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コニファーにはどんな種類がある?

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コニファー」とよく言いますが、「コニファー」とは葉っぱが針のようにとがった針葉樹で、庭植えや鉢植えにされるものを言います。その樹形の美しさや葉のきれいさから最近特に人気です。
コニファーをメインに庭を作ったり、生け垣にしたり、またクリスマスの時期になるとツリーにしたり、とても人気のコニファーです。コニファーの種類について詳しく見ていくことで、魅力を探っていきましょう。

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コニファーってどんなもの?

コニファー」に入る植物には、マツ科、ナンヨウスギ科、イヌマキ科、コウヤマキ科、ヒノキ科、イヌガヤ科、イチイ科などたくさんの種類のものがあります。

常緑の針葉樹というのが特徴のコニファーでは、年間を通してずっと美しい緑を見せてくれます。「コニファー」と呼ばれるものは、世界にあり、500種類を超え、数万品種が存在していると言われます。

樹高についていえば、50cmほどの小さなかわいらしい鉢植えサイズから20mなどという巨大なコニファーまであります。一概に「コニファー」と言っても様々です。

代表的な人気のコニファーの種類を見ていくと?

その中から代表的なコニファーだけを見ていきますと、まず、生け垣によく使われているのがヒノキ科の「コニファー・エメラルド(コニファー・エメラルドグリーン)」です。円錐形の平たい緑色の葉っぱが密集しているのが特徴で、耐暑性もあって丈夫なために生け垣にも合います。また、樹高は4mまでと極端に大きく育つコニファーではないのもいいでしょう。

コニファーゴールドクレスト」も園芸店などでよく目にしますよね。ヒノキ科で葉っぱが円錐形で平たく、黄金色と呼ばれるようなきれいな黄緑色をしています。寒さや乾燥に強くクリスマスツリーにも使われることが多い品種です。ただ、高温多湿に弱いのでとても気を付ける必要があります。こちらは大きくなるとなんと20mにもなるという品種です。ヒノキ科と思えば、大きくなるのも不思議ではありませんね。

コニファー・ウィルマ」もヒノキ科で「コニファーゴールドクレスト」の小型品種です。1mまでの大きさにしか成長しないのが特徴です。葉っぱは狭い円錐形の形をしていて、フワッとした印象の葉っぱで、ライムグリーンの明るくて優しい葉っぱが魅力的です。寒さには割と強いのですが、暑さに弱く室内で、鉢で育てるのがおすすめです。

コニファー・ブルーヘブン」もヒノキ科です。6mまで大きくなり、狭い円錐形の葉っぱをしています。春にシルバーがかった青緑色の葉になり、ブルー系と呼ばれる色の品種となっています。個性的な雰囲気ときれいな樹形で、シンボルツリーにも人気です。ただ、寒さに弱く、乾燥したり蒸れたりすることにも弱い「ブルーヘブン」です。

コニファー・ブルーアイス」も葉っぱがブルー系の青緑色です。こちらはマツ科ヒマラヤシダ属で、不思議な葉っぱの形をしています。コニファーは香りがするのですが、特に香りが強いのが特徴です。10mまでも大きくなる品種で、クリスマスにこの「ブルーアイス」の葉でリースを作ることもあります。シックな雰囲気のある青緑色の葉が魅力です。

室内で小さく育てる品種は?

コニファーはいろいろな種類と品種がありますので、主なコニファーをタイプ別にあらためてまとめてみたいと思います。まず、どの位に大きくなるかで分けると、大きくならないコニファーには「コニファー・ウィルマ」などが1mまでの大きさでおすすめです。室内で育てるのに向いています。他にも「コニファー・レッドスター」などと言った冬に葉っぱが赤紫色になる品種もあります。

クリスマスツリー向けの品種は?

寒さや乾燥に強い品種では「コニファーゴールドクレスト」は、クリスマスツリーに使われることも多いコニファーです。葉のきれいな黄緑色が見ているだけでも美しいでしょう。とても大きくなりますので定期的に剪定して育て、クリスマスを楽しみましょう。

生け垣などにする品種は?

コニファー・エメラルド(コニファー・エメラルドグリーン)」です。丈夫に育つのがおすすめです。コニファーは、日本の高温多湿に耐えられるかどうかが大事ですので、生け垣として植える際には、日当たりや風通しがいいように互いに少し離して植えるのがおすすめです。

シンボルツリーにする品種は?

コニファー・ブルーヘブン」は大きくしたい場合、成長しますので、シンボル的に1本植えて大きくするのもいいでしょう。青みがかったグリーンの葉がおしゃれな印象で樹形もきれいになっておすすめですね。ただ、寒さ対策と乾燥や蒸れを気にする必要があります。

コニファーの丈や耐寒性、高温多湿に合うかをチェックして

コニファーの種類はこれ以外にももちろんたくさんあります。どんなコニファーをどんな目的で育てたいと思っているのかによっても選び方が変わるでしょう。種類によって耐寒性は割とありますが、高温多湿に弱い品種もあります。
見た目の葉の色や樹形だけでなく、特徴もよく調べて育てやすいコニファーを探してみましょう。

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