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レジンアクセサリーに必要なパーツとテクニック

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透明感あふれるレジンのアクセサリーは見ているだけでも胸が躍ります。

レジンアクセサリーに使えるテクニックと、便利なパーツをご紹介します。

便利なパーツ

【レジン枠・フレーム】
金属で作られたフレームで四角、三角、丸型、星形などの形をしています。フレーム自体に装飾が施してあるもの、木製フレーム、ワイヤーでイラストが描かれているものなどたくさんの種類があります。ワイヤーのなかにレジンを流し込んでデザインを完成させます。つなぎ目がないのでレジンがしっかり中にとどまることができます。土台がないので透明感を出したいときに向いています。スリムで軽く作りたいときには薄いフレーム、奥行きを持たせたいときには厚いフレームが適しています。

【セッティング・ミール皿】
金属製でフレームに底がついています。レジン枠・フレームはレジンを流し込んで土台をつくる必要がありますが、ミール皿はすぐにパーツをのせたりできます。多くは重みがあるのでネックレスなどに使いますが、ピアス用は軽量になっています。

【かんなしパーツ】
レジンの中に入れるパーツで、丸カンを取り付ける穴がついていません。シルバーやゴールド、ブロンズなどカラーも豊富です。枠と一緒のカラーをそろえると統一感が出ます。

【シール】
かんなしパーツのようにレジンの中に入れて使います。接着面で固定できるので、小さなパーツの取り扱いが難しいと感じる方はシールを試してみてください。背景に配置したり、レジンの層の間に貼ったりして使います。

【デコレーション素材】
ホログラム・ビーズ・ラメなどの装飾品はジェルネイル専用のものだと種類が豊富です。レジン液と混ぜたりその上にのせて使います。

【アクセサリー用金具】
チェーン・丸カン・ピアスパーツ・イヤリングパーツ…などレジンで作ったパーツをアクセサリーにするときに必要になります。

【ピンバイス】
レジンに丸カンなどの金具を通すときに必要な穴をあける道具です。とても細いドリルのようなものでドライバーを回すように簡単に穴があけられます。

テクニック

大きさの違う二種類のフレームを使った方法
大小の二種類のフレームを二つ使います。小さなワイヤーフレームを大きなフレームの中に配置します。

例えば直径3センチの円形フレームの中に直径1.5センチの円形のフレームをふちに寄せて配置すると、月のようなデザインになります。また、もっと小さい直径5ミリ程の円形フレームを配置すると、マルかんなどを通せる穴ができます。このように組み合わせで様々な形のパーツができます。

穴の部分に丸かんを通してイヤリングやピアスになります。穴の部分にチェーンを通すだけでシンプルなネックレスにもなります。シンプルで大人な雰囲気に仕上がりますよ。

重ねて塗る方法
作品に奥行きを持たせることができます。一気に硬化するのではなく、何層にも分けてデザインを施していきます。下層には背景となる色を配置します。ここで使用するパーツやラメは大きめのサイズを選びましょう。下層のデザインがよく見えるように、層を足していくにつれて細かく小さいパーツやラメを使います。配置する前にデザインを考えておくと失敗なく作業が進められますよ。

金具を埋め込んでおく
パーツを接着剤でくっつける方法もありますが、パーツを配置して一緒に硬化する方法があります。ピアスの金具などはこのテクニックを使っている作家さんも多いです。接着部分からパーツが外れるリスクがないこと、接着剤がいらないこと、後からパーツをつける手間が省けるなどのメリットがあります。一方で一度配置に失敗すると修正がきかないので慎重に行いましょう。

ぷっくりさせる
立体感をだすには重ね塗りをします。デザインができたら一度硬化します。レジンを一層分のせたら、つまようじや筆で伸ばします。この時に液を使いすぎると端から液が垂れてしまいますのであくまで一層分です。この作業を4回ほど繰り返すと立体感が出ます。

透明感をだす
透明感をさらに出したいときにはいくつか方法があります。

ふき取る:マスキングテープで固定した場合、使用するマスキングテープにもよりますが、接着剤がつくことがあります。消毒用アルコール液を含ませた綿で優しくふき取ります。繊維が取れ易いものを使うと接着剤側についてしまいます。接着剤がついてしまったマスキングテープは次回から使わないようにしましょう。

磨く:レジン用型はシリコン製ですので外した時には表面はなめらかでつやがあります。さらに透明感を出したいときには磨いてみましょう。一番手軽なのはレジン専用の布で磨き上げることです。布一枚で手軽に磨き上げられます。もしくはマイクロファイバークロスと車用の磨き上げポリッシュを使う方法もあります。自宅にすでに車専用のポリッシュがあれば試してみてください。びっくりするくらい透明感が出ます。

レジンを薄く塗る:磨くのが現実的でない場合は、筆を使ってレジンでコーティングする方法があります。UVライトに当てて仕上げた部分は透明感があってきれいですね。シリコンやマスキングテープと接着していた部分もレジンを薄くかぶせると磨き上げたようにつるつるになります。
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