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人気急上昇中の「雪中梅」ってどんなお酒?酒蔵のこだわりとは

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人気急上昇中の「雪中梅」ってどんなお酒?酒蔵のこだわりとは

日本酒好きならば一度は耳にしたことはあるであろうお酒の一つに、「雪中梅」があります。
雪中梅新潟の頚城平野の端に位置している丸山酒造が製造している日本酒で、全国にファンも多い人気のお酒でもあります。

日本全国に様々な日本酒がある中で、どうして雪中梅に人気が高まっているのでしょうか。
ここでは、そんな雪中梅の魅力について、丸山酒造のこだわりや歴史などにも触れながらご紹介していきたいと思います。

新潟を代表する地酒でもある「雪中梅」

新潟はおいしいお米も有名な地域でもるため、日本酒造りも盛んです。
例えば全国的に有名な地酒である「八海山」も新潟生まれとなっています。
そんな新潟のなかでも、上越地区を代表する人気の地酒雪中梅です。
雪中梅は季節によって限定品も販売されていますし、通年で販売されている安定のお酒もあります。
また、雪中梅はお食事にあるお酒としても人気が高く、食中酒として楽しむ方も多いそうです。

雪中梅の具体的なラインナップはこちら

続いては、現在実際に販売されている雪中梅の種類についてご紹介していきましょう。先ほどご紹介した通り、雪中梅には通年で販売されているものが2種類、季節限定で販売されているものが4種類あります。それぞれ作り方や使用しているお米の種類も異なるため、味や風味も異なるものとなっています。

1. 通年販売のお酒
雪中梅醸造(1.8Lが2484円、720mlもあり)
やや甘口で、冷やして飲むかぬる燗がおすすめのようです。普通酒と比べて味に深みもあります。すっきりとした口当たりですが、芳醇な香りも楽しむことができます。アルコール度数は15.7度。

雪中梅 普通酒(1.8Lが1944円、720mlもあり)
手作りの麹と井戸水で仕込んだ、昔ながらの製法で作られている雪中梅の定番ともいえるお酒です。お米は酒蔵の所在地でもある上越市三和区産こしいぶきと新潟県産の酒造好適米である五百万石を使用しています。やや甘口ですが、切れのある後味が特徴です。アルコール度数は15.4度。

2.季節限定のお酒
雪中梅 吟醸(720mlが3910円)
毎年月下に販売され雪中梅です。新しい酒造好適米でもある越淡麗と、最適な酒造好適米である山田錦を使用して製造されています。こちらは丸山酒造さんが製造するほかの雪中梅とは異なる特別な麹室で管理されているお酒で、量が作られないため幻のお酒とも呼ばれています。すっきりとした後味が楽しめるため、冷がおすすめのようです。

雪中梅 特別本醸造(1.8Lが4320円、720mlもあり)
毎年11月中旬に販売される雪中梅です。10か月熟成させており、やや甘口で、うまみのバランスが絶妙のお酒となっています。独特のとろみが楽しめるお酒でもありますので、乗る癇がおすすめのようです。アルコール度数は16.2度。

雪中梅 純米(1.8L が3024円、720mlもあり)
春と秋の限定の雪中梅です。やや甘口の軽快な口あたりとなっています。酒造好適米である五百万石というお米を100パーセント使用し、63パーセントまで精米して作られています。飲み方は、ぬる癇かお冷がおすすめです。アルコール度数は15.5度。

雪中梅 特別純米酒(720mlが3154円)
毎年7日に販売される雪中梅です。雪中梅の中でもファンが多い品物となっています。55パーセントにまで精米した、少し贅沢なお酒となっています。お米は最適な酒米でもある山田錦と五百万石を使用しています。アルコール度数は15.6度。

そのほか、化粧箱に入っている商品も多く販売されています。
気になったものがあったなら、ぜひチェックしてみてください。各種インターネットでお取り寄せすることもできます。

雪中梅を製造している丸山酒造の歴史

新潟県上越市三和区に位置している丸山酒造は、自然環境豊かな場所で伝統的な日本酒を製造しつづけている酒蔵です。
酒蔵の前には田んぼが広がっていて、夏には蛍を目にすることができるほど自然が豊かな場所でもあるこの場所は、頚城平野の東端でもあります。

丸山酒造では、麹づくりも昔ながらの手作業で行われています。雪中梅を大量生産できない理由は、機械に頼らない面も深く関係しているのかもしれません。しかし手作業で行うからこそ、酒造りで最も大切な麹も丁寧ものが出来上がるともいわれています。

また、丸山酒造で雪中梅づくりにおいて使用している酒米は、山田錦を除いてすべて新潟県の契約農家さんからのものだといいます。また使用するお水も、敷地内にある井戸からくみ上げた井戸水を使用していることが、雪中梅独特の風味を出しているとされています。

以下、丸山酒造の情報となります。

電話番号:025-532-2603
FAX:025-532-2535
住所:新潟県上越市三和区塔ノ輪617

いかがでしたか?
1897年に創業以来、量よりも質にこだわり日本酒を作り続けている丸山酒造。
ぜひ自慢の雪中梅を堪能してみてください。
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