景勝地

まるで絵画のよう! 岩手県・不動の滝で深い緑と幻想的な滝が織りなす絶景を眺める

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岩手県八幡平市高畑にある桜松神社の境内を奥に進んでいくと、不動の滝という絶景スポットが見えてきます。今回は、まるで絵画のような絶景を楽しめるだけでなく、パワースポットとしても注目を集めている不動の滝の見どころを紹介していきましょう。

謎多き女神・瀬織津姫を祀る桜松神社に隣接

不動の滝は、瀬織津姫(せおりつひめ)という災いやけがれを取り除く女神を祀っている桜松神社に隣接してあります。瀬織津姫とは七夕でお馴染みの織姫のモデルとなった女神様と言われていますが、日本書紀や古事記などの古い文献には登場してこないため、いまだ謎の多い女神様です。 樹齢200年を超える杉や松の木が生い茂る桜松神社の境内を進んでいくと、文を結ぶと願い事がかなうとされる「縁結びの木」や石に積もった雪で豊凶を占うという「三つの供石」もあります。そしてさらに境内を奥に進んでいくと見えてくるのが不動の滝です。

日本の滝100選&岩手の名水20選に選定

不動の滝はもともとは修験者の道場地として使用されていた由緒正しい場所で、現在は「日本の滝100選」や「岩手の名水20選」に選定されています。不動の滝の脇にある岩には、不動尊が彫られており、崖越しにお参りすることもできるそうです。 15mの高さから飛沫を立てながら流れ落ちてくる滝と、周囲の深い緑とのコントラストはまるで絵画のような美しさだとか。滝の目の前には朱色の橋が設けられているので、そこから滝が織りなす絶景を間近で楽しむこともできますね。また、近くには、ベンチも設置されているので、腰を落ち着かせてゆっくりと絶景を眺めるのもおすすめです。この朱色の橋は2018年のJR東日本「行くぜ東北 縁結び編」のCMにも使用された場所だそうです。 ちなみに桜松公園内では、毎年、5月3日の桜松神社例大祭に合わせ、「不動の滝まつり」というお祭りが催されています。お祭りには雪解け水を受けた迫力満点の不動の滝を見るために、毎年6000人近くの観光客が訪れているそうです。

秋には紅葉とのコントラストも

不動の滝は桜と紅葉の美しい場所としても有名です。特に紅葉の時期は、深い緑に鮮やかな朱色が加わり、秋の訪れを感じさせる絶景を楽しめるそうです。滝の周辺は渓流に沿って遊歩道が整備されているほか、ベンチも設置されているのでちょっとしたお散歩や散策にもぴったりですね。ぜひ桜松神社から不動の滝まで、ゆっくりと散策を楽しんでみてください。 不動の滝 住所:岩手県八幡平市高畑 桜松神社内
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