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びっくりするほど子供の写真がうまく撮れる3分テクニック

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写真を撮るに当たり、苦労をする被写体は多かれど、子供と動物は特に難しい部類に入ります。
花や物なら撮影者の方でどうにでも調整できますが、子供や動物は自分の意思で好き勝手に動くので撮影が難航するのです。これは撮影業界でよく言われることです。
今回は、小さい子供の写真をいかにして撮るかの紹介になります。
なかなか笑わない子も時にはいます。シャッターチャンスを逃してしまった人も多いでしょう。さっきまで笑っていたのにシャッターを押した途端に仏頂面になるのも「子供写真あるある」と言えます。
大人やある程度の年齢以下の子供には「写真で撮られる」ことに価値を見い出していないのも理由の一つです。そんな子供たちを、いかにカメラに収めるか。

遊んでいる子供たちを撮ったところ、こうなりました。顔がぶれている上に、笑顔ですらありません。「うん、構図自体はいいね」といったところでコメントに困る写真です。

子供、それも自然な表情を撮る時は、「ここがベストポジション!」と物や大人を撮る時と同じに考えてはいけません。
物は動かせますし、大人はある程度撮る側の要望を聞いてくれますが幼い子供がそうもいかないのは先のも述べたとおりです。
上の写真は遠巻きに子供を写しています。撮影側のことはまるで眼中にありません。
その方が自然な写真が撮れると思っても結果はご覧の通りなので、子供の自然な表情を切り取る為のテクニックをお教えします。

子供の自然な表情を撮るには、まず子供と同じ目線になることです。これだけでも生き生きとした写真が撮れます。
自然な表情をとらせるには、「あ、カメラだ」と意識させないことも大事です。意識をさせると緊張する子もいるので、ファインダーを覗かず、できれば話しかけるなどしてシャッターを押してください。

大分自然でかわいい写真が撮れます。しかしただ撮るだけでは完璧とは言えません。ここまで来たら構図にもこだわりたいものです。
カメラのレンズを広角に合わせて撮ると、子供の視線の先に空間を作ることができます。「この子は何を見て笑っているのだろうか」と写真に興味を持たせる、小さな被写体と大きなストーリーを感じさせる写真が撮れるでしょう。

子供は気まぐれで大人とも価値観が違うので、プロのモデルでもない限り「よく撮られよう」などとは思いません。
ベストショットを狙うなら、それこそ数打ちゃ当たる戦法でたくさん撮るのが一番です。不審がられることなく子供の話に付き合ったりしながらシャッターを切ると、いい一枚が撮れるでしょう。
子供の目線に合わせるのが何より一番です。そうすれば子供は安心しますし、とびっきりのいい笑顔も見せてくれるでしょう。

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