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サンスベリアの育て方で気を付けることは?

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サンスベリア(トラノオ)は観葉植物として人気で、育ててみたいと思っている人や実際に育てている人も多いでしょう。空気を清浄化する機能があるなどと言われることもあって人気です。丈夫で育てやすいサンスベリアですが、たまに葉が枯れてしまったという話も聞きます。

ここでは、サンスベリアの育て方について気を付けるポイントをご紹介します。

サンスベリアってどんな植物?

サンスベリア(トラノオ)とは、元々どんな植物なのでしょうか。葉っぱが虎の尾のように模様が入っていて平たくて太い葉をしているのが特徴的な観葉植物です。まっすぐに葉だけが上に伸びている姿がとてもきれいな観葉植物と言えます。

アフリカの乾燥地帯が原産地で、葉は平たいのですが肉厚な特徴的な姿をしています。そのため乾燥には強い性格をしている実は多肉植物です。蒸れには弱く日本の高温多湿には注意も必要で、風通しのいい所で育てることもコツです。日陰の室内でも大丈夫なのですが、できれば日光の当たる場所で育てた方が元気にきれいに育つサンスベリアです。

サンスベリアの育て方で注意をするポイントは?

サンスベリアの育て方で注意をするポイントを挙げたいと思いますが、育てる上では通気性も大事です。日陰でも育ちますが風通しのいい所で育てましょう。

また、葉はあまり枯れないのですが、たまに枯れる原因は、気温が5度以下に低い場合と過湿で水を遣りすぎの場合などです。葉が枯れた時は水の遣りすぎをまず考えてみましょう。葉が黄色くなって突然取れてしまいますので気を付けましょう。

まず一番注意すべきは冬の水遣りです。冬は低温に弱いので室内で育てますが、水は一切遣らないのがコツです。冬に水を遣ることで根腐れになりますので注意しましょう。たまに冬の暖房の風が原因で乾燥しすぎて枯れることがあります。冬の暖房などで乾燥しすぎている場合には少し水を遣っても大丈夫なこともありますが、ただ、一般的には水遣りをやめて様子を見るのがポイントです。

水遣りもあまり遣っていないのに枯れた場合は?

水遣りもほとんどやっていないのに枯れた場合は、日照不足も考えられます。日陰でも育ちますが、たまには日に当ててあげることが大切です。日の当たらない室内でずっと育てていくといつの間にか枯れてしまうことがあります。いくら日陰に強いと言っても日に当てることは忘れないでおくのもポイントです。

どんなサンスベリアが元気な状態?

サンスベリアを気を付けて丈夫に育てるためには、どんなサンスベリアが元気な状態なのかをまず知っておくことも大切です。サンスベリアが元気な状態とはどんな状態なのでしょうか。独特なスタイルをしているサンスベリアならではのチェック方法があります。

まず、サンスベリアは葉っぱの色がはっきりした元気な色が特徴です。その色が色褪せてきたら注意です。また虎の尾のような模様もくっきりと見えなくなってきます。ピンと張った艶のある葉が上を向いていて、色や模様もはっきりしている時は元気でしょう。

他に葉っぱに縦にしわがよってきた場合は水不足のサインです。しわがよってからでも遅くありませんので水遣りをしてみましょう。通常は、乾燥に強いのですが、暖房などによる周りの環境によって乾燥しすぎて水不足の可能性もあります。その時は水を遣って様子を見ましょう。

サンスベリアが枯れそうな時はどうする?

サンスベリアが枯れそうな緊急事態はどうしたらいいでしょうか。枯れる前に葉挿しや株分けで増やすという方法を取ることができます。枯れていない元気な部分の葉だけを挿す葉挿しや株分けで増やすことができます。

株分けで増やした方が斑入りの模様などがそのまま残った状態でサンスベリアを増やすことができるため、どちらかというとおすすめです。株分けの場合の注意点もご紹介しておきます。

株分けの場合の注意点は?

株分けの場合は、そのまま分けて植えても腐ることが多くなります。株分けして切った切り口を乾燥させることがサンスベリアの場合は大切です。日陰で乾燥させてから植えるように注意しましょう。

葉挿しの場合も同じです。葉挿しは葉っぱを短く10cm程度に切って増やすことができるので簡単なのですが、そのまま挿しても腐ってしまい注意が必要です。こちらも日陰で風に当ててから乾燥させて植えましょう。その際に、葉の上下を間違えないで挿すことが大切です。短く切っているのでどちらが上かわからなくなりますので十分気を付けましょう。

そして、挿してから3ヶ月ほどはかかりますので、最初は水を遣らず土が乾いたら遣る方法で葉挿しから根が出て芽がわかるまで見守っていきましょう。

サンスベリアの育て方は簡単?

こうして見てきますと、サンスベリアについては、育て方は簡単ですが、気を付けるポイントもいくつかあります。多肉植物と言う特徴をよく理解しておくことも必要です。乾燥には強いのですが、蒸れや根腐れに弱いこと、そして冬に水を遣ると根腐れで葉が枯れることもあることなど気を付けることもあります。冬の暖房による乾燥しすぎにも気を付けましょう。

枯れて増やす場合も葉挿しや株分けできますが、その際も乾燥させてから行うことが必要です。そうしたポイントを押さえることでサンスベリアを丈夫に育てることができます。そして、日光にも当てることで元気なサンスベリアを育ててみましょう。

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