待ち針【sewing pins】
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出典:LaBodashop blue ball point pins
待ち針とは裁縫時に仮止めにつかう針のこと。英語ではsewing pinsやstraight pinsとも呼ばれます。
布を待ち針で留め、仮縫いや本縫いを施す時に布同士がずれるのを防ぐために使います。
そのため、縫い針とは違って、針が通り抜けないように針の頭部分に小さなボールや平たい修飾物がついています。
目立ちやすいように装飾部分はカラーが付いています。
待ち針とは裁縫時に仮止めにつかう針のこと。英語ではsewing pinsやstraight pinsとも呼ばれます。
布を待ち針で留め、仮縫いや本縫いを施す時に布同士がずれるのを防ぐために使います。
そのため、縫い針とは違って、針が通り抜けないように針の頭部分に小さなボールや平たい修飾物がついています。
目立ちやすいように装飾部分はカラーが付いています。
待ち針の種類
出典:Jolemina bow oins
針の部分は鉄でできており、表面にニッケルなどを塗装しています。
中にはさびを防ぐためにステンレスでできているものもあります。使用する布生地によって針の太さの種類が豊富にありますので使い分けましょう。
【針頭の形】
ガラス待ち針:針頭の部分がガラスでできています。待ち針で留めながらアイロンがけをしたいときによく使われます。アイロンの熱に溶けることがないのでプレスしても布に大きな影響を与えません。ガラス部分をきれいに加工して高価な待ち針も数多くあります。カラー展開が豊富なので布生地と同化しない色を選択して使用します。
セル待ち針:円形のふちが波のようになっており針頭が平らになっています。針頭部分が大きく、かつ平たいのでつかみやすく作業がはかどります。針が長いので平面での作業が多い和裁に向いており、『和裁用待ち針』とも呼ばれます。
Tピン:針頭から2回湾曲しアルファベットのTを形作り、針先まで一本につながっています。家具などの厚い布専用の待ち針です。
【用途別】
アップリケ待ち針:アップリケ用の待ち針は短いのが特徴です。アップリケでは小さな布を細かく縫い付ける作業があり、待ち針が長すぎると本縫いの時に邪魔になります。そのため、アップリケ用の針は2センチほどしかありません。
パッチワーク用待ち針(ピーシング用待ち針):普通の待ち針が0.5ミリ程度なのに対し、パッチワーク用のまち針は0.4ミリと細めです。小さなピースをたくさん縫い合わせるのでできるだけ細い針が適しています。同時にピースを留めるだけの十分な長さも必要です。
シルク待ち針:シルクのように一度刺した針の穴がとじにくい素材のための待ち針です。普通地用の待ち針が0.5〜0.55ミリなのに対して、シルク待ち針は0.4〜0.45ミリと若干細めです。
ニット待ち針:毛糸の編み目から抜け落ちないように大きめの針頭になっています。アイロン台に刺して使用するものは針先が鋭く、編み上げたパーツ同士を合わせておくものの針先は丸くなっています。
監修:ポピー
刺繍を機に手芸に目覚める。『作れそうなものは作ってみる』という精神でUVレジン、プラバン、裁縫、編み物、ビーズ、ミニ革細工、ドールハウスやミニ家具などの簡単木工DIYを浅く広く探求して15年。
複数の手芸を掛け合わせたり素材を組み合わせながら自宅を飾っていくのが趣味。
海外のDIYトレンドを参考にすることも多い。
日本と欧米の手芸における常識やテクニックの違いなどを検証しつつ多くの方法を共有していく。
針の部分は鉄でできており、表面にニッケルなどを塗装しています。
中にはさびを防ぐためにステンレスでできているものもあります。使用する布生地によって針の太さの種類が豊富にありますので使い分けましょう。
【針頭の形】
ガラス待ち針:針頭の部分がガラスでできています。待ち針で留めながらアイロンがけをしたいときによく使われます。アイロンの熱に溶けることがないのでプレスしても布に大きな影響を与えません。ガラス部分をきれいに加工して高価な待ち針も数多くあります。カラー展開が豊富なので布生地と同化しない色を選択して使用します。
セル待ち針:円形のふちが波のようになっており針頭が平らになっています。針頭部分が大きく、かつ平たいのでつかみやすく作業がはかどります。針が長いので平面での作業が多い和裁に向いており、『和裁用待ち針』とも呼ばれます。
Tピン:針頭から2回湾曲しアルファベットのTを形作り、針先まで一本につながっています。家具などの厚い布専用の待ち針です。
【用途別】
アップリケ待ち針:アップリケ用の待ち針は短いのが特徴です。アップリケでは小さな布を細かく縫い付ける作業があり、待ち針が長すぎると本縫いの時に邪魔になります。そのため、アップリケ用の針は2センチほどしかありません。
パッチワーク用待ち針(ピーシング用待ち針):普通の待ち針が0.5ミリ程度なのに対し、パッチワーク用のまち針は0.4ミリと細めです。小さなピースをたくさん縫い合わせるのでできるだけ細い針が適しています。同時にピースを留めるだけの十分な長さも必要です。
シルク待ち針:シルクのように一度刺した針の穴がとじにくい素材のための待ち針です。普通地用の待ち針が0.5〜0.55ミリなのに対して、シルク待ち針は0.4〜0.45ミリと若干細めです。
ニット待ち針:毛糸の編み目から抜け落ちないように大きめの針頭になっています。アイロン台に刺して使用するものは針先が鋭く、編み上げたパーツ同士を合わせておくものの針先は丸くなっています。
監修:ポピー
刺繍を機に手芸に目覚める。『作れそうなものは作ってみる』という精神でUVレジン、プラバン、裁縫、編み物、ビーズ、ミニ革細工、ドールハウスやミニ家具などの簡単木工DIYを浅く広く探求して15年。
複数の手芸を掛け合わせたり素材を組み合わせながら自宅を飾っていくのが趣味。
海外のDIYトレンドを参考にすることも多い。
日本と欧米の手芸における常識やテクニックの違いなどを検証しつつ多くの方法を共有していく。