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手作りソープの作り方

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石鹸を融かして着色したり、モールドのかたちを変えるだけで全く違う表情になるソープは人気が高いクラフトの一つです。
香りを付けたり、天然素材を使ったりと自由度が高いのも魅力です。今回は、原石のような手作りソープの作り方をご紹介します。
難しそうに見えますが、多少の荒さが本物さながらの”味”になるので、ソープづくりが初めての方でもコツを押さえれば簡単に作れます。
早速、4つのコツを確認していきましょう。

コツ1:始める前にデザインしておく。

グリセリンソープは意外に早く固まりだします。作りながらデザインを考えていると焦りながら作業を進めることになります。まずは大体のデザインをあらかじめ決めておきましょう。

コツ2:レイヤーに角度を付ける。

自然な原石を想像してもらえるとわかりますが、レイヤーの境目は不規則で傾いています。
モールドを水平のままにしてソープを重ねると菱餅のような出来上がりになってしまいます。色を変えるたびに机に対してモールドの角度を変えてナチュラルさを出しましょう。

コツ3:境目に対し水平にカットしない。

レイヤーの境目にあたる面をスライドさせるように圧がかかってしまい、ソープがその部分からぱっくり割れてしまう原因に。境目に対し小さい角度でカットするときには圧をかけすぎないよう特に慎重に作業します。

コツ4:冷蔵庫と冷凍庫で凝固時間を短縮!

ソープの厚さにもよりますが、冷凍庫に3〜5分程入れるとソープが早く固まり、次の作業にすぐに移ることができます。
レイヤーを重ねるだけの間は完全に固まってなくても良いのですが、カットする段階ではしっかり凝固させなければいけません。
レイヤーを重ねる間は冷凍庫で、最終的には冷蔵庫に入れると効率よく作れます。

【必要なもの】

・白色グリセリンソープ(以下、白色ソープ)
・透明グリセリンソープ(以下、透明ソープ)
・ソープ用カラーリングリキッド(赤と青)
・ラメ入りアイシャドウ(白/ゴールド/紫/赤やオレンジ/など)もしくはカラーパウダー
クラフトやネイル用のカラーパウダーでもよいですが、化粧品のラメ入りアイシャドウをおススメします。肌にも優しく、ソープで一緒に洗い流せるためです。100円均一で購入したものであればコスパもいいですね。
・耐熱ボウルか計量カップ
・シリコンモールドまたは紙コップ
・小物(動画ではこぶた使用)
モールドを傾かせる時に使います。安定させることができればいいので消しゴムや本などでも代用できます。
・ナイフ
・スティック(混ぜる用)

パウダーの準備

アイシャドウをパウダー状にします。
つまようじでアイシャドウを掻き出して大きな塊を砕くとすぐにパウダー状になります。
米粒の半分程の大きさであれば自然に崩れるかそれが味になるので多少塊が残っても気にしません。

【作り方】

1. 中に入れるストーンを作る。
白のグリセリンソープを融かします。電子レンジや、湯銭で融かす方法があるので、使用するグリセリンソープの説明書にしたがって作業してください。溶けたグリセリンソープに紫と白のパウダーを入れて着色します。

固めます。

固まったら紙コップから外してカットします。

2. レイヤー1を作る。
小物をモールドの下に入れてモールドを斜めにします。
融かした白色ソープに赤のカラーリングリキッド入れて混ぜます。きれいに混ざったらモールドに流し込みます。さらにゴールドのパウダーを入れてマーブル状になるように軽く混ぜます。1で作った紫のストーンを入れます。
固めます。

3. レイヤー2を重ねる。
小物をモールドの下に入れて傾きを変えます。
融かした透明ソープに赤のカラーリングリキッドを入れて混ぜます。モールドに流し込んで赤のパウダーを表面に散らします。
そのまま固めます。

4.レイヤー3を重ねる。
小物を取り除いて、モールドを水平にします。融かした透明ソープに赤と青のカラーリングリキッドを混ぜて紫にします。混ざったらモールドに流し込み、固めます。

5.カットする。
熱が取れて完全に固まったら、ナイフでソープの角をそぎ落としていくように形成していきます。

動画使用曲
原石風手作りソープの作り方
曲: https://theartistunion.com/tracks/261f55
Song:
IksonーCalling
https://soundcloud.com/ikson/calling-free-download
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