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イースターってどんなお祭り?エッグとうさぎの関係とは

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近年では日本もイースターを祝った装飾が街中で飾られるようになってきています。
しかし何を祝っているのか、そしてなぜエッグやうさぎがモチーフになっているのか分からないまま楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
今回はイースターを祝う理由からエッグとうさぎの関係、イースターエッグの作り方までさまざまな角度からイースターを深掘りしていきます。

イースターとは

出典:https://www.instagram.com/p/CNGEJ_DrSOS/

イースターはイエス・キリストが死から蘇った復活を祝うお祭りです。
キリスト教徒にとっては重要な日であり、キリスト教圏ではイースターの前後を休みにする国もあります。
イースターの祝祭日はキリストが日曜日に復活したため「春分の日の後の満月より後にくる最初の日曜日」と4世紀から定められました。
しかし閏年の計算が異なるユリウス暦とグレゴリオ暦、どちらを採用するかで曜日がずれるため、東方教会(ユリウス暦)と西方教会(グレゴリオ暦)ではイースターの日付が異なっています。

エッグとうさぎの関係は?

出典:https://www.instagram.com/p/BwmQWXtnZ_c/?img_index=1

イースターに欠かせないエッグとうさぎの関係も紐解いていきましょう。
まずエッグはイースターでキリストの復活を表しています。「動かない卵から誕生する鳥」と「亡くなったキリストが蘇る様子」を重ねているのです。
その起源は復活したキリストと最初に会ったマグダラのマリアが、ローマ皇帝に渡した卵から来ていると言われています(諸説あり)。一方うさぎは繁殖力が高く、1回の妊娠で10匹以上の赤ちゃんを生むこともあり「子孫繁栄」のモチーフとなる動物。イースターにおいてエッグが「死から生」であるのに対し、うさぎは「誕生や豊穣」を表現しています。

イースターエッグを作ってお祝いしよう!

出典:https://www.instagram.com/p/B_ENbTtnNqr/

伝統的なイースターエッグはゆで卵で作られています。ただし最近では複数作れてオーナメントやリースへの流用もできることから、中を取り出した殻だけのイースターエッグも人気です。
上からペンやブラシで塗る以外に紫キャベツやたまねぎの皮などの茹で汁で染色すると、パステルカラーのイースターエッグが作れます。イースターエッグ作りは色選びも重要です。
イースターにおいて赤はキリストの血から「究極の犠牲」、白は「純血」のモチーフとなっています。ピンクは「希望」、金は「栄光」など1つ1つ意味がつけられているのです。

まとめ

出典:https://www.instagram.com/p/Cp0CAKfMnF8/?next=%2Fdeuxiemeclasse%2F&hl=ja

キリスト教におけるイースターは、キリストの復活を祝う日とあってクリスマス以上に大事なお祭りです。
イースターエッグにもうさぎにも復活を祝う気持ちが込められています。
次のイースターでは自分の願いを込めながら、イースターエッグ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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