聖ワシリイ大聖堂のタマネギ型ドームは圧巻　ロシア料理ボルシチ、ピロシキも楽しみましょう

聖ワシリイ大聖堂はロシア正教会の歴史ある聖堂。1551年〜1560年にイヴァン4世によって建てられました。
ロシアの大聖堂の中で最も美しい建物の一つと言われており、1990年にユネスコ世界遺産にも登録されています。

聖ワシリイ大聖堂はタマネギ型のドームとメルヘンチックな色使いに目を奪われますが、内部も見逃せません。
中はまるで迷路のように曲がりくねっており、建物内には聖画像や壁画が飾られていて、8つの至聖所も必見。
素晴らしい装飾で埋め尽くされているので、観光には十分な時間を取りましょう。モスクワは冬に雪が降りますが、白い雪と大聖堂の照明の見事なコントラストを満喫できるのでオススメです。
また夜になるとライトアップされるため、昼間とは違う雰囲気になります。夕日に照らされた姿も美しいので、ぜひ様々な時間帯に足を運んでみましょう。

聖ワシリイ大聖堂はモスクワの「赤の広場」にそびえ立っています。元々ロシア語で「赤」の語源は「美しい」と同じ。
そのため赤の広場は「美しい広場」を指します。赤の広場はモスクワ都心部にあり、長さは695メートル、平均道幅は130メートル、敷地面積はなんと7万3000平方メートル。
赤の広場の南西には「クレムリンの城壁」があり、周囲には「レーニン廟」や「グム百貨店」のような主要な観光スポットが集まっているため、モスクワ観光では必ず通る場所です。
赤の広場ではイベントが開かれることもあり、事前にホームページでスケジュールを確認してから見学しましょう。

モスクワを訪問したら、ロシア料理も堪能したいところ。酸味のあるスープ料理のボルシチや、様々な具材を包んだ惣菜パンのピロシキが有名です。
ビーフストロガノフも日本人に人気があります。
飲み物ならウォッカやロシアンティーがオススメ。お財布に優しいお店から最高級料理店まで、予算を考えながらレストランを選びましょう。

見事な色合いの聖ワシリイ大聖堂は、一度見たら忘れられない建造物です。
周辺には観光名所が集まっているため、美味しいロシア料理を堪能しながら観光してみてはいかがでしょうか。