はちみつはいつから採取されてきたの?歴史と花の種類はどれくらいある?
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ミツバチが集めてきた花の蜜から作るはちみつ。その歴史は古く、人々は長い期間はちみつを暮らしに取り入れてきました。今回はそんなはちみつの歴史や種類をご紹介します。
はちみつの歴史
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養蜂には、大きく分けて旧式養蜂と近代養蜂があります。旧式養蜂は蜂の巣を探して中からはちみつを絞り取る方法で、数万年前から19世紀半ばまでの長期に渡って行われました。スペイン東部のラ・アラーニャ洞窟の壁には、はちみつを採る人の姿が描かれており、紀元前6000〜7000年頃のものと考えられています。
また、エジプトのツタンカーメン王の墓からは紀元前1000年頃のものと考えられるはちみつの壺が発見されています。これが現存する最古のはちみつといわれてきましたが、2003年にジョージアで発掘された壺にはちみつの痕跡が見られ、調査の結果、紀元前3500年頃のものということがわかりました。これほどまでに古い時代から、旧式養蜂は行われてきたのです。
ミツバチを飼育して管理する近代養蜂は1850年代に始まりました。アメリカ人のラングストロス氏が可動式巣枠を開発したことで、飼育管理が可能になったのです。その後、ミツバチに六角形の巣を作らせるための巣礎が考案され、その他の器具・用具が開発されました。当時から現在まで、この基本的な手法は変化していないといいます。
また、エジプトのツタンカーメン王の墓からは紀元前1000年頃のものと考えられるはちみつの壺が発見されています。これが現存する最古のはちみつといわれてきましたが、2003年にジョージアで発掘された壺にはちみつの痕跡が見られ、調査の結果、紀元前3500年頃のものということがわかりました。これほどまでに古い時代から、旧式養蜂は行われてきたのです。
ミツバチを飼育して管理する近代養蜂は1850年代に始まりました。アメリカ人のラングストロス氏が可動式巣枠を開発したことで、飼育管理が可能になったのです。その後、ミツバチに六角形の巣を作らせるための巣礎が考案され、その他の器具・用具が開発されました。当時から現在まで、この基本的な手法は変化していないといいます。
はちみつの花の種類
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花の蜜から作られるはちみつは、花の種類によって味や香り、色が異なり、世界にはなんと4000種類以上のはちみつがあるといわれます。はちみつは「単花蜜」と「百花蜜」に大別されます。単花蜜は主に一つの種類の花から採れるはちみつです。時期や地域によってやや異なるものの味はほぼ同じで、その花独自の香りや風味が味わえます。もう一つの百花蜜は複数の花から集められたはちみつです。異なる種類の花から採取されているため、それぞれ違った味わいを持ちます。
おすすめのはちみつの種類
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はちみつを選ぶときは、単花蜜から試してみるのがおすすめです。中でもアカシアやレンゲ、クローバーなどマメ科の花から採れたはちみつが良いでしょう。マメ科のはちみつはクセがなくマイルドで、トーストやヨーグルト、飲み物など、いろいろなものに合わせられます。
まとめ
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普段なにげなく口にしているはちみつですが、これほどまでに古い歴史があったのですね。さまざまな味わいがあるので、好みのはちみつを見つけてみてください。