ガーデニング

スイセンの球根の植え方とおすすめの植え場所は?

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スイセンの花は、優しい印象で春に咲くと、嬉しいものですよね。早春を花と香りで楽しませてくれます。

そのスイセンの花は球根で育ちますので、球根の植え方やどんな所に植えたらいいのかを考えてみたいと思います。おすすめのスイセンの植え場所もご紹介します。

春にスイセンで香る庭を作ってみませんか。

スイセンの球根はいつ植える?

スイセンは、球根で育つ植物です。同じ春の球根植物チューリップよりも一足早く咲きます。春が来たと早く感じさせてくれますよね。

早春に花を咲かせるスイセンの球根は、秋に植えます。昔から日本で親しまれている「ニホンズイセン」は暖かい地方では11月~2月頃に咲くこともあります。「ニホンズイセン」の場合は、早く9月下旬~10月上旬までには植えるようにするのがコツです。

他のスイセンも10月に入ったら、早く球根を植えるのがおすすめです。寒くなって霜が降りる前に根をしっかり張ることができるようにしましょう。そうすることで、春になった際の成長がとてもよくなります。冬の前に根がしっかり張っておくことが大切です。

球根の詳しい植え方は

実際のスイセンの球根の植え方ですが、球根は小さいのですが、10cm~15cm程度、間を空けて植えます。大きな球根の場合には20cm程度間を空ければ大丈夫です。深さは6~10cm程に植え付けます。

また、庭植えの場合は、芽が出てきても苗をそのまま植えていて大丈夫です。スイセンの場合は、植え替える必要がありません。

鉢の場合は、球根を植える深さは少し浅く、数cmの深さに植え、球根の頭が少し出る位でも大丈夫です。準備する鉢の大きさは、普通の15cm~18cm程度の6号鉢程度の大きさの鉢を準備します。

品種によっても球根の大きさは変わりますが、「クチベニズイゼン」などの中程度の大きさの球根は、一鉢に、5球ほどを詰めて植えます。鉢には詰めて植えることで育った時に華やかなイメージになります。

ラッパズイセンのように球根が大きいと3球程度を一鉢に植えるといいと言われています。

庭に植える場合のおすすめの場所は

スイセンを庭に植える場合には、おすすめの場所は、日当たりのいい所がおすすめです。そして、粘土質の土などより、砂質の土壌を好みます。水はけのいい場所が最適の場所となります。

水はけが悪い土の場合は、土壌改良することも大切です。パーライトや軽石を混ぜて水はけを良くしてあげましょう。

スイセンの名所として知られるところも海岸の斜面などが多く、日当たりがよく、水はけもよい所が多くなっていますよね。

球根は日当たりのいい所で育った丸くて大きな球根がおすすめ

スイセンの球根は、丸くて大きな球根の方が良く花が咲いておすすめです。球根を購入する場合は、大きな球根を選びましょう。

自分で育てた場合も球根が大きく育っていれば、来年の花も咲いてくれることになります。

どうしたら、球根が大きく育つのかと言いますと、日が当たる場所で育てると大きくなります。もし、日陰で育った小さな球根を植えると葉っぱばかりで、花が咲かないということがよくありますので注意しましょう。

どうやら球根の大きさがスイセンの花を咲かせることと大きく関わってくるようです。球根に栄養がいっていないと花も咲かないこととなりますので注意しましょう。

球根のためにも肥料と水遣りには注意

また、球根を太らせようと、肥料をやりすぎても球根が腐ってしまうこともありますので、控えめにやるようにしましょう。

また、鉢で育てる場合には、鉢は地植えに比べて蒸れやすく水遣りは気を付けることが大切です。球根が腐ってしまうことがよくあります。特にスイセンは水はけのいい場所で育てるのがいいため、鉢で育てる場合には細心の注意が必要です。

球根を太らせるためにも水遣りと肥料は控えめにするように気を付けたいものです。

自分で育てたスイセンも分球などで増やして

自分で育てたスイセンを増やしていく場合には、夏に球根を掘り上げます。夏は休眠していますので掘り上げるのにいい時期です。

いくつも球根が付いていたら、分球して手で分けます。大きな球根しか成長して花を咲かせませんので、できるだけ大きな球根を目指しましょう。

大きな球根を日当たりと水はけ良く育てるのがコツ

いかがでしょうか。スイセンは、かわいらしい小さな球根から育てることができます。ただできるならば、大きな球根を植えるとことで、花も良く咲くようになります。

また、寒さには強いのですが、寒くなる前にしっかり根を張るようにし、球根を早めに植えるのもおすすめです。

植え場所はというと、日当たりと水はけのいい場所がおすすめです。砂質の土壌の所などが最適の場所と言え、水はけのいい土に土壌改良することも大切です。

よく日に当てながら、水遣りと肥料を控えて、来年に向けて大きな球根になるように育ててみましょう。できるだけ大きな球根に育てて来年もしっかりと花を咲かせたいですね。

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