ご当地グルメ

牡蠣はすべて山田湾産! 三陸海岸沿岸の名店・山田かき小屋でプリップリの牡蠣

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岩手県三陸エリアの名物と言えば、ジューシーでぷりぷりの牡蠣! 三陸海岸沿岸に位置する山田町では、毎年11月初旬からの牡蠣のシーズンに合わせて、「山田かき小屋」で蒸し焼き牡蠣の食べ放題メニューが始まります。旬の牡蠣を求めて全国からたくさんの人が集まるという山田かき小屋。今回はその人気の秘密に迫っていきたいと思います。

山田湾で水揚げされた牡蠣のみを使用

もともと三陸海岸は海の近くに山が連なっており、その山々からの栄養分が川へ海へと流れ込んできています。また、山田湾へは織笠川、関口川、大沢川の三つの川が注ぎ込むため、栄養分が多い環境が自然と整えられているほか、湾内は透明度が高く、水質もきれいなため、クセがなくすっきりとしつつも旨みの濃い牡蠣へと育つそうです。

山田かき小屋では、豊かな環境で生育された山田湾産の牡蠣のみを使用しています。さらにそのほとんどが当日水揚げされた新鮮なもの。きれいな海で育った、新鮮でぷりぷりの牡蠣を殻付きのまま鉄板の上で豪快に蒸し焼きにする、山田かき小屋の蒸し焼き牡蠣は、牡蠣好きの方ならぜひ一度は食べてみたい逸品でしょう。

蒸し焼き牡蠣のメニューは40分または60分の食べ放題コースのほかに、牡蠣だけでなくホタテやミニアワビなども召し上がれる「貝盛ミックスプラン」や殻付牡蠣が10個付いた「ちょっとだけプラン」など、バラエティー豊富に揃っています。ジューシーな牡蠣を思いっきり食べたい方にはもちろん食べ放題コースがおすすめですが、色々な貝を頂きたいという方は「貝盛ミックスプラン」も良いかもしれません。ちなみにどのプランも2名以上の完全予約制なので、ぜひご家族やお友達とお誘い合わせの上、足を運んでみてください。

たくさんの方の協力を得て、震災から半年後には再オープン

2011年3月11日に発生した東日本大震災により、岩手県をはじめ東北地方では7年たった今でもまだ爪痕が残るほどの大きな被害を受けました。そんななか、山田かき小屋は震災が起きてから半年後には再オープンを果たしましたが、それには地元漁業者や役場、建設業者など多くの方の協力があってのことだったと言います。

少しでも多く方に山田の美味しい牡蠣を食べていただきたい、ただその一心で開店に至ったと話してくれました。当時、震災のボランティアとして訪れた多くの方に、初めてこんな美味しいカキを食べたと言われて大変有難かったと感じたそうです。

そんな多くの方の想いが詰まった山田かき小屋では、牡蠣のシーズンオフの期間中も海鮮鉄板焼きなどのお食事を頂くことができます。海を望むロケーションも最高なかき小屋で、ぜひ三陸の美味しい海産物を召し上がってみてください。

2018年度は11月3日から殻付き牡蠣食べ放題コースがメインに

2018年は11月3日から蒸し焼き牡蠣メニューがスタートします。殻付き牡蠣の食べ放題コースは40分で大人3000円、小学生2000円です。ぜひぷりぷりの旬の牡蠣を思う存分に味わってみてください。

画像出典:山田町観光協会




山田かき小屋
住所:山田町船越9-270
電話:0193-65-7901(山田町観光協会、受付時間 9:00?17:00、水曜休業)
営業時間:11:00〜/ 12:00〜/ 13:00〜/ 14:00〜 ※1日4回 完全入替制、要予約
定休日:水曜日、木曜日(祝日の場合は営業)、12/26〜1/4(正月休み)
営業日:2018年11月3日(土)〜2019年6月30日(土)予定
公式HP:https://www.yamada-kankou.jp/kakigoya3/

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