最近の観葉植物はどんなものが人気？

定番の人気は、やはりパキラやベンジャミン、アレカヤシやユッカ、ドラセナ、ポトスやアイビーなどでしょうか。それぞれ葉っぱの雰囲気が異なりますので、好みが分かれますが、多くの人に愛されていますよね。

パキラやベンジャミン、アレカヤシなどは、爽やかでモダンな雰囲気を感じさせますよね。ユッカやドラセナなどは、力強い南国的な雰囲気も感じさせます。耐陰性が強いユッカ、乾燥気味に育てるドラセナなどは、初心者でも育てやすい植物と言えそうです。

ポトスやアイビーは、小さな観葉植物を垂らして育てたい、ハンギングプランターで育てたいなどという人にはおすすめですね。玄関やキッチン、洗面所、キッチンと言った狭い所に置いても育てやすい観葉植物でしょう。

最近の人気の観葉植物というと、葉っぱや幹などに個性があふれた観葉植物が人気となっています。モンステラやウンベラータなどは、とても大きな葉っぱが特徴の観葉植物です。

他にも、ガジュマルなど根元がぷっくらとした個性的な特徴を持つものもよく売られるようになりましたよね。

また、最近人気の観葉植物たちには、南国的で、エキゾチックな雰囲気を持ったものも多い印象を受けます。それぞれの魅力や育て方などをご紹介したいと思います。

モンステラは、葉っぱが大きくて、切れ込みが大きな点が特徴ですよね。ハワイの雑貨などによくデザインされていて、知られていますよね。モンステラは、成長が早いので、水遣りをしっかりし、肥料を成長期の春から夏に与えることで大きく育ちます。

大きな葉っぱが間延びしないようにするには、直射日光は苦手ですが、よく日に当てるようにするのがコツです。部屋のシンボル的な観葉植物が必要な時にモンステラはおすすめです。玄関やリビング、寝室にモンステラを置いて寛ぐのも、おしゃれです。

ウンベラータは、大きな葉っぱがかわいくて人気です。大きな葉っぱがハート形になっているのが特徴的で、「健やか」や「永久の幸せ」などといった花言葉もあり、贈り物にもいい観葉植物となっています。

湿度の高い所を好むウンベラータで、葉水をしながら、育てるのがコツです。ただし、土は水はけのいい土にしましょう。

こちらも直射日光はよくありませんが、日光に当てながら育てるのがおすすめです。大きな葉っぱをしっかり鑑賞することができ、なんだか癒される気分になるのがウンベラータです。リビングやキッチンに爽やかに置いてみたいですね。

ガジュマルというと、沖縄などの画像で見かける個性的な雰囲気が特徴ですよね。気根が伸びて垂れさがり、根元のぷっくりと膨らんだ幹が魅力的です。精霊が宿る樹として、沖縄では貴重なものとされているガジュマルの木は、とても神秘的な魅力を持っています。

そうした神秘的な魅力が今人気の秘密と言えるのではないでしょうか。太い幹のものを見つけて個性的に育てたい観賞植物のガジュマルです。

日光を好むガジュマルは、日当たりのいい場所に置いて育てるのがコツです。ベランダや南向きのリビングなどに置くのもおすすめです。個性的な風貌のガジュマルを育ててみるといいでしょう。

実は、こうした人気のある観葉植物のベンジャミンやガジュマル、ウンベラータもゴムの木と一緒の仲間のフィクス属です。ベンジャミンやガジュマル、ウンベラータもそう言えば、枝を切った時に白いベタベタとした樹液が出るのが共通した特徴ですよね。ゴムの木の特徴ということでしょうか。

古くから人気のゴムの木ですが、このゴムの木の仲間が今もたくさんあって、人気となっていると言えます。従来のゴムの木よりも少し明るい小さめの葉っぱが人気となっています。

特に、最近人気なのが、楕円形の葉の形と葉脈がはっきりしていて美しい「ベンガルボダイジュ」や「ベンガルゴム」と呼ばれている観葉植物です。幹もまっすぐでなく、曲がりくねったような雰囲気のある幹に可愛らしいおしゃれな葉っぱが付いています。インテリア性が高くて人気です。

また、「アルテシーマ・バリエガタ（アルテシーマ）」などもよく購入されています。艶やかな色鮮やかな葉っぱをしていて、日光に当てると発色がよくなります。

こうしたゴムの木の仲間たちを見ていると、葉っぱがはっきりとした印象が強いですよね。昔も今も種類は違えども、ゴムの木の仲間には葉っぱに魅力があって、人気となっているものが多くあるようです。

観葉植物は、育てやすいものも人気ですが、最近では特に個性的なものがとても人気となっています。葉っぱが大きなものや雰囲気があるものが好評です。

日陰でも育つという観葉植物も多いのですが、できればよく日に当てながら元気な葉っぱを育てて鑑賞したいものですね。部屋にスペースがあれば、人気のモンステラやウンベラータなども大きく育ててみたいものです。