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マンサク

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植物名: マンサク

学名: Hamamelis japonica
英名: Japanese witch hazel
和名: マンサク(満作、万作)
科名: マンサク科
属名: マンサク属
原産地: 日本

マンサクの特徴

マンサクは、日本原産で野山でもよく見かけます。早春に主に黄色の花を咲かせ、春を感じさせてくれる花です。「満作」や「万作」の和名があり、花が咲くと稲作が豊作になると言われたり、最初に早く花が咲いたりすることから「まず咲く」と言われて、名前が付いたいきさつもあります。
耐寒性、耐暑性もあって育てやすく、紅葉も楽しめる木です。また葉が落ちてから花が咲くようすも個性的です。
低木でゆっくりとした成長をしますので、狭い場所に植えるのもおすすめです。
「シナマンサク」や交配種の品種もあり、花色が黄色以外にも濃い赤色などもあって豊富です。

マンサクの詳細情報

園芸分類
庭木・花木

草丈・樹高
2m〜3m

耐寒性
強い

耐暑性
強い

耐陰性
明るい日陰なら大丈夫です。

花色
黄、オレンジ、赤、茶

開花時期
2月〜3月

マンサクの育て方カレンダー

時期
春に苗が売られていますので、3月に植え付けるといいでしょう。もしくは、11月に植え付けてもおすすめです。花は2月〜3月に沢山の花を咲かせます。

植え付け
3月または11月に植え付けます。

剪定
3月4月に剪定します。

肥料
5月と12月に追肥をしましょう。

開花
2月〜3月に沢山の花を咲かせます。

マンサクの栽培環境

日当たり・置き場所
日当たりのいい場所がおすすめです。耐寒性、耐暑性ありますが、夏は乾燥しない場所、冬は北風のあたらない場所に植えます。

用土
水はけと水持ちのいい土にします。ゆっくりですが、生長して割と大きくなりますので、鉢植えではなく、庭植えしましょう。腐植質に富んだ土に植えます。

マンサクの育て方のポイント

水やり
庭植えでも、夏は土が乾いたら水を遣ります。夏は朝夕にしっかりやるようにします。

肥料
5月と12月に年2回緩効性化成肥料や有機質肥料(固形の油かすなど)をやります。腐植質に富んだ土にします。

病害虫
あまり病害虫はありませんが、春に葉が枯れ、病気にかかることがあります。

マンサクの詳しい育て方

選び方
春に苗を購入しますが、その際に病気にかかっていないかをチェックしましょう。葉が枯れていないかを見て選びます。

植え付け
11月か3月が植え付けにおすすめの時期です。根鉢の2倍の深さ、大きさの穴を掘り、腐葉土や完熟堆肥などを混ぜて植えます。棒で突いて土となじませます。

間引き
花が終わったら、間引き剪定して小枝を伸ばしていくといいでしょう。

剪定・切り戻し
花が終わった春に、新しい葉が出る前に刈れている枝があれば切りましょう。接ぎ木の場合には、台木から出ているヒコバエは切ってしまいます。

植え替え・鉢替え
庭植えで育てますので植え替えは不要です。


葉より、花が先に咲きますので沢山の花が目立ちます。

収穫
必要ありません。

冬越し
北風ができるだけ当たらないように気を付けます。

増やし方
接ぎ木よりも、とり木で増やすことが簡単です。3月に行うのがおすすめで、鉛筆ほどの太さの枝を切ります。表皮を剥いで、濡れた水苔で巻き、ビニールで包んでおきます。根が出た部分を取って、植え付けます。最初は半日陰で育てるのがコツです。

監修:トマト
毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。

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