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500万本の曼珠沙華で楽しむ秋、一緒に秋の味覚に舌鼓 〜川越〜

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曼珠沙華はヒガンバナとも呼ばれ、秋のお彼岸の頃、あぜ道や川岸などに長い花茎を真っすぐに伸ばし、繊細な作りの真っ赤な花を咲かせます。
日本原産の花と思われがちですが、中国が原産地で、諸説ありますが、稲作とともに日本に渡ってきたとも言われています。

曼珠沙華は日本全国の空き地やあぜ道、川岸などに見られ、世話をする人がいなくても美しい花を毎年咲かせてくれます。
しかし、日本で古くから栽培されている品種は、基本的には種のできない種類です。勝手に増えていくことはほぼないようです。
曼珠沙華は人の手によって球根を分球して、はじめて栽培地を増やすことができる植物なのですね。

500万本の曼珠沙華が赤い絨毯のよう【日高市・巾着田の里】

埼玉県日高市の巾着田の里は、日本最大級の曼珠沙華の群生地のため、開花期間である9月下旬〜10月上旬にかけて、例年約30万人の観光客でにぎわいを見せます。
巾着田を取り囲むように流れる清流、「高麗川」に沿うように雑木林があり、雑木林の木漏れ日の中に約500万本が咲き乱れています。あたりを真っ赤に染めるように咲き誇る美しさには言葉を失ってしまいます。
清流のせせらぎを耳に、下流域から上流地点まで長く続く雑木林の中、曼珠沙華の幻想的な美しさをゆったりと味わいながら散策ができます。

また、巾着田の中央部のコスモス畑には、ピンクや赤、白などかわいらしいコスモスの花が咲き乱れています。
巾着田では、曼珠沙華の艶やかな美しさ、コスモスの清々しい美しさ、2つの秋の風物詩を合わせて楽しむことができます。



パワースポット出世神社で上昇気流に!【高麗(こま)神社】

巾着田にほど近いところに創設1300年を越え、出世・開運にもご利益があり、多くの政治家や著名人の方々が参拝してきた、「出世明神」として有名な「高麗神社」があります。
京王観光のバス旅ではパワースポットの高麗神社に参拝もできます。

高麗神社は、高句麗の滅亡に伴い日本に移り住んだ高麗若光王が主祭神として祀られている神社で、龍脈にあるとされるほどエネルギーに満ち溢れ、上昇運にあふれていると言われています。
樹齢約300年の御神木・彼岸桜と檜、幹周約4mの楠、邪気や災厄を防いで厄除けになる「将軍標(チャンスン)」、二の鳥居を守る狛犬など、パワースポットがいくつもあります。

ここでしか食べられない逸品がずらり【サイボクハム】

京王観光のバス旅では、「サイボクハム」でのお買い物も楽しめます。

サイボクハムでは、約70年をかけて開発したおいしい豚肉を使ったハム・ソーセージが作られています。
養豚も含め、一貫して、オリジナル飼料を使った自社ブランド肉だけを使用し、添加物を極力使わない新鮮な原料を使い熟練の技術で作り上げています。

工場直送の作り立てのハム・ウインナー、フレッシュな精肉、素材を生かしたオリジナル食品、焼き立てパンやオリジナルワイン・日本酒もあり、直営店でしか買えない商品が揃っていてお土産にもぴったりです。

蔵の街・菓子屋横丁のある小江戸【川越】

京王観光のバス旅では、小江戸川越も散策できます。
ここでは、江戸の商家の街並みが保存され「蔵造りの街並み」、駄菓子屋さんが立ち並ぶ「菓子屋横丁」、江戸時代の姿を再現した街のシンボル「時の鐘」の3つは外せません。

黒漆喰の壁や、大きな鬼瓦、木のぬくもりが感じられる「蔵造りの街並み」は、江戸の風情を残しつつ、美しく整備され、にぎわいを見せています。
「菓子屋横丁」では、明治から始まる駄菓子屋・漬物屋など、20数軒が連なっています。
店先で飴やせんべいを作る姿が見られノスタルジックな空間が広がっています。
現在の時の鐘は、川越城主酒井忠勝が最初に建てた時計台から数えて4代目ですが、江戸時代の姿をそのまま再現しているそうです。

このほかにも、大正ロマンあふれるハイカラな「大正浪漫夢通り」、ルネッサンス・リバイバル様式の川越商工会議所、130年の歴史を誇るレンガ造りの川越キリスト教会、1792年(寛政4年)に建造され現在も残る最古の蔵造り「大沢家住宅」など、見どころがいっぱいです。

時間内にすべて見て回るのがむずかしいほど見どころが盛りだくさんなので、行きたいところをあらかじめ決めておいて、効率よく回るようにするといいですね。

京王観光のバス旅で行く曼珠沙華の里と高麗神社・小江戸川越の旅

埼玉は、近場の観光エリアであるためか、バス旅より電車の方が行きやすいイメージがあるようですが、観光スポットを全部回るには乗り換えや移動が面倒です。
曼珠沙華の開花シーズンは特に混雑するので、移動をベテラン運転手さんにお任せでき、添乗員さんも同行してくれるバス旅は安心です。

美しい曼珠沙華の里の自然に触れあい、パワースポット高麗神社で心身ともにリフレッシュし、サイボクハムで食を楽しみ、小江戸川越も満喫する盛りだくさんの内容です。
これまで近いがために見過ごしてきた、魅力がギュッと詰まった川越の観光スポットを味わいつくしてみませんか。





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