何杯食べられる?岩手県の郷土料理「わんこそば」の楽しみ方
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「わんこそば」は、岩手県を代表する郷土料理です。
給仕さんとの掛け合いの中、お椀のそばを平らげていく独特のスタイルは、エンターテイメント性もあり、食通のみならず、多くの人々を魅了してやみません。
今回は、わんこそばのルーツや食べ方をはじめ、おすすめのお店をご紹介していきます。
給仕さんとの掛け合いの中、お椀のそばを平らげていく独特のスタイルは、エンターテイメント性もあり、食通のみならず、多くの人々を魅了してやみません。
今回は、わんこそばのルーツや食べ方をはじめ、おすすめのお店をご紹介していきます。
歴史の古い岩手県の「わんこそば」
古くから、良質の蕎麦の産地として知られる岩手県。お祝いの席や宴会、客人をもてなす場面では、そばを振る舞う風習がありました。わんこそばのルーツには諸説あり、大人数の客人にそばを振る舞おうとした際、少量ずつそばをお椀に盛って出したことが、原型になったと言われています。盛岡市と花巻市の2つが、発祥の地として伝わっており、現在でもその両方に、そばの人気店や名店が点在しています。
「わんこ」とはお椀のことを示す、岩手の方言です。給仕さんのかけ声と共に、お椀に勢いよく入ってくるそばを、次々に食べるスタイルのはじまりは、戦後、盛岡市の「わんこや」(※現在は廃業)が考え出したと伝わっています。その独特の食べ方が、次第に他の飲食店にも広まっていきました。
独特のエンターテイメント性は、わんこそばの魅力のひとつ。お椀にフタをするまで続く、給仕さんとの掛け合いの中で、1杯でも多く食べたいという気持ちが不思議と湧き上がってきます。食べた杯数を競う「わんこそば全日本大会」も開催されていますよ。
食べたことがあるというかたも、まだという方も、岩手県で本場わんこそばを堪能してみませんか。
「わんこ」とはお椀のことを示す、岩手の方言です。給仕さんのかけ声と共に、お椀に勢いよく入ってくるそばを、次々に食べるスタイルのはじまりは、戦後、盛岡市の「わんこや」(※現在は廃業)が考え出したと伝わっています。その独特の食べ方が、次第に他の飲食店にも広まっていきました。
独特のエンターテイメント性は、わんこそばの魅力のひとつ。お椀にフタをするまで続く、給仕さんとの掛け合いの中で、1杯でも多く食べたいという気持ちが不思議と湧き上がってきます。食べた杯数を競う「わんこそば全日本大会」も開催されていますよ。
食べたことがあるというかたも、まだという方も、岩手県で本場わんこそばを堪能してみませんか。
わんこそばをたくさん食べるコツはある?
せっかくわんこそばを食べるなら、一杯でも多く食べたいと思うもの。わんこそばは、およそ10~15杯で、かけそば一杯分に相当します。大食いの目安となる100杯を目指す方も多いようです。わんこそばを多く食べるコツのようなものはあるのでしょうか。
まず1つ目のコツは、満腹中枢が刺激される前の、食べ始めてから15~20分の間に、なるべく多く食べるようにすることです。そのためにも間を置かず、スピーディーに食べ続けるとよいでしょう。
2つ目は、そばだけを食べて、つゆは飲まないようにすることです。水分はおなかにたまりやすいので、できる限り控えておくとよいでしょう。
3つ目は、薬味やおかずを加えて、味を変えながら食べるということです。味にメリハリがついて、食べ飽きせずに済みます。
細かいことのように感じられますが、いずれも杯数を重ねていくごとに、満腹感に影響を及ぼす可能性があります。わんこそばを食べるときには、試してみてくださいね。
元々、わんこそばは、もてなしのために振る舞われた料理。スピードや量を競うだけでなく、そばを味わう気持ちと感謝を忘れずに食べると、わんこそばの素晴らしさを、より感じられるはずです。
まず1つ目のコツは、満腹中枢が刺激される前の、食べ始めてから15~20分の間に、なるべく多く食べるようにすることです。そのためにも間を置かず、スピーディーに食べ続けるとよいでしょう。
2つ目は、そばだけを食べて、つゆは飲まないようにすることです。水分はおなかにたまりやすいので、できる限り控えておくとよいでしょう。
3つ目は、薬味やおかずを加えて、味を変えながら食べるということです。味にメリハリがついて、食べ飽きせずに済みます。
細かいことのように感じられますが、いずれも杯数を重ねていくごとに、満腹感に影響を及ぼす可能性があります。わんこそばを食べるときには、試してみてくださいね。
元々、わんこそばは、もてなしのために振る舞われた料理。スピードや量を競うだけでなく、そばを味わう気持ちと感謝を忘れずに食べると、わんこそばの素晴らしさを、より感じられるはずです。
盛岡「東家」本店~風情ある日本家屋で食べるわんこそば
画像出典:東家本店
「東家」は、わんこそばの老舗。地元の人だけでなく、観光客や修学旅行生も多く訪れます。本店の店舗は、明治40年創業当時の面影が残る、和のたたずまいが魅力。盛岡市の中心部から少し路地に入った場所にあります。
わんこそば以外の多彩なそばメニューや丼ものも、数多くそろえています。
1Fでは、古民家風の落ち着いた雰囲気の中、お食事が楽しめます。わんこそばのお客様は、2Fの広いお座敷へ通されます。
わんこそばのメニューには2種類あり、食べた分のお椀を数える方法と、マッチ棒で数える方法から選べます。お椀や薬味などがセットされ、用意された前掛けを身に着けたら、給仕さんの掛け声のもと、わんこそばが始まります。
食べやすいように、そばは柔らかめに茹でられており、スルスルとおなかの中に入っていきます。「そろそろお腹がきついかな」と思い始めてからも、「はい、じゃんじゃん!」、「それ、じゃんじゃん」と威勢よく声をかけられれば、不思議と「もっと食べよう」という気持ちになるのです。
味を変化させて食べやすいように、さまざまな薬味も用意されています。せっかくの機会ですので、そばの味も堪能してみてくださいね。
100杯以上食べた人には、お店オリジナルの手形も用意されています。たくさん食べた証となる手形は、旅のよい思い出となるでしょう。胃袋に自信のある方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
東家本店
【所在地】
岩手県盛岡市中ノ橋通1-8-3
【営業時間】
11:00~15:30/17:00~20:00
【アクセス】
盛岡バスセンターから徒歩約3分