アザミの育て方
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「アザミ」は品種名ではなく、キク科アザミ属の植物の総称です。
アザミは北半球に約300種類が自生していて、その1/3が日本に自生している日本の固有種です。
園芸品種として出回っているアザミは、日本原産の「ノアザミ」を品種改良して作られた品種群「ハナアザミ」です。
「ドイツアザミ」はドイツではなく日本で「ノアザミ」から品種改良して作られたものです。
アザミは北半球に約300種類が自生していて、その1/3が日本に自生している日本の固有種です。
園芸品種として出回っているアザミは、日本原産の「ノアザミ」を品種改良して作られた品種群「ハナアザミ」です。
「ドイツアザミ」はドイツではなく日本で「ノアザミ」から品種改良して作られたものです。
植物名:アザミ
学名:Cirsium
英名:thistle、morning glory
和名:アザミ、トゲクサ
科名:キク科
属名:アザミ属
原産地:北半球
英名:thistle、morning glory
和名:アザミ、トゲクサ
科名:キク科
属名:アザミ属
原産地:北半球
アザミの特徴
アザミには、切れ込みが大きく入った葉、茎、花の付け根の総苞など、いたるところに鋭いとげがあります。
枝分かれした茎の先端に、花径4〜5cmの花をつけ、花後はタンポポの綿毛のような種を付けます。
アザミの花は、筒状の小さな花が寄り集まって一つの花になっていて、根元を総苞が包んでいます。
新芽はおひたしやてんぷらに、根をきんぴらにするなどして食べることができます。
枝分かれした茎の先端に、花径4〜5cmの花をつけ、花後はタンポポの綿毛のような種を付けます。
アザミの花は、筒状の小さな花が寄り集まって一つの花になっていて、根元を総苞が包んでいます。
新芽はおひたしやてんぷらに、根をきんぴらにするなどして食べることができます。
アザミの詳細情報
園芸分類 草花
草丈・樹高 50cm〜1.5m程度、15cmくらいの矮小種もある
耐寒性 強い
耐暑性 強い
耐陰性 強い(日当たりが悪いと花付きが悪くなる)
花色 紫、ピンク、白、赤など
開花時期 4月〜10月(主に5月〜8月)
草丈・樹高 50cm〜1.5m程度、15cmくらいの矮小種もある
耐寒性 強い
耐暑性 強い
耐陰性 強い(日当たりが悪いと花付きが悪くなる)
花色 紫、ピンク、白、赤など
開花時期 4月〜10月(主に5月〜8月)
アザミの育て方カレンダー
植え付け時期:2月〜4月
植え替え時期:2月〜4月
剪定: 春
肥料:4〜10月(開花時期)
開花:7日程度
植え替え時期:2月〜4月
剪定: 春
肥料:4〜10月(開花時期)
開花:7日程度
アザミの栽培環境
日当たり・置き場所
直射日光の当たる場所〜半日陰まで、丈夫な植物なのでどこでも植えられます。
日当たりが悪くても枯れませんが、花付きが悪くなります。
用土
草花用の培養土か、赤玉土小粒に3割程度腐葉土をブレンドした土を使いましょう。
高山性のアザミは山野草用の培養土を用います。
直射日光の当たる場所〜半日陰まで、丈夫な植物なのでどこでも植えられます。
日当たりが悪くても枯れませんが、花付きが悪くなります。
用土
草花用の培養土か、赤玉土小粒に3割程度腐葉土をブレンドした土を使いましょう。
高山性のアザミは山野草用の培養土を用います。
アザミの育て方のポイント
流通しているアザミの園芸品種は日本に自生している品種がもとになっているので、手をかけなくてもよく育ちます。
水やり
アザミは非常に乾燥に強いので、庭植えにした場合の水やりは自然の恵みで十分です。
鉢植えの場合は、生育期の春〜秋にかけては水切れしないように表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりしましょう。
肥料
アザミは多肥にすると徒長して倒れやすく花付きも悪くなるので、肥料は控えめにします。植え付け時の元肥を施肥すると、庭植えには基本的には追肥は不要です。
鉢植えには生育期に毎月緩効性化成肥料を少量まくか、1週間ごとに水やりの時に液体肥料をあたえます。
病害虫
うどん粉病
白い粉をはたいたようなカビが生えます。風通しが悪く蒸れているときにおこりやすいので、患部に殺菌剤をまき、株間が狭いところは間引いて広げます。
アブラムシ
