ビーズ

海外クリエイターさん発!ビーズアクセサリー作り方

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小さいビーズが複雑に配置されたビーズアクセサリーは細かくて時間がかかりそうなイメージがあります。
そこで、初心者さんにも始めやすい海外のクリエイターさんの作る『簡単でも見栄えする』レシピを集めてみました。写真や動画で作り方が詳しく載っているものに厳選しています。作成過程で必要な道具も書き出していますので参考にしてください。

筆者も作ってみたのでその感想と注意点やコツ、実際の作成時間なども併せてご紹介します。

ビーズとワイヤーの指輪

DIY Bead & Wire Stacked Rings: Jewelry Tutorial
https://www.youtube.com/watch?v=wnOams2devU

ワイヤー(針金)とビーズでつくる指輪です。とてもシンプルな構造で、ビーズ初心者さんにも挑戦しやすい作り方です。写真のように数種類を重ね付けするとよりかわいらしくなります。シルバーワイヤーを使用しているので、合成金属に敏感な人でも安心ですね。

【必要な道具】
・シルバーワイヤー0.4mm(26ゲージ)
・シルバーワイヤー0.8mm(20ゲージ)
・ビーズ
・芯棒(芯棒がない場合はペンやマスカラのケースなどで代用できます。)
・ニッパー
・丸ヤットコ

実際に作ってみた感想
作成時間6分でできました。作る際のポイントとしてはワイヤーの切断部分をきれいに処理することです。鋭い切断部分が指の間に集中するのでこの作業はしっかりしましょう。ニッパーで短く切った後にやすりで削ると万が一引掻いても傷つきません。お子さんと一緒のデザインを作ってお揃いにしてもいいですね。

ボヘミアンフープピアス

Bohemian beaded hoop earrings
https://madeinaday.com/beachy-bohemian-beaded-hoop-earrings/

種類の違うビーズがたくさんある場合にはボヘミアン風のデザインはいかがでしょうか。ピッタリと隣り合う小さいビーズの出来栄えに満足します。このピアスは裏部分にワイヤーの端が来るので、付けたときに表が外側に来るように意識しながら作りましょう。

【必要な道具】
・グラスビーズ4種(ホワイト・ブルー・レッド・ブラウン)
・メタルビーズ(ゴールド)
・フープピアス(カン付き)
・フックピアス
・0.8mmワイヤー(20ゲージ)

実際に作ってみた感想
片耳作業時間10分ほどでできました。土台となるピアスはカン付きのものを使いましょう。直接ピアスホールに付けるタイプのフープピアスで代用してみたところ、動きが出ないのでピアスの裏部分が目立ってしまいました。360℃どの角度から見ても表が確認できるよう、カン付きタイプを選び、フックピアスとつなげて作りましょう。

シンプルターコイズネックレス

DIY SIMPLE TURQUOISE NECKLACES
https://www.thecraftedsparrow.com/2014/02/DIY-simple-turquoise-necklaces.html

ターコイズを主役にしたネックレスです。組み合わせて作るより、ビーズ一粒一粒にフォーカスをあてたいときに栄えるデザインです。ターコイズ以外にローズクォーツやパールなどの誕生石は存在感のあるビーズなのでこのデザインに向いているでしょう。

【必要な道具】
・ターコイズビーズ
・ゴールドチェーン
・ゴールドワイヤー0.8mm(20ゲージ)
・ゴールドロブスターフック(カニカン)、もしくは引き輪
・プレート(留め具・板ダルマ)
・丸カン(ジャンプリング)

実際に作ってみた感想
作業時間8分ほどでできます。ビーズワイヤーの両端を巻いて留め、丸カンでチェーンにつなぐだけなので簡単です。先ほどのビーズとワイヤーの指輪とデザインを揃えたかったので、サイズの違う同じ種類のビーズを使いました。こうしてお揃いのデザインを作れるのもハンドメイドの醍醐味です。

ゴールドビーズのフープピアス

Anthropology knock off earring tutorial
http://www.mygirlishwhims.com/2012/06/anthropology-knock-off-earring-tutorial.html

ゴールドが美しい煌めきを放つピアス。ワイヤーそのものの形ではなくハンマーで平たく加工するひと手間がワンランク上の仕上がりにしています。シンプルながらゴージャスなデザインです。

【必要な道具】
・16ゲージワイヤー(約1.6mm)
・24ゲージワイヤー(約0.5mm)
・4mmグラスビーズ
・ハンマー
・鋼台
・ニッパー
・丸ヤットコ
・平ヤットコ

実際に作ってみた感想
片耳19分で作成できました。土台となるワイヤーはハンマーでたたきつけるので完全に形作らなくても良い点が初心者さん向きといえます。一番時間がかかったのがビーズを巻き付ける作業です。小さいビーズより大きいビーズの方が巻きやすく、見栄えもよいでしょう。あまり大きすぎるとビーズとビーズの隙間が目立ちます。オリジナルのレシピでも使っている4?のビーズを基準にして、自分の好みにアレンジしてみましょう。

ネイティブアメリカン風ピアス

How to make Native American Style Earrings (tutorial)
https://www.youtube.com/watch?v=EFytd-mfr-U

ネイティブアメリカン風の細かい柄が特徴的なピアス。ビーズを組み合わせて作るこの細かい作業こそ、ビーズアクセサリーの楽しいところ。ビーズの色味を抑えたり、マットなビーズを選ぶことでネイティブアメリカン以外のデザインも表現できます。説明なしの動画ですが、全工程が分かりやすく写っているのでとても分かりやすいです。

【必要な道具】
・ビーズ2色
・ビーズ専用ナイロン糸
・ビーズ用針
・フックピアス

実際に作ってみた感想
オリジナルは9列ですが、もう少し幅を狭くしたかったので7列で作成してみました。少し小さいですが、片耳40分ほどでできました。両耳で1時間半ほどでできます。最初に3粒のビーズで作る部分には4回、多くて5回ほど糸を通すので、穴が広いビーズの個体を選ぶようにしましょう。複雑に見えますが、作り始めると同じ工程の繰り返しなので模様ができていく様がすぐに楽しめます。ネイティブ風のデザインが少し複雑に感じる場合にはビーズの色を2色に抑えてシンプルな仕上がりにしても良いですね。

監修:ポピー
刺繍を機に手芸に目覚める。『作れそうなものは作ってみる』という精神でUVレジン、プラバン、裁縫、編み物、ビーズ、ミニ革細工、ドールハウスやミニ家具などの簡単木工DIYを浅く広く探求して15年。複数の手芸を掛け合わせたり素材を組み合わせながら自宅を飾っていくのが趣味。
海外のDIYトレンドを参考にすることも多い。日本と欧米の手芸における常識やテクニックの違いなどを検証しつつ多くの方法を共有していく。
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