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ゴールドクレストの育て方と枯れる時はどうする?

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葉っぱが針のようにとがった針葉樹のコニファーは、おしゃれな雰囲気もあって人気です。その中でもゴールドクレストは、明るい雰囲気のするコニファーとしておすすめです。クリスマスツリー代わりに育てる人も多くいます。

そのゴールドクレストの育て方について詳しくご紹介します。また、ゴールドクレストが枯れたという人も多いために枯れた時の対処法についても参考になります。

ゴールドクレストの育て方は簡単?難しい?

ゴールドクレストですが、原産地はカリフォルニアとなっています。カリフォルニアは緯度や標高によって様々な気候がある場所ですが、海岸地方や南部は地中海性気候が特徴です。冬は暖かく、夏はカラッとしているのが特徴と言えます。

それと比べると日本は、冬は寒く夏は湿気が多いので、原産地とは逆の気候とも言えるでしょう。ゴールドクレストは、人気は高いコニファーですが意外と育てにくいとも言えかもしれません。

冬は10度以下にあまりならないような気候が好きで0度以上で育てるのがおすすめです。庭植えで生け垣などにする場合には南の地方でないと難しくなります。コニファーの中ではどちらかというと寒さに弱い方と言えるのではないでしょうか。

観葉植物として室内で育てるにはとてもきれいな緑をしていますのでおすすめです。

ゴールドクレストの育て方のコツは?

ゴールドクレストの育て方は意外と難しいということになりますが、育て方のコツを知ってみませんか。まず日当たりの面では、日当たりの良さで葉の色が多少変わってくるのも特徴です。日当たりがとてもいいとやや濃い緑色の葉となり、硬い葉となります。

日当たりがそれほどでもないとライムグリーン、あまり日当たりが良くないとゴールドとなり、「ゴールドクレスト」などという名前にもなっていますね。室内で育てることも多いのですが、日当たりが良くないとあまり強い木には育ちませんので日当たりは大事と言えます。

枯れる原因は風通しの悪さが原因にも

一番気を付けなければならないことは日本の気候の多湿な点です。蒸れに弱いゴールドクレストでは、風通しのいい場所に植えるのがコツです。また、直射日光や西日が当たる所はおすすめできませんので気を付けましょう。風通しが悪くて夏に枯れることは割と多くあります。生け垣などで植える場合も風通しがいいように隣のゴールドクレストと距離を取って植えることが大切です。

また、風通しを良くするために刈り込んだりしますが、その場合も剪定ばさみなどで切ると葉っぱが変色して枯れてしまいます。手でちぎって剪定する方法がおすすめです。

また、冬に室内で育てた場合には、暖房のために乾燥しすぎることもあります。クリスマスツリーとして購入したゴールドクレストの鉢が暖房でクリスマスまでに枯れてしまったということがないように気を付けましょう。

葉っぱの状態をよく観察しながら、チリチリやカラカラになっていないのかをよく見て、乾燥をチェックしましょう。葉は黄色くなって枯れていくのですが、少し黄色がかっているゴールドクレストの葉の変化に気づかないこともありますので注意しましょう。急に枯れてきたということにならないようにしたいですね。

水遣りのコツも大切!

水遣りもコツが必要です。カリフォルニアを原産地にしていて、乾燥には強いのですが、あまり乾燥させすぎると今度はきれいな瑞々しい緑の葉がカラカラになって枯れてしまいます。ゴールドクレストの元々の根が浅いのであまり水を吸えず乾燥しがちだということも念頭に置いておくのもコツです。

ただ、鉢植えの場合には、水を遣りすぎるために枯れることも多くあります。土がしっかり乾いてから水を遣るようにします。また、庭植えの場合ですが、雨などで葉に泥が付いてしまったために枯れてしまうこともあります。特に梅雨時などたくさん雨が降る時は注意したいことです。泥はねを予防するために土の上に木のチップのバーグを敷いてあげるのもおすすめです。よく観葉植物などで敷いてあるのを見かけますよね。

根が浅いので台風などで倒れることもある?

また、ゴールドクレストの根は浅いので鉢植えなどの場合には強い風が吹く台風時には倒れることもあります。
できるだけ重い鉢の素焼きの鉢などに植えてあげるのもいい方法です。風通しがいい所がおすすめのゴールドクレストですが、あまり風が強い日や場所の置いている場合には気を付けましょう。

ゴールドクレストが枯れる時は葉をよく観察して判断を

ゴールドクレストが枯れる時について見てきましたが、枯れる原因は日本の多湿な気候のための風通しの悪さや冬の暖房による乾燥、水遣りの失敗などが多い原因です。

暖房による乾燥や水遣りはよく葉を観察して枯れないように工夫することで防げます。もし枯れそうな時は、暖房なのか水遣りなのかなど検討して対策を取りましょう。過湿で蒸れた場合には風通しがいいように手で葉を取って風通し良くすることも大切です。

日本の気候とは異なる気候が原産地ですので、枯れる場合にはそのことを念頭において対処してみるといいでしょう。

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