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葉っぱから芽?育て方が気になる「マザーリーフ」を知っていますか?

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マザーリーフ」という植物を知っていますか?なんと葉っぱから芽が出てくる不思議な植物です。葉から芽が出て葉っぱが芽を育てる母のような存在になるということで「マザーリーフ」と呼ばれています。「ミラクルリーフ」などと呼ばれるなどとても不思議な生態です。

また、たくさんの芽が出ますのでその光景から「幸せのリーフ」などと珍重されることもあります。そんな「マザーリーフ」の育て方が気になります。生態とともに見ていきませんか。

「マザーリーフ」はこんなに不思議!

マザーリーフは、正式には「セイロンベンケイソウ(ベンケイソウ科)」という植物で、南アジアや東南アジア原産の亜熱帯性植物です。日本でも小笠原諸島や南西諸島に行けば見ることができます。20度以上の暖かい所で育ち乾燥にも強く、大きくなるとなんと1m以上にもなると言われています。

実際にマザーリーフを見ると、葉の周りから小さな目がニョキニョキと出る様子は、とても面白くて、マザーリーフの育て方もとても不思議です。その育て方も気になりますよね。

葉っぱを水に浸しておくと育つ?

マザーリーフの育て方ですが、葉を水に浸すだけで、1週間で根が出て2週間すると葉の周りに芽がたくさん出てきます。この間、毎日水を換えてあげるようにしましょう。マザーリーフのこの最初に水で育てるという育て方がとても楽しみです。葉っぱを水に浮かべるだけで待っていると芽が出ますので清潔な水で育てて楽しんでみましょう。

その後、芽が3cmほどに大きくなったら土に植えて育てるのがおすすめです。順調に育てることができれば大きく育ちますので試してみたいですね。

葉から芽が出たらどう育てる?育て方が気になる「マザーリーフ」

そして、葉っぱから芽が出たら、芽だけを根を傷つけないように取り外してあげるのも特徴的な育て方です。赤玉土(小粒)5:腐葉土3:軽石などの配合の水はけのいい土に植えましょう。

マザーリーフは亜熱帯の植物ですので、20度以上の気温を目指し、冬でも10度以下にならないように育てることも大切です。寒くならないように室内の鉢でも育てることができ、窓辺の日当たりのいい暖かい所に置いて育てましょう。暖かい地方の屋外ならば半日陰などに植えるのがおすすめです。

マザーリーフの生長の仕方も面白い!

また、マザーリーフの生長の仕方も面白く、小さくて丸い葉っぱが光の方を向いて伸びていきます。室内に置くと、光を求めて葉が丸まったように育っていき、見ているだけでも可愛くて楽しいでしょう。

小さな葉に特徴があるマザーリーフですが、強い風に当たると葉っぱが落ちてしまいますので屋外で育てている場合は気を付けることも必要です。あまり風の当たらない場所に移動してあげることも時には大切です。

マザーリーフはどこで買える?

そんな不思議なマザーリーフですが、どこで買えるのでしょうか。実は人気があって、今では様々な場所で購入できます。ホームセンターや雑貨店、100円ショップでも1枚の葉っぱで売られています。園芸店に行くと、株で売られていますので、それを鉢などで育てるのもいいでしょう。

せっかくならば、葉っぱから育てるのが面白いので、葉から増やしてみるのもいいでしょう。4月~6月頃の春か9月~10月頃の秋に葉っぱから育てるのが向いています。気候がいい時期に試してみませんか。

マザーリーフには花が咲く?

また、マザーリーフには花が咲きます。「幻の花」と言われてなかなかいい条件が揃わないと咲かないのですが、せっかくマザーリーフを育てるならば花にも挑戦してみたいですね。

マザーリーフは、暖かい場所で育てた場合には成長も早く数年で花を咲かせるようになります。花は、冬から春に咲き、花の色もその間に変わるとも言われています。とても貴重な珍しい花で、日照時間や水分、温度管理を上手にしないと咲いてくれません。そのために「幻の花」となっています。

マザーリーフの花は、冬から咲き、花を咲かせるためには、やはり温度管理がどうしても必要です。気温が10度から低くならないように気を付けないと花芽も付けません。それに加えて、日照時間や水分の管理も大切です。冬ですのであまり水を遣りすぎても咲きませんし、日が短くなって日照時間が短くなったことを感じさせることも必須です。

暖かいように室内で育てる場合に、夜も照明が当たっているなどして日照時間が長くならないように注意をすることも重要です。

マザーリーフの不思議を感じながら育ててみませんか?

いかがでしょう。マザーリーフは、水に浮かべた葉っぱから芽が出て、その小さな芽をもとに育てるというとても不思議な植物です。そして、その小さな芽からたくさん増やして育てることもできます。上手く行けば、花も咲かせることができます。亜熱帯植物ということに気を付けて、温度管理をしながら大事に育ててみてはいかがでしょうか。

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