日本ではじめての密教寺院! 京都の東寺へ行ってみよう!!
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京都市南区に東寺があります。
京都のお寺の中でも特に人気で、たくさんの観光客がつめかけます。
東寺は平成6年(1994年)にユネスコの世界遺産に登録され、ますます参拝客が増えました。
また、東寺は芸術品の宝庫で、寺宝数は2万3000点にものぼり、人々は目を輝かせながら見つめています。
なぜ、ここまで人々を魅了するのか?
そこで今回は東寺の魅力をご紹介します!
京都のお寺の中でも特に人気で、たくさんの観光客がつめかけます。
東寺は平成6年(1994年)にユネスコの世界遺産に登録され、ますます参拝客が増えました。
また、東寺は芸術品の宝庫で、寺宝数は2万3000点にものぼり、人々は目を輝かせながら見つめています。
なぜ、ここまで人々を魅了するのか?
そこで今回は東寺の魅力をご紹介します!
東寺はいつ創建されたのか?
東寺は東寺真言宗の総本山です。
「東寺」とは通称で、正式には「教王護国寺」といいます。
794年に行われた平安京遷都の2年後に官寺(国立の寺院)として、西寺とともに創建されました。
弘仁14年(823年)には嵯峨天皇から弘法大師空海に託され、弘法大師の密教を伝える根本道場として広まっていきました。 しかし、当時はまだ立派な伽藍はなく、金堂と僧房しかなかったといわれています。
空海は伽藍工事を進め、大日如来を中心にした曼荼羅を表現し、真言密教の根本道場にふさわしいお寺にしようとしました。 しかし、竣工したのは空海の死後、50年以上経ってからでした。
たびたび起こる戦乱や火災などで寺勢は衰えてしまいます。
しかし、宣陽門院(後白河天皇の皇女)や後醍醐天皇などの皇族関係者、室町幕府や豊臣秀吉、そして江戸幕府など大きな後ろ盾により、よみがえることができました。
困窮する中でも法要は続けられ、僧侶をはじめと人々に支えられてきました。
ぜひ、その長い歴史を感じてみてくださいね。
「東寺」とは通称で、正式には「教王護国寺」といいます。
794年に行われた平安京遷都の2年後に官寺(国立の寺院)として、西寺とともに創建されました。
弘仁14年(823年)には嵯峨天皇から弘法大師空海に託され、弘法大師の密教を伝える根本道場として広まっていきました。 しかし、当時はまだ立派な伽藍はなく、金堂と僧房しかなかったといわれています。
空海は伽藍工事を進め、大日如来を中心にした曼荼羅を表現し、真言密教の根本道場にふさわしいお寺にしようとしました。 しかし、竣工したのは空海の死後、50年以上経ってからでした。
たびたび起こる戦乱や火災などで寺勢は衰えてしまいます。
しかし、宣陽門院(後白河天皇の皇女)や後醍醐天皇などの皇族関係者、室町幕府や豊臣秀吉、そして江戸幕府など大きな後ろ盾により、よみがえることができました。
困窮する中でも法要は続けられ、僧侶をはじめと人々に支えられてきました。
ぜひ、その長い歴史を感じてみてくださいね。
東寺の寺宝をご紹介!
東寺にはたくさんの密教美術があります!
そこで代表的な名宝をご紹介します。
「東寺講堂内部の諸尊像」
講堂には大日如来を中心とした21体の諸尊像があります。
一歩足を踏み入れると、現実世界ではない空間に息をのみます。 威厳の中にある美しさは、私たちに何かを語りかけているようです。
「兜跋毘沙門天立像」
毘沙門天は北の守護神で、この像は兜跋国に現れた毘沙門天の姿といわれています。
創建当初は平安京の羅城門楼上に安置されており、平安京の守護神として信仰されていました。 国宝に指定されており、宝物館に保管されています。
通年で拝観することはできませんが、春と秋の特別拝観でみることができます。
「薬師三尊像」
薬師三尊像は金堂に安置されています。
真ん中の薬師如来、両脇の日光菩薩と月光菩薩は3mもあり、みあげるほどです。 煌びやかな薬師三尊像は、私たちの病苦を救ってくれるような強い光を放っています。
「五重塔」
平安初期に造られたものですが、落雷や戦乱などで4度も焼失。
そのたび復活し、現在のものは5代目で寛永21年(1644年)に再建されました。 この五重塔は新幹線の中からみることができ、京都を代表する建造物です。 高さは約55mあり、木造の建造物では日本一の高さです。
中には弘法大師が唐より持ち帰った仏舎利があります。
そのほかにもたくさんの名宝があります。
ぜひ、ご覧になってくださいね!
