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折り紙で作るラッキースター活用術8選!

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日本で育った人なら一度は折ったことがある折り紙。折り紙で作る「星」は、お楽しみ会などの飾りとして学校で作る機会があったのではと思います。
折り紙で作る星は平面だけではなく、今や立体的な物の方が多いかもしれません。
「Origami」として海外でもファンが多く、書籍やウェブサイトを多数見かけます。たった一枚の折り紙を使ったものから、複数枚を組合せて作るものまで数多くの立体的な「星」の作り方が発案されています。

今回は多数の星の中から「ラッキースター」に焦点を当てて、作り方とその活用術をご紹介します。

「ラッキースター」とは?

細長い紙を5角形に折って、ぷっくりと立体的に膨らませます。
膨らませるといっても辺の部分を谷折りのように星の内側に押し込んで中心部分に空間を作るだけなので、特別なツールなどは必要ありません。
そのぷっくりとしてコロコロとした見た目で、他の折り紙で作る星とは別に「ラッキースター」として定着しています。「origami lucky stars」と検索すると、カラフルでアイディア溢れるラッキースターの数々が海外でも紹介されています。
そのまま瓶に入れて飾ったり、糸につるして使ったりと、シンプルなラッキースターの活用は様々。作り方は簡単で、程よく細かい作業でもあるので一度作り始めたらなかなか止まりません。

ラッキースターの作り方

まず、細長く切る作業から始めます。今回は一般的な15センチ×15センチサイズの折り紙を基本にしています。

折り紙を8等分・12等分・16等分で写真のようなサイズがそれぞれ出来上がります(左から8等分・12等分・16等分)。それぞ れ、8等分の星のサイズが約3センチ、12等分の星のサイズが約2センチ、16等分の星のサイズが約1.5センチです。8等分より大きいサイズだと紙が短すぎて、星の形がつくれません。16等分以上だと紙が厚くなりすぎて、立体が作りづらくなってしまいます。

希望の紙のサイズに切ったら、折り紙の柄が表になるように結び目を作ります。端を5ミリ〜1センチ残して端に結び目を作ります。綺麗に5角形になるように紙を引っ張って調節します。ここできれいに角を作っておくと後でぷっくりとした形が作りやすいです。

結び目をフラットにしたら短い方の紙端を折り、長い方の紙端を5角形の辺に沿うように巻き付けていきます。端を巻き付けた紙の下にくぐらせて留めます。

仕上げに5角形の辺をつぶして立体的にします。一辺ずつ立体にするよりは、角2つを両手で一気につまむようにするときれいに仕上がります。

1.ガーランド

ラッキースターに紐や糸を通すだけでつくれます。糸は細すぎて絡まりやすくなるので丁寧に扱いましょう。大き目のラッキースターは紐を使用すると絡まりづらいです。ラッキースターを通す度に結び目を付けると固定されて、綺麗に仕上がります。

2.くじ

紙を巻く前に、メッセージやくじの内容をかきます。引いた後にラッキースターを開いて中を確認する、といったように使います。おみくじとしておもてなしの小道具にもなりますね。

3.タスペトリ―

棒や、木の枝などに紐でラッキースターをつるします。グラデーションにしたり、ラッキースターの柄を合わせてそれぞれ雰囲気ががらりと変わります。

4.モビール

バランスが難しそうなモビールですが、紐の長さやラッキースターの位置を丁寧に調整すれば簡単に作れます。

5.クリスマスのオーナメント

クリアなプラスチック製のオーナメントボールにラッキースターを詰めます。クリスマスツリーのテーマカラーを決めて、色を統一すると馴染みます。もしくは、ガーランドのように糸でつないだラッキーカラーを巻き付けてもきれいなデコレーションになります。

6.パーティーのデコレーション

ちょっとテーブルの上が寂しいなと感じるときには、ラッキースターをちりばめるだけで華やかに。お皿などの色と同系色にするとまとまった雰囲気になります。テーブルにじっとしていられないお子さんもラッキースターが引き寄せてくれるかもしれません。

7.イヤリング

コーティングしたラッキースターにイヤリングの金具を取り付けただけのシンプルなものです。
シンプルながら小さく揺れる温かみのあるイヤリングに仕上がります。ハンドメイド好きなお子さんとも楽しく作れます。
国内に限らず、海外のハンドメイドサイトではアクセサリーとして販売している作家さんも多く見かけます。クオリティーをあげてイベントに参加してみるのもいいですね。

8.ラッキースターの瓶詰め

ラッキースターを瓶詰めにするだけでもかわいらしく仕上がります。電球型の瓶、コルク栓の瓶や薬瓶風などたくさんの種類の瓶がありますので、色々掛け合わせるのも楽しいですよ。

ラッキースターは簡単に作れますが細かい作業でもあるので、指先を使う練習などにも向いています。
何かに集中したい気分の時や、手元が寂しいときにも丁度よい作業量です。ご紹介したように活用方法も幅広いです。
このほかにも、あなたのアイディア次第で素敵な作品が仕上がりそうですね。ぜひ、一度お試しください。
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