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バジルの育て方のコツと活用法は

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バジルはシソ科の多年草で、おしゃれな葉っぱの雰囲気もあり、バジルを育ててみたいと思っている人も多いでしょう。バジルの活用法についても様々な活用法が多くあります。

育て方のコツと活用法についてご紹介します。

バジルはどんな植物?

バジルは、シソ科ですが、インドや熱帯アジアが原産です。ちょっとイメージが違う雰囲気ですよね。そんなバジルの育て方にはコツがあるのでしょうか。

バジルは一応、多年草となっていますが、熱帯アジア原産のために日本では冬を越すことができません。そのため、実際には日本では一年草となります。

「Basil(バジル)」または「Basilico(バジリコ)」と聞いたことがあると思いますが、「王」を表すギリシャ語から名前が来ています。歴史の古いバジルは、インドでは神に捧げる神聖なハーブとして扱われていたそうです。

また、バジルは、インドからアレキサンダー大王によって、ヨーロッパに伝えられたとも言われています。そして古くから現在に至るまで、とてもポピュラーなハーブの存在となっています。

歴史的にも様々な国で、王様などに関わる儀礼や迷信などで扱われてきたバジルです。

バジルの仲間には、150種類もの品種があり、まさに数的にもハーブの王様のような存在ですよね。ハーブとしての香りはあまり癖がないもので、「メチルカビコール(エストラゴール)、リナロール、シネオール、オイゲノール」が主成分となっています。

肉やサラダやパスタ、ピザなどにのせて、生でもよく食べられますよね。活用法についてはあとでまた詳しくご紹介したいと思います。

バジルの育て方は?コツは?

バジルの育て方ですが、種や苗を買ってきて育てます。種は4月下旬〜5月頃にまき、苗を購入する場合も、充分に暖かくなってから、5月以降に購入するのがおすすめです。

寒さに弱いので、少しでも寒さに当たってしまうと葉が黒くなって枯れてしまうことがあります。寒い日には室内に入れてあげるよう気を付けましょう。

バジルは、また日当たりと風通しのいい所が好きです。土は保水性のある土が好きです。特に夏は水切れがないように気を付けて育てることもコツです。

肥料はゆっくり効く粒状の肥料を植えつけ時に施しておきましょう。肥料切れを起こさないようにすることも大切です。

寒さに気を付けて、水遣りと肥料に充分注意をするのがバジルの育てる際のコツです。熱帯アジア産ということをしっかり思い浮かべながら育ててみましょう。

バジルの葉っぱの収穫のコツは?

バジルは、柔らかできれいな葉っぱを収穫するのが栽培の目的ですよね。バジルの葉を柔らかな葉に育てるには、どうしたらいいでしょうか。

暑くなるとバジルはどんどん新しい葉が出てきます。そのままにしておくと、7月後半〜8月に花を咲かせます。花を咲かせてしまうと、種にエネルギーが取られてしまいます。

そうすると、もう葉は固くなり収穫しても美味しくなくなります。美味しい葉を収穫するには、葉が増えていく際に、摘心や大きな切り戻しをしていくことがコツとなります。

バジルは摘心や切り戻しが大切

摘心についてですが、バジルが20cm程度まで伸びてきたら摘心をするのがおすすめです。地面から2〜3節目の上の方を切ります。

そして、花の前の7月上旬頃に大きく切り戻しましょう。全体の丈の1/3〜1/2までの高さに切り戻します。これによって新しくまた枝が出て、葉が増えることや既に大きな葉っぱがいっぱいで蒸れている状態を改善できます。

その際に切り戻した際の葉はすぐに料理に活用するといいですね。

バジルの葉の活用法は

そうして柔らかな瑞々しい葉を収穫した場合の、バジルの葉の活用法についても詳しくご紹介します。

バジルの葉は、癖がないのでハーブとしてとても活用しやすいものです。ペースト状にしてジェノベーゼなどによくなっていますよね。家で収穫したもので、作ることができたらとても嬉しいものですよね。

フードプロセッサーやミキサーでバジルの葉と松の実やオリーブオイル、塩を混ぜて作ることができます。ニンニクをちょっと入れるといいようです。ジェノベーゼソースを作っておくといつでもパスタやパンに塗ったり魚のソースなどにしたりして楽しめますね。

バジルには、抗菌作用や消化促進作用もあるそうですので、自家製ジェノベーゼソースをたくさん作ってみたいですよね。

また、乾燥バジルを楽しむ方法もあります。電子レンジでパリパリになるまでに乾燥させ、細かく崩して使う方法です。冷凍保存しておくとずっときれいな緑のまま保管できるそうです。

また、バジルはそのまま収穫してサラダやパスタなどにのせることができ、活用しやすいですよね。食感も柔らかい葉であれば、癖もなく美味しく食べることができます。心を落ち着かせる鎮静作用もあると言われていますよ。

バジルは寒さに気を付けて料理にも多用してみませんか

いかがでしょうか。バジルは熱帯アジア原産ですので、寒さに気を付けて育てることで丈夫に育てることができます。水遣りや肥料も気を付けて育てましょう。

たくさんの柔らかな葉を収穫できたら、様々な料理に活用してみましょう。見た目も鮮やかなバジルを載せただけできっと料理が華やかになります。

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