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東京を代表する観光名所「東京タワー」とその周辺の観光スポット5選

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日本の首都東京は観光都市でもあります。
その中でも古くから観光名所となっているのが「東京タワー」です。
スカイツリーができて新たな観光名所となっても東京タワーは変わらぬ人気を誇っています。
そこでここでは東京タワーとその周辺の観光スポットを紹介していきたいと思います。

1、東京タワー

1958年に開業して60年が経つ東京のシンボルタワー、それが東京タワーです。
レジャースポットとしても人気で一日中遊ぶことができるのも人気の秘訣となっています。
現在でも年間来場者数300万人を数え、東京の代表的観光地であることは間違いありません。
大展望台の1階には展望カフェやステージが設置され、ゆったりとしながら眺望を味わうことができます。
大展望台2階は落ち着いた雰囲気の360度見渡すことができる展望台となっています。
また、この階にはパワースポットとして人気の「タワー大神宮」が設置されています。
これはタワーに集まるパワーを充填できるというもので、パワースポットをめぐっている人からも大人気となっています。
約1万個のスワロフスキー・エレメントが装飾された東京タワー型オブジェ「もう一つのダイヤモンドヴェール~ラヴァーズ・パワースポット」が設置されているのもこの階です。
さらに上部には特別展望台があります。
こちらはコンセプトが「東京上空の幻想的な宇宙空間」というもので、近未来的な作りとなっています。
これらの大展望台は3台のエレベーターで結ばれており、それぞれ「UFO」「UNIVERSE」「光のルービック・キューブ」というテーマが設定されています。
エレベーターを使わずに階段で登ることもできます。
600段の階段は子供でも利用できるのでこちらを試してみるのも良いでしょう。

2、愛宕神社

江戸時代、江戸の町はとにかく火事が多い町でした。
そこで1603年、徳川家康の命令により愛宕山の山頂に「防火の神様」として祀られたのが愛宕神社です。
現在はオフィス街にあることもあって、都会の中のオアシス的な存在としても人気となっています。
主祭神として「火産霊命」が祀られており防火にご利益があるのですが、それだけでなく「水の神・罔象女命」「山の神・大山祇命」「武徳の神・日本武尊」「将軍地蔵尊」「普賢大菩薩」が祀られていることから「水難」「商売繁盛」「立身出世」に大きなご利益があるとされています。
山頂へ続く石段は「出世の階段」「男坂」とも呼ばれており、登るという行為自体にご利益があるとされています。
こちらの階段は江戸時代初期に江戸幕府三代将軍徳川家光の一行が通りかかった際に、石段の上の梅の枝を取ってくるように家臣たちに命じたところ四国丸亀藩の家臣であった「曲垣平九郎」が見事に馬で石段を駆け上がったというエピソードがあります。
このことによって曲垣平九郎は「日本一の馬術名人」の称号を得たことから、こちらの石段は「出世」にご利益があるとされるのです。

3、増上寺

増上寺は1393年に浄土宗第八祖酉誉聖聰上人によって開かれたとされています。
1470年には勅願所に任じられ、関東地域の浄土宗の重要な拠点として発展していきました。
安土桃山時代には徳川家康が関東の地を治めるようになり、家康は徳川家の菩提寺として増上寺を選びました。
江戸時代は隆盛を極め、広大な敷地に120以上の堂宇があったとされています。
増上寺には二代将軍秀忠、六代将軍家宣、七代将軍家継、九代将軍家重、十二代将軍家慶、十四代将軍家茂の6人の墓所が設けられています。
また、墓所にはそれぞれの正室と側室の墓も含まれています。
ここでは「黒本尊」が観光客の目を集めています。
これは恵心僧都源信の作とも伝えられる阿弥陀如来像で、徳川家康は深く崇拝して戦の際に陣中に奉持して勝利を祈願したと言われています。
その後、増上寺に奉納されてからは「勝負運」「災難除け」の強いご利益を持つ仏として広く人々に崇められてきました。
「黒本尊」という名前は、人々の悪事や災難を一身に受け止めたために御鉢が黒くなったからだとも、長い年月のあいだ香煙を近くで焚かれたことで黒ずんだからだとも言われています。
また、寺の正面の門として人々が目にする「三解脱門」は1622年に建立されたもので、国の重要文化財に指定されています。
これは人が持つ3つの煩悩「むさぼり、怒り、愚かさ」を解脱するという門を意味します。

4、芝公園

東京タワーのすぐ近くに広がるのは1873年に作られた芝公園です。
園内には古墳時代の遺跡や数百年の樹齢を重ねる樹木など歴史を感じさせるものが多い、日本でも最古の公園の一つです。
1902年には園内に運動器具が設置されていきます。
大正時代には陸上競技場やテニス場、プールなども設置されていきました。
もともとは増上寺などもすべて含む広大な敷地でしたが、現在は増上寺の境内部分や、中心のホテルなどがある区域は除外されているために「ドーナツ型」の珍しい形となっています。
春先には「梅まつり」が行われますし、ケヤキ、イチョウ、クスノキなどの木々が四季折々の美しさを楽しませてくれます。

5、NHK放送博物館

1956年に世界で初めての放送専門の博物館として開かれました。
館内には1925年にはじまったラジオ放送や、その後のテレビ放送、デジタル放送などの紹介や大河ドラマ、朝の連続ドラマ、紅白歌合戦で使用された道具や衣装などが展示されています。
体験コーナーではニュース番組のセットが組まれたところでアナウンサーのようにニュースを読むこともできます。
また、定期的にイベントが行われており、特に「200インチ大型スクリーン」と「22.2マルチチャンネル」によって行われる「8Kスーパーハイビジョン」のイベントは大人気となっています。
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