ガーデニング

エビデンドラムの爽やかなフラワーアレンジメント制作講座

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フラワーアーティストの永塚慎一氏によるHow to動画、『月刊フローリスト』より、桔梗のリーフとエビデンドラムという花を使ったフラワーアレンジメントの紹介です。

リーフはアレンジメントに動きを与えます。今回はいかにしなやかなラインをつけていくかがテーマです。

【花材】
エビデンドラム(アニバーサリー)×三色
桔梗(リーフ)
アルストロメリア(薄紫)
・オブリザタム(黄色)
アネモネラナン(グリーン)
・ニレラの実

左がアネモネラナン、右がニレラの実です。花材の紹介が住んだところで、お手本のアレンジメントが始まります。

まずエビエンドラムを挿してください。高さは同じにせず、三本すべてを違う高さにしましょう。

続いて取り出したのが桔梗のリーフです。丸めて、ホッチキスで留めた状態にし、根本部分に挿します。このようにして丸めた桔梗を使いますが、単調さを避けるため、いくらかアップダウンをつけてアレンジしてください。

丸めた桔梗であらかた根元を固めたら、今度は流していきます。ここでいう流しとは、丸めることなく、長いまま使用する、という意味です。

桔梗のリーフは特徴的で中々に目立つ色と形をしています。その為、アレンジに向いた植物です。

今回のアレンジはほぼ桔梗の形状で決定しました。しなやかに丸くしたりカールさせたりすることで、アレンジが決定づけられます。桔梗のリーフがアレンジの動きを形作っているのです。

リーフの作り方こそが、アレンジにおける最大のテクニックであり、リーフによってアレンジの印象が強くつけられると永塚氏は言います。

あらかたラインが出来たところで、ニレラの実とアネモネナランをアレンジに加えます。カールしたリーフの中に隠すかのごとく、低く入れてください。無論、すべてを隠すように入れず、少し飛び出させるくらいはOKです。

続いてアルストロメリアを、一番深く挿し込んだエビデンドラム桔梗の間くらいの高さに挿し込みます。バランスよく挿してください。鬱陶しくない程度に、5、6本くらいがいいでしょう。

続いてオブリザタムを使います。この黄色く小さな花をつけた植物も、しなやかなラインを作り出せますので、これを入れれば、しなやかなフラワーアレンジメントの完成です。

オブリザタムも桔梗も共にしなやかさを生み出す植物ですが、それぞれの特徴があります。なので、しなやかプラスしなやかということになっても決して美観が損なわれることはありません。

何故しなやかにする必要があるのか。動きを持たせたりしなやかにすることで、アレンジメントが大きく見えるからです。また固くなく、ふわりと優しい雰囲気も作ることができます。

しなやかなラインのポイントはカーブです。美しいカーブを心がけて作ってくださいと、永塚氏は言います。

今回はしなやかで、見栄え好く何だか軽いフラワーアレンジメントが完成しました。

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