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なぜか無性に食べたくなっちゃう?絶品どら焼き5店

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スーパーの和菓子売場などで「どら焼き」を見かけると、つい食べたくなってしまうことってありませんか?

一般的には丸い生地にあんこが挟まったものを「どら焼き」と呼びますが、実は形状が棒状のものや、生地を折りたたんだものがあります。また、中の具材も栗やフルーツの入ったもの、生クリームやバターが一緒に入ったもの、プリンやレアチーズの挟まったものなど、最近では様々なタイプのどら焼きを見かけますね。

どら焼きの由来にはたくさんの説が唱えられていますが、「どら」は「銅鑼」と関係するというのは間違いがないようです。

現在の二枚の生地で挟むような形になったのは、1941年に創業された上野の「うさぎや」が考案したとされており、全国に広まっていきました。しかし、実は昭和20年代頃まで、どら焼きとホットケーキは混同されていたそうです!

生クリームが入ったものなど、そういった経緯で誕生したのかもしれませんね。

うさぎや【上野】

画像出典:うさぎや


少なくとも現在の形のどら焼きは、この老舗和菓子店から始まりました。

100余年の伝統的な製法を守り、自家製の粒あんは十勝産の小豆を使用しています。優しい甘さの餡は、レンゲのハチミツを練り込まれた皮とよく合い、絶妙なハーモニーを奏でています。

うさぎやのどら焼きは、併設された工場で作っていますので温かいまま食べることが出来ます。買ったらすぐに温かいままで一つ食べ、持ち帰り用の一つは後で・・・と、2個買い求める方が多く、温かい生地からとろけるように流れる餡はまた格別で、餡の風味が皮にしっかりと残っていますので、その違いに驚くかもしれません。

実はうさぎやは上野、日本橋、阿佐ヶ谷と3店舗あり、上野が元祖うさぎやになります。日本橋と阿佐ヶ谷は上野の店主のご家族がそれぞれ始めたお店となっており、どらやきの製法も少しずつ変わっていますので、食べ比べてみるのも良いですね。

亀十【浅草】

画像出典:亀十


裏返し?と思ってしまう焼き色の皮ですが、余所のどらやきと違うその大きさにまず驚きます。生地は決して重たくなくふわふわとしていて、まるで口の中で溶けるような味わい。中に入っている粒あんは北海道産の小豆をふっくらと炊き上げています。一粒一粒がしっかりとしており、生地とあんこの一体となった美味しさに病みつきになる人も!

亀十のどらやきには「白あん」もあります。白あんは手亡豆を使用し、素材本来の風味を損なわないようにこちらもふっくらと炊き上げています。

浅草駅からすぐ、雷門の斜め前にあります。いつも行列が出来ている和菓子屋さんなので、見かけたことがある人もいるかもしれません。1日限定3000個なので午前中には売り切れてしまうこともあるようですが、列に並んでも30分ほどなので是非並んでみましょう!

菊屋【大分】

温泉としても観光で有名な由布院。お土産屋さんのならぶ湯の坪横丁の入口に菊屋はあります。

こちらのお店はぷりんの挟まった「ぷりんどら」が由布院土産として定着しています。

ふわりと甘いどら焼きの皮と、一度冷凍しても食感や美味しさの変わらないように開発されたプリン、ほろ苦いカラメルの味が絶妙なハーモニーを奏でています。九州産の牛乳や由布の天然湧水など、素材にもこだわりがありますね。

普通のぷりんどら以外に、あまおう苺のぷりんどら、黒豆入り抹茶ぷりんどらの2種類があります。あまおう苺はいちごクリームとほろ苦いキャラメルソースが絶妙な美味しさです。抹茶はカスタードクリームを使用し、上品な大人の甘さになっています。 店舗は大分県内を中心としていますが、オンラインショップや全国の百貨店・スイーツ催事などの出店もありますので、もし見かけたら一度は手に入れたいどらやきです。

桜井甘精堂【長野】

画像出典:桜井甘精堂


新潟県に近い長野県上高井郡小布施町。近くには善光寺やスキー場、地獄谷温泉など観光の名所もあります。栗の町として有名なこの地に1808年創業、伝統的な味を守り続けているのが桜井甘精堂です。

栗かの子や栗おこわなどが有名ですが、栗がたっぷりと入った栗あんを挟んだ「栗どら焼き」がまた絶品です。

しっかりと焼き上げた皮は、栗の味を引き立てるために蜂蜜ではなくじっくり寝かせた「みりん」が使われています。シンプルな皮の風味と栗がお互いを引き立て、とてもよく馴染んでいます。

都内などに店舗もありますが、オンラインショップでの取り扱いもあります。
お取り寄せグルメとしても人気がありますので、是非一度試してみてはいかがでしょうか?

カトーマロニエ【宮城】

生クリームの入った「生どらやき」発祥のお店が、宮城県のカトーマロニエです。昭和62年、当時の社長が『誰にも真似のできないようなおいしいお菓子を作りたい』と考案しました。

現在では「元祖生どら」として販売しており、スタンダードなつぶあんとホイップクリームの「なまどら」、いちごジャムとホイップクリームの「いちご生どら」宮城らしいずんだ餡を使用した「ずんだ生どら」、チーズの入った変わり種の「チーズ生どら」など、6種類が用意されています。

オンラインショップでは個別だけではなく、6個入り、10個入りのセットがありますので、ちょっとした手土産にも使えるのが有り難いですね。
もちろん、日持ちはしませんので気をつけましょう。

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