ポルトガルの傘祭りの楽しみ方とベストショットスポットは？エッグタルトもはずせない！

ポルトガル第2の都市ポルトに近い町、アゲダ。町の駅は無人という小さな町ですが、毎年7月1日〜9月30日まで開催される通称「傘祭り」の期間は多くの観光客で活気づきます。
元々は芸術祭の一環として2010年代に始まったこのお祭りの正式名称は、「アンブレラ スカイ プロジェクト」。その名の通り、たくさんの傘が夏の空を埋め尽くします。
通りの上空に色とりどりの傘が整然と浮かぶ光景は、大きなインパクトがあり、今ではすっかり人気イベントになりました。ちなみに、この企画のために使われる傘は3000本以上。傘が用いられたのはポルトガルの強い日差しを遮るためのアイデアだったといいます。

傘祭りの写真を撮るなら、まずはメインストリートの「ルイス・デ・カモンイス通り」に行くのがおすすめです。
石畳の通りとカラフルな傘が絵になり、SNS映えする写真を撮るのにピッタリ。また周辺の通りにもテーマごとにさまざまな配色や模様の傘がディスプレイされているので、そちらもまわってみましょう。ルイース・デ・カモエンス通りとはまた違った雰囲気の写真が撮れるはずです。

期間中は傘だけでなく、ベンチがカラフルに塗られていたり、オブジェや壁画が展示されたりしています。またストリート・パフォーマンスやコンサートなども行われるので、さまざまな楽しみ方ができそう。
期間中はガイドマップが配布されるので、まずこのマップをゲットしましょう。

せっかくポルトガルに行くのなら、ぜひ食べてみたいのがポルトガルの国民的なお菓子「エッグタルト」です。
エッグタルトは、元々ジェロニモス修道院で修道士によって作られていましたが、後に「パスティス・デ・ベレン」で本格的に製造されるようになりました。
ポルトガルのいたるところでエッグタルトが食べられるようになった今も、門外不出の秘伝レシピで作られるパスティス・デ・ベレンのエッグタルトは特に有名です。
他にも「マンテイガリア」や「ナタ・リスボア」などが、エッグタルトの美味しいお店として知られています。

ポルトガルで行われる傘祭りは、ステキな写真を撮るのにおすすめのイベントです。
アゲダは小さな町なので、のんびり歩きまわるのにも向いています。
傘祭りを楽しんだ後は、ポルトガル名物のエッグタルトもぜひ食べてみたいですね。