折り紙

とっても簡単!幾何学(ジオメトリック)な折り紙の折り方。

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規律正しく角ばった幾何学な形は見ているだけでもうっとりしてしまいます。DIYの世界でも一定の人気があるジオメトリックの世界を折り紙で表現してみませんか?
一見、難しそうに見える幾何学的な形。実は意外と簡単に出来ます。パステルや、ビビットなカラーを使ってモダンな雰囲気にすると、幾何学との相性もばっちりです。
工程が少ないのでたくさん作ってデコレーションとして使えます。パーティーの飾りつけとしても、一味違った雰囲気を演出できますよ。

1.ヘキサゴン(六角形)

まずは平面のシンプルな形から始めましょう。六角形は「麻の葉」や「亀甲」など、日本でも昔から愛されているジオメトリックの一つです。
また、ハチの巣にもみられるように自然界にも存在するのでとてもなじみのある形で しょう。六角形のモチーフを壁に規則正しく貼り付けるだけで壁のデコレーションになります。色や柄を選んでお部屋の雰囲気に合わせたものを作ってみましょう。

作り方

正方形の折り紙を半分に切ります。半分に折って折り目を付け(左上)、中心線に向かって上下の辺を折り4等分の折り目を付けます(右上)。上の方だけ開いて(左下)、右下の輪になっている角を中央の折り目に合わせ、開いた方の折り目に角をつくります(右下)。

先ほどの角と、中央に合わせた角を合わせて更に角を作ります。同じように作った角と、一つ目の角を合わせていくとヘキサゴンの形が出来ます。

六辺できたところで余分な紙を切り、最初に作った面の下にくぐらせます。
これだけです!たくさんつくって並べるだけで規律的な形が簡単に作れます。

2.風船型

折り紙で作る「風船」のような見た目です。折り目をしっかり付けることで、更に立体感が加わっています。ふくらませて角を作っていくので、柔らかい紙よりは少し硬めの紙の方が形状を保てます。
糸でつなげてぶら下げたり、そのまま転がすだけでも存在感は充分です。中に番号などを入れてくじとして使うのもおススメです。

作り方

折り目を付けるだけの作業からはじめます。四角く折り(左上)、開いて今度は三角に折ります(右上)。開いて中央を斜めに走る線に沿って、四隅の角を集めて正方形の折り目を付けます(左下)。再度開いて、中央横に走る線に沿って上下の端を内側に折り、左右の端も同様に折り目を付けます(右下)。

全部開いて、(左上)画像のように斜めの線を入れます。四辺同じように折り目を入れましょう。
ここからは折る作業です。全部開いた状態で四つの角を内側に折ります(右上)。上を輪にして二つに折り(左下)、更に左から右に倒します(右下)。

先ほど倒した部分を起こして輪をつぶします(左上)。裏返して反対側も同様に輪をつぶして、ダイアモンドを逆さにしたような形にします。(右上)画像のように角を左に曲げて、更に右に倒します(左下)。ボトムの端を三角形に折り、先ほど作った輪の中に入れて留めます(右下)。

同じように他の三辺も折りこみます。穴が開いているところから空気を入れてふくらまし(右上)、最後に折り目の通りに形を整えます。

3.ツイントライアングル

三角を二つ一緒に作ります。
仕上がりは三角の山が二つ連なってできますので、それぞれの三角を合わせて六角形を作ったり、色の組み合わせでアレンジ方法もいろいろ。正面からの見た目が美しいので、壁やテーブルに固定して貼り付けるとよく映えます。

作り方

正方形を二つに折り開きます。中央横に走る折り目に向かって上下の辺を内側に折ります(左上)。縦半分中央に折り目を付けます(右上)。中央の線を参考に三角に折り(左下)、開いて同じように逆方向に三角に折り目を付けます(右下)。左側も同様に折り目を付けます。

(左上)画像のように開いて、右上と左下の角を内側に折ります。90度回します。
ここから立体を作っていきます。左側を開いて(右上)右の角を倒し(左下)、折り目に従って三角を起こします(右下)。

左側の三角の頂点と合わせ(左上)、左側の三角を内に倒します(右上)。反対側も同じように山を作ります(左下)。最後に三角の間のラインに沿って山の間を谷折りにして完成です(右下)。

4.ピラミッド型

同じ形の三枚の折り紙を組み合わせるだけでの簡単ジオメトリック。大きめに、しっかりとした立体になるので金や銀色の折り紙を使うと重厚感も出ます。角ばりつつもコロコロとしているので、机の上や棚の上にちりばめると可愛さが映えますね。小さなものや大きなもの、色違いを作り始めるとその可愛さに夢中になります。初めのうちは三色違う色を使ってどのようにはめ込むのか確認しながら行いましょう。

作り方

折り紙を四角に折り、もう一度四角に折ります(左上)。四角を開いて辺をつぶして三角を作ります(右上)。裏返して、反対側も三角を作ります。ここまでの作業を三枚すべてにおこないます。(右下)画像のように三角の底辺の角を互い違いにはめます(右下)。

そのままスライドさせてはめ込みます。もう一枚同じようにはめます。(右上)画像のように正方形になったら、つながっていない面を上にして(左下)、下方に空間を作りつつ、まだはめていない三角をはめ込みます(左下)。残りの三角をはめ込んで完成です。

おわりに

今回は折り紙の正方形の形から作れる簡単な幾何学的な折り紙の折り方をご紹介しました。手軽にできる方法ばかりを集めたので今すぐにでもどこででも始められます。パーティーの準備など、皆で作ると大量に生産できるのでおススメです!一味違った大人の折り紙時間を楽しんでください。
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