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ハイドロカルチャーの使い方は?

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ハイドロカルチャーで育てるのは、簡単で楽な方法ですよね。ハイドロカルチャーの使い方をしっかりマスターして育てたいものです。

ハイドロカルチャーの使い方について、少しくわしくご紹介します。

ハイドロカルチャーとは?

まず、ハイドロカルチャーの特徴からですが、ハイドロカルチャーですと、土を使わずに衛生的に育てることができるのがいい特徴です。ハイドロカルチャーは、発泡煉石れんせきなどの人工礫れきなどから作られます。

ハイドロカルチャーで育てる場合は、水耕栽培と言われる方法で育てることも大きな特徴です。水栽培との違いは、水栽培は本当に水だけで育て、水耕栽培は、土に変わるもので育てるという意味合いになります。

ハイドロカルチャーが人気の理由は?

ハイドロカルチャーが最近人気の理由は、いくつかあります。室内で育てる場合に、土を家の中に持ち込まなくてすむ、無菌で臭いもしないで清潔、水の管理がしやすく水遣りが少なくてすむ、そして、有害化学物質を吸着してくれるという効果があります。

ハイドロカルチャーの使い方のコツは?

ハイドロカルチャーは、いいことばかりの気がしますが、使い方を詳しくみていきましょう。ハイドロカルチャーには、長所がたくさんありますが、実際に育て始める場合には、準備も必要です。

ハイドロボールと肥料としての水耕栽培用の液体肥料またはイオン交換樹脂栄養剤が必要となってきます。また、根腐れ防止剤の準備も大切です。

ハイドロカルチャーでの根腐れへの注意について

ハイドロカルチャーは、土ではないので育てるのも簡単だと思っている人がいるかもしれませんが、穴の開いてない容器で育てるハイドロカルチャーでは、根腐れについて心配する必要があります。

ハイドロカルチャーの場合には、透明のガラス容器などで育てることが多く、水の状況が見えて、水の管理がしやすい、いい面があります。しかし、穴の開いていない容器では、やはりどうしても根腐れが起きやすくなります。根腐れ防止剤を最初に準備することも重要なことです。

そして、水遣りも水が見た目でなくなってから、すぐにあげるのではなく、1~3日ほど期間をおいてから、あげるのが水遣りのコツです。よくすぐに水を遣ってしまうために、根腐れになりがちです。冬場は1週間に一度程度で良くなります。

また、透明でない容器で育てる場合には、水位計といった容器の水の量を測定する道具も用意することが大切です。ハイドロカルチャー水位計として専用のものが売られていますので、それを購入しましょう。

これだけの準備をしてハイドロカルチャーでの水耕栽培ができるようになります。ハイドロカルチャーは育てるのが簡単と言いますが、準備をきちんとしないと上手く育てられませんので注意が必要です。

ハイドロカルチャーで育てていてカビや緑の苔が生えた場合は

ハイドロカルチャーで育てていると、ハイドロカルチャーに白いカビのようなものができることがあります。フワフワしているようであればカビで、粉っぽければ水道水のミネラル分です。カビであっても、ハイドロカルチャーはすぐに洗い流せますので安心です。

他にも、ガラスの容器の中が緑になることがあります。これは苔です。ガラスの容器で光を通して、水が暖かくなって苔ができることがあります。これを防ぐには、容器に光を当てないようにするのが一番なのですが、そうすると植物があまり育ちません。

その際に、例えば、色が付いたガラスの容器で育てるのが一番いい方法です。水遣りは透けて見え、光はあまり通さないというので、おすすめです。水温が上昇しすぎるのは根にもあまり良くありませんので気を付けましょう。

ハイドロカルチャーで育てる場合の土との違いは

また、ハイドロカルチャーで育てる場合には、土で育てる場合との違いが少しあります。それは、植物の成長があまり早くない点です。大きく育てたくないという場合にはいいでしょうが、成長を見たい場合には物足りないこともあるでしょう。

また、ハイドロカルチャーの場合には、やはり根腐れに特に注意が必要で、10度以下になると植物が休眠して根腐れをおこしやすくなります。低温にならないように温度管理も大切にしましょう。

ハイドロカルチャーで育てるのに向いている植物は?

最後にハイドロカルチャーに向いている植物をご紹介します。よく園芸店でもハイドロカルチャーに植えて売られている植物たちです。ポトスアイビーやヘデラ、テーブルヤシ、トラデスカンティアなどが適しています。

それほど日向で育てなくてもいい観葉植物や寒さにもある程度強く育てやすい植物が育てやすいでしょう。またハイドロカルチャーに植え替える際には、一時的に水切れになることもありますので、少し注意をして育て始めましょう。

ハイドロカルチャーの使い方を良く知って使いましょう!

ハイドロカルチャーのあまり知らない、詳しく使い方をご紹介しました。事前に使い方や注意点を知っておくだけで、とても育てやすくなるでしょう。せっかくのハイドロカルチャーですので、小さく育てたいものはハイドロカルチャーで育てて飾るのもいいですよね。

育てる前の準備と育て方を知っていることで、ハイドロカルチャーで楽に育てて、楽しんでみませんか。

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