2人前）：
鶏もも肉（約200g～300g）、焼きそば2玉、キャベツ1/4玉、ひるぜん焼きそばのタレ
（お好みで、もやし・人参・まいたけ・玉ねぎ等を加えても美味しくいただけます）

作り方：
１．キャベツは普通の焼きそば同様のざく切り、鶏肉は食べやい大きさに切っておきます。（他に具材を加える場合もここで一口大に切っておきます）

２．鶏肉、キャベツの順に炒め、軽く塩・胡椒で下味をつけます。

３．麺を入れます。麺の種類によって水にさらしておいてから焼くものと、先に焼いてから水を足し入れるものがあるので適宜調理してください。

４．野菜とそばを混ぜ、ひるぜん焼きそばのタレをなじませてください。

５．お好みで、紅生姜・きざみねぎ・きざみのりなどをのせて完成です。

ひるぜん焼きそば参考レシピ：
https://cookpad.com/recipe/2487196

やまな食堂のひるぜん焼きそばは、麺の重量240gと、ボリュームのあるひと皿になっています。
蒜山は体力を使うお仕事の方も多い地域。しっかり食べて元気に動いて欲しいという思いがたっぷり詰まっています。
昭和の味を守った濃厚な味噌ダレは、あたたかく懐かしい味がします。

やまな食堂では、開店時間から11：30までの間、目玉焼きをのせた「あさぜん焼そば」も提供しています。
あさぜん焼そばは、B-1グランプリ ゴールドグランプリ受賞団体 秋田県 横手やきそば暖簾会とのコラボレーションメニューです。
蒜山のあさぜん焼そばには「横手やきそば暖簾会直伝の目玉焼き」「彩りの福神漬」を添えるという定義があるそうです。

やまな食堂
■所在地
岡山県真庭上長田2050-2
■営業時間
10:30～14:00／17:00～20:00（1月～2月は19:00まで）
■定休日
木曜日

http://cms.top-page.jp/p/maniwa/3/1/111/1/

いかがでしたか？ジンギスカン用の甘辛タレでいただくひるぜん焼きそば。
岡山県の蒜山高原まで足を伸ばして、清々しい空気の中で焼きそばを食べるのも気持ちがよさそうですよね。遠方の方は、ぜひひるぜん焼きそばのタレを使ってご自宅でひるぜん焼きそばを作ってみてください。甘辛味噌ダレがやみつきになってしまいますよ。