アブラムシは新芽の先端や茎などについて汁を吸うので、先端をもって強い流水で洗い流すか、薬剤を散布して駆除します。
ナメクジ
葉を食害するので、捕殺します。専用の薬剤を使って駆除するほか、飲み残しの缶ビールを株元に置いておくと、中に落ちて溺死する性質を利用して駆除する方法もあります。
水やり
アザミは非常に乾燥に強いので、庭植えにした場合の水やりは自然の恵みで十分です。
鉢植えの場合は、生育期の春〜秋にかけては水切れしないように表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりしましょう。
肥料
アザミは多肥にすると徒長して倒れやすく花付きも悪くなるので、肥料は控えめにします。植え付け時の元肥を施肥すると、庭植えには基本的には追肥は不要です。
鉢植えには生育期に毎月緩効性化成肥料を少量まくか、1週間ごとに水やりの時に液体肥料をあたえます。
病害虫
うどん粉病
白い粉をはたいたようなカビが生えます。風通しが悪く蒸れているときにおこりやすいので、患部に殺菌剤をまき、株間が狭いところは間引いて広げます。
アブラムシ
アブラムシは新芽の先端や茎などについて汁を吸うので、先端をもって強い流水で洗い流すか、薬剤を散布して駆除します。
ナメクジ
葉を食害するので、捕殺します。専用の薬剤を使って駆除するほか、飲み残しの缶ビールを株元に置いておくと、中に落ちて溺死する性質を利用して駆除する方法もあります。
アザミの詳しい育て方
選び方
背が高くなる品種もあるので、植え付け場所にあった大きさのものを選びましょう。
園芸店の店頭に並ぶことが少ないので、ネットで購入するのがおすすめです。
植え付け
苗の植え付け時に元肥を施肥しておきます。
増えやすいので庭植えにするのがおすすめです。
種を直播して育てることもできます。
間引き
刺が多いので、扱いには注意しましょう。
剪定・切り戻し
基本的には放置していてもよく育ちますが、草丈が低いうちに摘芯すると脇芽がでて株全体にボリュームがでます。
植え替え・鉢替え
庭植えにすると植え替えなくても育ちますが、大株に育ちやすいので、植え替える場合は、鉢植えは毎年、庭植えは2年ごとに植え替えて株分けし、株間を広くとるようにするのがおすすめです。
花
花後に種が付くと、種が飛んでアザミがあちこちから芽吹きます。
とげのあるアザミが増えるのが嫌な場合は、花後すぐに花殻摘みしておきましょう。
収穫
根や新芽、蕾などを食べることができます。とげが多いので、作業は革手袋をして行いましょう。
冬越し
寒さに強いので、特に防寒処理は必要ありません。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
株分けか種まきで増やします。
大株に育ったら株分けして育てます。植え替えの時に株分けしましょう。
種を直播して育てることができます。
暖地では秋に、寒冷地では春に種まきするのがおすすめです。
背が高くなる品種もあるので、植え付け場所にあった大きさのものを選びましょう。
園芸店の店頭に並ぶことが少ないので、ネットで購入するのがおすすめです。
植え付け
苗の植え付け時に元肥を施肥しておきます。
増えやすいので庭植えにするのがおすすめです。
種を直播して育てることもできます。
間引き
刺が多いので、扱いには注意しましょう。
剪定・切り戻し
基本的には放置していてもよく育ちますが、草丈が低いうちに摘芯すると脇芽がでて株全体にボリュームがでます。
植え替え・鉢替え
庭植えにすると植え替えなくても育ちますが、大株に育ちやすいので、植え替える場合は、鉢植えは毎年、庭植えは2年ごとに植え替えて株分けし、株間を広くとるようにするのがおすすめです。
花
花後に種が付くと、種が飛んでアザミがあちこちから芽吹きます。
とげのあるアザミが増えるのが嫌な場合は、花後すぐに花殻摘みしておきましょう。
収穫
根や新芽、蕾などを食べることができます。とげが多いので、作業は革手袋をして行いましょう。
冬越し
寒さに強いので、特に防寒処理は必要ありません。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
株分けか種まきで増やします。
大株に育ったら株分けして育てます。植え替えの時に株分けしましょう。
種を直播して育てることができます。
暖地では秋に、寒冷地では春に種まきするのがおすすめです。