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ノルウェー、ブリッゲンでカラフルな街並みを楽しみ、トロール人形をお土産に

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ノルウェーで首都オスロに次ぐ第二の都市、ベルゲン。そのベルゲンのブリッゲン地区には、三角屋根の可愛い木造の建物が並んでいます。今回はこのブリッゲンのカラフルな街並みと、ノルウェー土産にピッタリのトロール人形をご紹介します。

ノルウェイ第二の都市ベルゲンの歴史

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ノルウェーの都市ベルゲンはフィヨルド観光で知られ、夏のシーズンには多くの旅行者で賑わいます。ベルゲンは暖流の影響を受けて冬でも海面が凍らない不凍港のため、中世の頃から港町として栄えました。13世紀にはノルウェーの首都となり、北海・バルト海沿岸を13世紀から16世紀にかけて支配したハンザ同盟にも加盟。名産である干ダラ取引の中心地として、発展を遂げました。

ブリッゲン地区のカラフルな街並み

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当時、ベルゲンの中心地であった場所がブリッゲン地区です。今も港に並ぶ木造家屋61棟は、商人の事務所や商館、宿泊地として使用されていました。切妻屋根のカラフルな建物はまるで絵本の世界から飛び出してきたよう。ハンザ同盟の名残を残す町並みとして、1979年にはユネスコの世界遺産に登録されました。 ブリッゲンの建物は細長く、奥行のある造りになっています。ひさしが張り出しているのは、商品である干ダラが濡れないようにするためだったとか。また建物に取り付けられた滑車を使って、2階や3階まで干ダラを運び上げていたといいます。可愛らしい建物ですが、非常に機能的な造りになっていたのです。

レストランやカフェ、ギャラリーなどに

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ブリッゲンの建物は何度も火災で消失しましたが、そのたびに復元されてきました。現在はレストランやカフェ、ショップ、ギャラリーなどとして利用されています。建物の間には狭い路地があり、入っていくと中世の雰囲気が感じられる迷路のような空間が広がっています。路地にもお店がたくさんあるので、北欧雑貨やアクセサリー、お土産などを探すと楽しそうですね。

トロール人形とは

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ノルウェーのお土産といえば、まず挙がるのが「トロール」人形。トロール、別名トロルはノルウェーをはじめとする北欧の伝説に登場する妖精です。ギョロリとした目に大きな鼻、逆だった髪が特徴で、いたずら好きな小人としてよく描かれます。一見不気味な感じもしますが、表情に愛嬌があって見慣れてくるとなんともいえずチャーミングです。

まとめ

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ブリッゲンは古くから続く味わい深い街です。散策の際には、カラフルな街並みはもちろん、その歴史にも思いを馳せたいですね。お土産にトロール人形もお忘れなく。
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