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アイビーの育て方と増やすコツは

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アイビーを育てている人はたくさんいるのではないでしょうか。葉っぱの美しさが魅力で、垂れさがっていく姿も愛らしいアイビーですよね。

育てていくうちに成長していく姿に、とても愛着が湧いてくるアイビーです。アイビーの育て方と増やすコツについてここであらためてご紹介します。育てている方もアイビーの増やし方を知って、もっとたくさんのアイビーを楽しんでみませんか。

アイビーの育て方は簡単?

アイビーは、「ヘデラ」とも呼ばれます。つる性の植物で成長していくにつれて垂れるようにとても長く伸びていきます。

日陰でも育ちますが、日光に当てた方がよく育ちます。暑さ、寒さにも強く、育てやすい植物と言えます。

観葉植物を育てる場合に、最初にアイビーポトスなどを育てる人も多いのではないでしょうか。1年中、緑の葉っぱを楽しめる魅力的な観葉植物ですよね。

そして、葉っぱの形もなんともかわいらしい形と色をしています。垂らしながら葉をよく鑑賞できるように、吊り鉢などのハンギングバスケットで育てている人も多くいます。成長も早く、すぐにツルが伸びていきます。

アイビーの剪定について、茶色のツルには注意

また、アイビーを育てていくうちに、ツルが伸びすぎたという場合も、好きな所で切ることができます。寒い時期を避けて、4月~10月の時期にこまめに剪定をするようにしましょう。

だんだんアイビーが大きくなるにつれて、アイビーはツルが茶色に固くなる部分が出てきます。この部分は、アイビーが木質化していますので、ここからは新しいツルや若葉がほとんど出てきません。アイビーの先端に緑のツルが残っていることが大切なことですので気を付けましょう。

また、肥料もほとんどいらずに成長してくれるアイビーは、初心者にもおすすめの観葉植物と言えます。

アイビーの葉が枯れる場合は?

育てやすいアイビーですが、それでもアイビーの葉が枯れる場合があります。水が好きですので、乾いた状態が長く続くと、葉がしおれ始めて枯れます。アイビーの葉の状況を注意して見ておきましょう。

また、水遣りをする時は、鉢底から水が流れ出す位やりましょう。霧吹きでは葉水をしてあげることも大切です。毎日1回葉水をしてあげると病害虫の予防にもなっておすすめです。

水が不足した場合や日光不足の場合は、一番先端の葉から枯れていきますので気を付けましょう。

剪定したツルで増やしてみませんか

また、アイビーのツルを剪定した際に、その枝を挿し木で増やすことが簡単にできます。4月~10月に剪定をして、その時期でしたら、挿し木も可能ですので増やしてみませんか。

アイビーの挿し木では、水に挿す方法と土に挿す方法があります。水挿しの場合は、葉っぱを数枚だけ残し、後はカットしたものを水に挿すだけです。腐りやすいので、水には葉っぱがつからないように気を付けます。

直射日光を避けた明るい所に置いて、水をできるだけ毎日入れ替えながら、発根を待ちます。水の中で根が出てくるのが見えますので待ちましょう。

土に挿す場合も10cm~15cm程度のものを挿します。半日陰程度の場所で乾燥しないようにして根が育つのを待ちます。

こうして、根が出てきたら、水挿しの場合もやはり土に植えてあげると良く育つため、できるだけ土に植え直すようにしましょう。

挿し木で増やしやすいアイビーです。剪定の機会も多いことですので、ぜひ増やしてみませんか。水に挿すと根が出てきたかどうかが確認できてとても便利です。

ハイドロカルチャーで増やしてもおすすめ

また、土ではなく、ハイドロカルチャーアイビーを植えてもいいでしょう。ハイドロカルチャーでしたら、室内で清潔に育てやすくて便利です。

また、ガラスの容器でハイドロカルチャーを使って水栽培をすると、水の状況がよくわかるため育てやすくなります。ハイドロカルチャーの場合には、洗って、何度もいろいろな植物に使える便利さもありますよね。

そして、育てる際には鉢の下にしっかり根腐れ防止剤を入れてあげることが大切です。ハイドロボールもきれいに水洗いしてから入れましょう。

1/4ほどハイドロボールを入れたら、アイビーを入れて、アイビーの根にもハイドロボールが近くまできちんと入るように入れ込んでいくと出来上がりです。

ガラス容器で育てた場合にはいい点も

ガラスの容器で育てた場合には容器の1/4程度に水を入れて、満杯に水をしないことがコツです。よくやる失敗として水栽培でたくさんの水を入れてしまうことで、根が酸素不足になってしまいます。枯れてしまいますので注意をしましょう。

ガラス容器で育てることで、水がどこまで入っているのかをいつも確認できる点はいいですよね。水遣りの管理がしやすくなります。ただ、アイビーは垂れさがっていきますので安定した容器に入れて育てましょう。

アイビーの育て方や増やし方は簡単でおすすめ

いかがでしょうか。アイビーの育て方と増やし方についてご紹介しました。育てるのは簡単で、増やす際も水挿しでも増やすことができます。

気軽に増やすことができますので、アイビーをたくさん増やしてみませんか。時々日光に当ててあげるようにすると日陰でも育てることができます。

アイビーのかわいらしい葉をもっと楽しんでみましょう。

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