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編み図付き!かぎ編みのヘッドバンドの編み方

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編み図付き!かぎ編みのヘッドバンドの編み方

寒い季節になってきたら編み物がしたくなりますね。今回は耳当てとしても使える、ヘッドバンドの作り方です。
パパっと編める模様編みを2種類ご紹介します。どちらも長編みをただひたすら編むだけです。細編みだと時間がかかってしまうものも、長編みだとサクサク進められるので、家事や仕事の合間のリラックスタイムでもサクッとできちゃいます。

まずは模様編みに使う『長編み1目交差』と『長編み二目一度』の方法を見ていきましょう。

【長編み1目交差】

一つ飛ばした編み目に長編みを一つ編みます。先ほど飛ばした編み目に戻って、そのまま長編みを一つ編みます。長編み部分は交差していますが、頭の方は順序良くならんでいるので、次の段も分かりやすいです。 
参考動画【https://www.youtube.com/watch?v=2k20WT0FB5s

【長編み2目一度】

二目に渡って最後の仕上げを一度にし、二目を一目にするものです。減らし目としてよく使われる編み目です。動画のように長編み2目一度を作った後に、くさり編みを一目編みます。
今回は模様編みにつかうので、目の数は減らしません。

参考動画【https://www.youtube.com/watch?v=-gHh-iKS22E

ヘッドバンドのサイズ

頭のサイズを測り、頭囲のサイズより3~5cm小さめの長さを基準に作ります。1歳半ごろの年齢の赤ちゃん用に作るときには緩めに作りましょう。かぎ編みは使っていくうちに若干伸びるのでピッタリサイズだと段々大きくなっていきます。
以下に年齢別のサイズの例を挙げました。カッコ内は一般的な頭囲のサイズです。

・ヘッドバンドサイズ(頭のサイズ)
0~3ヶ月:28~30.5cm(33~38cm)
3~6ヶ月:33~35.5cm(38~43cm)
6~12ヶ月:38~43cm(40.5~48cm)
幼児:40.5~46cm(46~48cm)
子供:43~48cm(48~52cm)
ティーン:46~53cm(52~58.5cm)
大人:50~56cm(53~61cm)

ヘッドバンドの作り方

編み図と一緒にご参照ください。

・かぎ針(5mm/9号)
・毛糸(並太)

【長編み交差あみのヘッドバンド】
作り目60目を作ります。
1段目:立ち上がりのくさり編みを3目編んで、5番目の裏山から長編みを編みます。
2段目(A):立ち上がりのくさり編みを3目編んで、長編みを最後まであみます。
3段目(B):立ち上がり3目編んで、長編みを一つ編みます。交差編みを58目までします。59、60目は長編みを2目。
4段目:(A)を同じく編みます。
5段目:(B)を編みます。
6、7段目:(A)
約54分45秒で作成できました。交差編みに若干時間がかかるものの、慣れれば1時間弱でできます。

【長編み二目一度のヘッドバンド】
1段目:立ち上がりのくさり編みを3目編んで、5番目の裏山から長編みを編みます。
2段目:(A)
3段目(C):立ち上がりくさり3目編んで、長編みを一目編みます。長編み二目一度、くさり編み1目を交互に編んで、最後の目は長編みで終わります。
4段目:(A)
5段目:(C)
6、7段目:(A)
約45分で編めました。リズムをつかめばとてもとても簡単に編めます。

次は閉じ方を見ていきましょう。

閉じ方

閉じ方は主に3種類あります。

・両端を留める。
スタンダードな方法です。作り方の中でも紹介していますが、糸端を専用針で縫い合わせていく方法(はぎ)と、引き抜き編みを施す方法(とじ)があります。どちらも目立たないようにつなげますが、どうしても境目は分かってしまいます。頭の後ろに配置するか、飾りなどをつけて境目を隠しましょう。

・ねじって留める(インフィニティ―)
片方の端を裏に返してもう片方の端と閉じます。ねじれている部分がデザインの決め手にもなります。

・重ねて留める
長めの目を編んで、頭囲に合わせて重なるところを留めます。

・両端にゴムをつける
両端を輪にしたヘアゴムに付けます。ワンサイズにしたいときや短めにサクッと編みたいときに向いています。1段目と7段目をカットして、バンドを細くすると華奢で女性らしい仕上がりになりますよ。

アレンジ

どれも両端を縫い合わせて作ったものです。アレンジの仕方でそれぞれ雰囲気の違うものに。

・中心部分をゴムのように絞る(グレー)
終わりの糸端で最初の糸端の部分まで糸で縫い合わせます。編みはじめと編み終わりの糸端を結びます。長い方の糸端でつないだ境い目に波縫いのように端糸をくぐらせます。最後に糸を引っ張って絞り、もう片方の糸端とかた結びをします。端処理をして完成です。

・リボンをつける(イエロー)
長編みで12目9段の長方形を編みます。中心部分を毛糸でグルグル巻きにして、裏に糸端を処理します。簡単なリボンができます。

・中心部分をつまんで、留める(白)
毛糸でバンドを包めるくらいの大きさの正方形を編み、編み目に固定するだけです。太めのバンドはリボンのようにも見えて完成度もアップします。細めではすっきりしながらも丁度よいアクセントにもなります。
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