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北欧ポーランドの風土が生み出したポーリッシュポタリーの世界

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ポーランドの伝統的な陶器である「ポーリッシュポタリー」。
一点一点手作りされ、温もりのある絵柄が特徴です。
今回は、さまざまなタイプの食器があり、日常使いやプレゼントにもおすすめのポーリッシュポタリーをご紹介します。

ポーリッシュポタリーとは

ポーリッシュポタリーは、ドイツ、チェコの国境に近いポーランド南西部の街、ボレスワヴィエツという街で作られています。
この地域で産出される陶土を使い、14世紀頃から陶器の製造が行われてきました。
正式には「ボレスワヴィエツ陶器」ですが、日本ではポーランドで作られる陶器の総称として、ポーリッシュポタリーと呼ばれています。

ポーリッシュポタリーの特徴

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ポーリッシュポタリーは成形から焼成、絵付け、再焼成まで、すべて職人の手作業で製作されます。特に、独自の手法であるスポンジのスタンプや絵筆が用いられる絵付けは、手間と時間がかかる作業です。
絵柄では孔雀の羽の模様のようなピーコックアイズと呼ばれるドット柄が有名ですが、製造元オリジナルの模様や手の込んだアート柄などさまざまなものがあります。
また、製造の過程で有害物質は一切使用されず、電子レンジやオーブン、食洗機にも入れられる耐久性の高い食器です。

可愛い絵柄と形が魅力的なマグ

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ポーリッシュポタリーには、多くのカテゴリーがあり、形やサイズもさまざまです。
一般的なプレートやボウル、マグカップ、ティーポットなどの食器類に加え、置物やソープディッシュ、クリスマスツリーのオーナメントなども製造されています。
中でも人気があるのがマグカップです。ころんとした丸みのある形と、温かみのある絵柄が相まって、なんとも言えない味わいがあります。

プレートからりんごポットまで幅広いラインナップ

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プレートは使いやすい丸皿やオーバルから、テーブルのアクセントにもなるスクエアやハート型までバラエティーに富んでいます。
不思議と和食を盛りつけてもサマになるので、普段使いにもぴったり。珍しいところでは、上部がガラスで、持ち手部分が陶器のワイングラスがあります。異素材の組み合わせが斬新で個性的なうえ、安定感があり倒れにくいのも嬉しいところです。
また、とてもキュートで目立つのがりんごポット。中にりんごを丸ごと入れて焼きりんごを作る陶器ですが、りんごの形が愛らしく、小物やお菓子を入れておくのにも適しています。

まとめ

ポーランドで職人の手により一つ一つ生み出されるポーリッシュポタリー。
デザイン製が高くオリジナリティがあるうえ、丈夫で使いやすい陶器です。自宅用に好みのものを集めるのはもちろん、プレゼントとして贈っても喜ばれそうです。
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