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ガザニアの育て方

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植物名:ガザニア

学名:Gazania
英名:Gazania、Treasure flower
和名:ガザニア、クンショウギク(勲章菊)
科名:キク科
属名:ガザニア属(クンショウギク属)
原産地:南アフリカ

ガザニアの特徴

ガザニアは南アフリカを中心に40種類の原種が自生しています。
流通しているガザニアはヨーロッパで品種改良された園芸品種で、日本には大正末期にはいってきました。

ガザニアは寒さに弱いため、一年草扱いされることもありますが、温暖な地域では多年草として毎年花を咲かせます。

ガザニアには八重咲き品種もありますが、一重咲きが多く、ストローのような茎をまっすぐ伸ばした先端に花径5〜10cmのカラフルな花を咲かせます。
ガザニアの花は、晴れた日中に開き、曇りや雨の日、夜には閉じています。

地際からたくさん伸ばした細長い葉は、葉裏が白くなっています。

ガザニアの詳細情報

園芸分類:草花、多年草
草丈・樹高:15〜40cm
耐寒性:やや弱い
耐暑性:普通
耐陰性:弱い
花色:白・黄・橙、赤、ピンクなど
開花時期:4月〜10月

ガザニアの育て方カレンダー

出回り時期:3月〜6月(暖地は10月ごろまで)
植え付け・植え替え:3月〜7月
剪定:6月
肥料:4月〜7月、9月〜10月
開花期間:4〜5日程度

ガザニアの栽培環境

日当たり・置き場所:
ガザニアは、日当たりと水はけがよい場所で育てます。
日当たりが悪いと徒長し、花付きが悪くなり、花も咲きにくくなります。
水はけが悪いとすぐに根腐れしてしまいます。

用土:
ガザニアは、水はけと通気性に富んだ、適度に水持ちのある土を好みます。
庭植えは、庭土に腐葉土をたっぷり混ぜ込んだ土を用います。
鉢植えは、市販の培養土に川砂やバーミキュライト・パーライトなどをブレンドして水はけを改良した土を用いましょう。
赤玉土に半量ほどの腐葉土と川砂をブレンドした土もおすすめです。
水はけが悪いときは、赤玉土小粒や、川砂、バーミキュライト・パーライトなどをさらに加えて水はけを改良しましょう。

ガザニアの育て方のポイント

水やり:
表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりします。冬は特に生育が鈍くなるので、春〜秋にかけてよりも乾燥気味に管理しましょう。
土が常時湿っているとすぐに根腐れしてしまうので気を付けましょう。

肥料:春と秋に株元に緩効性化成肥料をひとつかみまいておきましょう。

病害虫
うどん粉病:
風通しが悪いと起こるので、白くなった葉を取り除き、風通しを良くしておきましょう。

アブラムシ:見つけ次第駆除します。あらかじめ薬剤を土にまいておきましょう。

ガザニアの詳しい育て方

選び方:株ががっしりした葉色がきれいで蕾が多くついているものを選びましょう。

植え付け:
植え付け時に元肥として緩効性化成肥料をまいておきましょう。
寒冷地では3月〜6月の植え付けが適していますが、暖地では越冬できるので9〜10月も植え付けに適期しています。

間引き:梅雨前に葉茎を刈り込んで風通しを良くしておきましょう。

剪定・切り戻し:切り取った葉を挿し穂に使うことができます。

植え替え・鉢替え:
2年おきを目安に、根詰まりしているようなら植え替えましょう。
花壇でも大株になると咲きにくくなるので植え替えしましょう。
古い土を半分ほど落として、伸びすぎた根を整理して植えつけましょう。
植え替えは3月〜5月が適しています。

花:花殻摘みするときに、茎の周りの葉も少し刈り取っておくと風通しがよくなります。

収穫:
ガザニアの花殻摘みをしないでおくと、綿毛が付いた種が取れます。種は上に土がうっすら乗るようにして種まきします。種まきの適期は3〜4月、9〜10月ですが、暖地は秋まき、寒冷地は春まきがおすすめです。

冬越し:ガザニアは、霜が降りないようなところであれば越冬できます。
土が凍らないように株元に敷き藁や腐葉土を敷いておきましょう。
寒冷地では一年草扱いするのが一般的で、冬越しさせずに、春に新しい株を育てます。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど):
植え替え時に大株になったガザニアを株分けして増やすことができます。
刈り取った葉を挿し穂にして挿し木ができます。
種からも育てることができますが、親の性質と異なる花が咲くことがあります。

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