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歴史ある弘前公園の桜を堪能。世界の絶景「花筏(はないかだ)」も必見!

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青森県弘前市にある、広大な敷地面積を誇る弘前公園は、「日本さくら名所100選」にも選定されている日本を代表する桜の名所のひとつです。
毎年桜が咲き誇る時期には「弘前さくらまつり」も開催されており、毎年多くの方が満開の桜を一目見ようと足を運んでいます。今回はそんな弘前公園を園内の桜の見どころとともに紹介していきたいと思います。

歴史の面影が残る弘前公園

弘前公園は江戸時代に弘前藩主を務めていた津軽家の居城であった「弘前城」が基となり作られた公園です。もともと津軽家は弘前藩10万石を治めていましたが、明治維新により江戸幕府が倒れると藩が解体され、弘前城も政府の管轄下におかれることとなりました。その後1895年に一部を除いた区画が公園として弘前市民に開放されると、市民の憩いの場として、さらには観光名所として多くの方に親しまれるようになっていったそうです。

弘前城が政府の管轄下におかれた当時、本丸御殿玄関礎石や宝物蔵などは解体を余儀なくされましたが、天守や城門、櫓などは保護され、今もその姿を園内で見ることができます。また、総面積約49万2000平方メートルという広大な敷地面積を誇る弘前公園では、四季の訪れを感じられるようなお祭りが季節ごとに開催されています。例えば紅葉が色づく秋頃には「紅葉まつり」が、冬にはミニかまくらや石像が作られる「雪灯籠まつり」など、四季折々の楽しみ方があるのも弘前公園の魅力のひとつです。

日本を代表する桜の名所 弘前公園

弘前公園は冒頭でも述べたように、「日本さくら名所100選」にも選定されている有名な桜の名所でもあります。実際に園内には約50種、2600本もの桜が植えられており、満開の時期には圧巻の絶景を楽しむことができます。

また、弘前公園では毎年4月下旬から5月初旬にかけて、「弘前さくらまつり」が開催されています。さくらまつり期間中は通常よりも園内の開放時間が長いため、朝から晩まで絶景の桜を楽しむことができるうえ、夜間にはライトアップされた幻想的な姿も見ることが可能です。さらに期間中は200もの出店が軒を連ね、定番のお団子やいちご飴のほか生姜味噌おでんや黒こんにゃくなど津軽伝統のグルメも堪能できるため、「花より団子」という方もお腹いっぱい楽しめること間違いなしですよ。

弘前公園で絶景の「花筏」も堪能しよう

弘前公園で桜を楽しむ際は、ぜひとも弘前城の外濠もご覧になってみてください。「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」にも選ばれた、桜の花びらで外濠が埋め尽くされる「花筏」という絶景が楽しめるかもしれません。「花筏」の見頃も弘前公園のHPで情報提供されているため、ぜひ訪れる際は事前にチェックしてみてください。

弘前公園総合情報サイト http://www.hirosakipark.jp
弘前さくらまつりサイト http://www.hirosakipark.jp/sakura/
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