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ポインセチアの選び方と育てるコツは?

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ポインセチアの鉢を買う際には、たくさん並んでいる中からどんな店でどんなものを選んだらいいのか迷いますよね。

ポインセチアの鉢の選び方と育てるコツについてご紹介します。これでポインセチア通になってみませんか。

ポインセチアの選び方は赤い部分がしっかりしたものを

ポインセチアはどんな鉢を選んだらいいのでしょうか。ポインセチアの鉢をたくさん並んでいる中から選ぶコツは、まず、生産者や品種品名などを確認することが大切です。

それで、きちんとした生産者なのか品種品名がしっかり書かれているかが証明されます。保証済みということになります。

実際のポインセチアについては、花のように赤くなった部分は、苞葉と呼ばれる葉の部分に当たります。この赤い葉の部分が黒ずんでいるものは古い証拠です。また、葉がべたついているものも枯れる可能性がありますので避けましょう。

ポインセチアの鉢を選ぶ際には、赤い部分を軽く指で触って、へたらないような硬くて張りのあるもの、しっかりした葉を選ぶのがコツです。

日にちが経っている古い鉢かどうかはこの赤い苞葉の部分をよく見ることでわかります。できれば触ってみるとさらによくわかります。

葉の裏の葉脈もくっきりと見えるものを

また、赤い部分も含めて葉の裏側の葉脈がくっきりと見えるものを選ぶのがおすすめです。品種によって少し差はありますが、裏側の葉脈もよく見ましょう。

水遣りがうまくいって丈夫に育っている葉は葉脈がしっかりしています。張りがある葉を選ぶといいでしょう。葉は薄くても葉脈がよく透かして見えるようなものがおすすめです。

上段の葉と下段の葉が同じように育っているものを

葉の育ち方にも注意をしましょう。下の方の葉と上の方の葉を比較すると上の葉も下の葉と同じように大きく育っているもの、同じような形に揃っているものが丈夫に育っている株です。

上段の葉も下段の葉もよく日光を浴びて、水も足りている証拠になります。栄養もよく与えられている鉢となります。上段から下段まで同じような葉の大きさ、形のものがポインセチアのおすすめと言えます。

また、他の鉢にも言えますが、根元が丈夫な株がおすすめです。太い茎が生えていて根元がしっかりしているものが元気なポインセチアです。大きなポインセチアにもかかわらず、途中で茎が細くて頼りないものもありますよね。大きなポインセチアでも途中で折れてしまうようなものは困りますよね。

きれいな色をしているポインセチアがもちろんいいのですが、赤と緑の発色のいいポインセチアを選びましょう。また、葉っぱにシミや傷などのいたみがないかどうかもしっかり見ます。

クリスマスの時期にはとてもたくさんのポインセチアが園芸店の店頭に並びます。そんな際に特に人気なのが、葉っぱがのような形をしたポインセチアの「アトランティックレッド」と呼ばれるものです。

クリスマスらしいポインセチアとして「アトランティックレッド」を選ぶのもいいでしょう。

ポインセチアの色づきには短日処理が必要

また、そうしたポインセチアの美しい葉っぱを作るためには工夫が行われています。きれいに葉を色づかせるためには、日の当たる時間が短くなったことを感じさせるように工夫されています。

ポインセチアは日照時間が12時間以下になったことを感じることで、色づいていきます。そのため、秋の9月以降は通常この作業が行われたものが出荷されています。

夕方ぐらいから朝まで半日は日に当てないように段ボールなどで覆ったり、明るい所から暗い所へ移動させたりすることが行われています。こういった日の当たる時間を短くする作業のことを「短日処理」と言います。

この作業によって、クリスマスに売られているあのくっきりと色づいた、美しいポインセチアが登場します。

ポインセチアのお世話は

日当たりが悪い場合には、ポインセチアの下葉が落ちたりしますので、半日は日によく当て、半日は暗くするといった、メリハリを付けることが大切です。そのことによってきれいに発色します。

さらに、ポインセチアは冬のイメージですが、寒さには弱いために15度より寒い日には、部屋の中で育てましょう。乾燥させても葉が落ちますので、暖房などで乾燥させすぎないようにしましょう。

育てるのが難しいポインセチア!切り戻して来年も楽しみに

ポインセチアは、寒さに弱く、乾燥にも気を付けるなど育てるのは結構難しい植物です。自分で赤く色づかせる場合にも半日は日に当てながら、しっかり色付かせて楽しんでみませんか。

自分で育てたポインセチアが色づいたらとても嬉しいですよね。

元気な株の条件も、葉っぱがきれいな色をして張りのある葉をしていることでした。自分で育てる場合も水をしっかりやって、きれいで元気な葉を目指してみましょう。

そして、冬の季節が終わったら、4月の中頃に切り戻しをして新芽が出てくるようにします。また次の冬に色付くようにぜひ元気に育ててみましょう。

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