そこで代表的な名宝をご紹介します。
「東寺講堂内部の諸尊像」
講堂には大日如来を中心とした21体の諸尊像があります。
一歩足を踏み入れると、現実世界ではない空間に息をのみます。 威厳の中にある美しさは、私たちに何かを語りかけているようです。
「兜跋毘沙門天立像」
毘沙門天は北の守護神で、この像は兜跋国に現れた毘沙門天の姿といわれています。
創建当初は平安京の羅城門楼上に安置されており、平安京の守護神として信仰されていました。 国宝に指定されており、宝物館に保管されています。
通年で拝観することはできませんが、春と秋の特別拝観でみることができます。
「薬師三尊像」
薬師三尊像は金堂に安置されています。
真ん中の薬師如来、両脇の日光菩薩と月光菩薩は3mもあり、みあげるほどです。 煌びやかな薬師三尊像は、私たちの病苦を救ってくれるような強い光を放っています。
「五重塔」
平安初期に造られたものですが、落雷や戦乱などで4度も焼失。
そのたび復活し、現在のものは5代目で寛永21年(1644年)に再建されました。 この五重塔は新幹線の中からみることができ、京都を代表する建造物です。 高さは約55mあり、木造の建造物では日本一の高さです。
中には弘法大師が唐より持ち帰った仏舎利があります。
そのほかにもたくさんの名宝があります。
ぜひ、ご覧になってくださいね!
東寺の縁日「弘法市」へ行ってみよう!
「弘法市」は弘法大師の命日の21日にちなみ、毎月21日に行われる縁日です。京都の人々から「弘法さん」とよばれ、親しまれています。
この日はたくさんの露店が並び、にぎわいをみせています。 骨董や古着、雑貨、お菓子など、ジャンルを問わずいろいろな露店があり、お客さんたちは掘り出し物を探しています。
近年では外国人観光客の姿もみられ、日本らしいお土産を買って帰ります。
老若男女や国籍をとわずにぎわいっている「弘法市」にぜひ、行ってみてくださいね!
この日はたくさんの露店が並び、にぎわいをみせています。 骨董や古着、雑貨、お菓子など、ジャンルを問わずいろいろな露店があり、お客さんたちは掘り出し物を探しています。
近年では外国人観光客の姿もみられ、日本らしいお土産を買って帰ります。
老若男女や国籍をとわずにぎわいっている「弘法市」にぜひ、行ってみてくださいね!
生身供へ行ってみよう!
弘法大師は62歳で亡くなったといわれていますが、これは仮の死で「即身成仏」したと信じられています。
現在も永遠の禅定に入っているといわれており、これを入定といいます。 そして、東寺では朝・昼・夕の三時の勤行として守っています。 この生身供は「お舎利さん」とよばれ、親しまれています。
生身供は毎朝6時に行われる弘法大師へのお供えを行う法要です。
参拝の方々は開始の10分前に御影堂の唐門または西門前に集まります。 そして、門が開くと御影堂の外陣へいき、法要をすませます。 最後には弘法大師が唐から持ち帰った仏舎利を頭と両手に授けられ、ありがたい重みに畏敬を感じます。 仏舎利のお授けは午前6時20分頃と午前7時20分頃の2回行われます。
朝早くからですが、ぜひ生身供に参列してください!
いかがでしたか。
東寺は京都を代表する名刹です。
近鉄東寺駅から徒歩5分で行くことができ、JR京都駅からもほど近いアクセスの便利なお寺です。 弘法大師が伝えたかった真言密教の教えが、東寺にたっぷりとあります。
ぜひ、現実世界で味える密教の世界を堪能してください!
■開門時間(通年)
午前5時~午後5時
■拝観時間(通年)
午前8時30分~午後5時(午後4時30分に受付終了)
■金堂・講堂の拝観時間
午前8時~午後5時(午後4時30分に受付終了)
■宝物館の拝観時間
午前9時~午後5時(午後4時30分に受付終了)
■拝観料
無料
ただし、金堂・講堂・五重塔は有料。
五重塔初層内部・宝物館・観智院の公開は特別公開や特別参拝などの会期中に限られています。 拝観料はホームページ(http://www.toji.or.jp/admission.shtml)をご確認ください。
■所在地
〒601ー8473
京都府京都市南区九条町1
現在も永遠の禅定に入っているといわれており、これを入定といいます。 そして、東寺では朝・昼・夕の三時の勤行として守っています。 この生身供は「お舎利さん」とよばれ、親しまれています。
生身供は毎朝6時に行われる弘法大師へのお供えを行う法要です。
参拝の方々は開始の10分前に御影堂の唐門または西門前に集まります。 そして、門が開くと御影堂の外陣へいき、法要をすませます。 最後には弘法大師が唐から持ち帰った仏舎利を頭と両手に授けられ、ありがたい重みに畏敬を感じます。 仏舎利のお授けは午前6時20分頃と午前7時20分頃の2回行われます。
朝早くからですが、ぜひ生身供に参列してください!
いかがでしたか。
東寺は京都を代表する名刹です。
近鉄東寺駅から徒歩5分で行くことができ、JR京都駅からもほど近いアクセスの便利なお寺です。 弘法大師が伝えたかった真言密教の教えが、東寺にたっぷりとあります。
ぜひ、現実世界で味える密教の世界を堪能してください!
■開門時間(通年)
午前5時~午後5時
■拝観時間(通年)
午前8時30分~午後5時(午後4時30分に受付終了)
■金堂・講堂の拝観時間
午前8時~午後5時(午後4時30分に受付終了)
■宝物館の拝観時間
午前9時~午後5時(午後4時30分に受付終了)
■拝観料
無料
ただし、金堂・講堂・五重塔は有料。
五重塔初層内部・宝物館・観智院の公開は特別公開や特別参拝などの会期中に限られています。 拝観料はホームページ(http://www.toji.or.jp/admission.shtml)をご確認ください。
■所在地
〒601ー8473
京都府京都市南区九条町1