日本海を臨む石川県でおすすめの「天狗舞」をはじめとする日本酒をご紹介！

良質なお米やお水が豊富な石川県には、酒蔵も多く存在しています。その中でも、車多酒造さんは、創業文政6年という老舗中の老舗酒蔵で、長年地元の方を中心に愛され続ける日本酒を製造してらっしゃいます。

車多酒造さんが日本酒造りに使用しているのが、こだわりぬいた原材料です。お水は霊峰白山から湧き出る伏流水を、そしてお米は地元加賀の地で作られているもので製造しています。吟醸用には、日本一の酒造好適米と言われている兵庫県産の特Aランクの山田錦を使用しており、これだけでも日本酒にかける思いの深さを感じ取ることができます。

車多酒造さんで製造されている日本酒は、「天狗舞」のみとなります。「天狗舞」は、その原材料もさることながら、醸造方法にもこだわりがあります。まずお米を精米する際は、丁寧にゆっくりと、手間をかけて行われているそうです。精米されたお米を洗米し、その後は昔ながらの方法で蒸しあげます。また、「天狗舞」を醸造するために必要な酵母は、すべて手作りとなっていますし、もろみづくりに必要な酒母も「天狗舞」に使う多くのものは山廃酒母で醸されています。

そうして時間をおいて、じっくりと発酵されたもろみは、熟練の職人鯛の手によって一滴一滴日本酒へと分離されていきます。これを熟成したものが、私たちの手に渡る「天狗舞」となるのです。

続いては、「天狗舞」の商品ラインアップをいくつか紹介していきましょう。車多酒造さんでは日本酒は「天狗舞」のみですが、ほかに焼酎やリキュールなども製造しています。

1. 天狗舞　有関白・・・「天狗舞」の大吟醸酒の中でも、特に優れた品質のものにのみつけられるの「有関白」。「ここに歓びを起こさしむる神の宿るという美酒がある」という言葉の意味に負けないほどの美酒となっています。お値段は1.8リットルが30000円と高めとなっていますので、ぜひ特別な日にご賞味ください。

2. 天狗舞　古古酒純米大吟醸・・・長期貯蔵された高級な純米大吟醸酒です。ゆっくりと熟成したからこそでる香りを楽しむことができる贅沢な一本となっています。お値段は1.8リットルが10000円となります。

3. 天狗舞　山廃仕込み純米酒・・・「天狗舞」の看板商品として人気も高い一本です。2011年に開催されたIWC（インターナショナル・ワイン・チャレンジ）にて、純米酒部門で最高位であるトロフィーを獲得した実績もある銘酒です。1.8リットル当たり2725円となっています。

4. 天狗舞　しぼりたて生酒　本醸造・・・「天狗舞」シリーズの生酒となっています。こちらも三廃仕込みで醸造されており、加熱処理を行っていない正真正銘の生酒です。季節限定品なので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。お値段は1.8リットル2000円となっています。

もちろんここで紹介した以外にも、いろいろな種類の「天狗舞」が販売されています。ぜひお気に入りを見つけてみてください。

車多酒造さんについて詳しくはこちらをどうぞ
http://www.tengumai.co.jp/

「一滴入魂」をモットーに、高い品質の日本酒を世に送り出している吉田酒造さんは、明治3年創業の老舗の酒蔵でもあります。精米や洗米、酒母や麹仕込みにいたるまで、こだわりの製法で日本酒を作り続けている吉田酒造さんでは、日本酒「手取川」シリーズ以外にも、酒粕を使った「sake石鹸」や米ぬかを使った「米ぬか石鹸」などを製造・販売しています。

実際の日本酒ラインアップは以下の通りです。

1.手取川　大吟醸酒　kasumi・・・優しい発泡性のある、「霞」を連想させるような美しい日本酒です。甘さと口当たりのキレのバランスが抜群な生酒となっています。お値段は、720ミリリットル1800円となっています。

2.大吟醸　古古酒　手取川・・・じっくりと3年間長期貯蔵した大吟醸酒がこちらです。ゆっくりと熟成したからこそでるまろやかな味わいと風味が特徴の日本酒となっています。お値段は720ミリリットル5000円です。

3.You　Yoshidagura　純米生原酒・・・アルコール度数13パーセントの、山廃仕込みながらやさしい日本酒となっています。無濾過の生原酒であるこちらは、さわやかな発泡性も楽しめます。ラベルもおしゃれなので、贈り物にも最適です。お値段は720ミリリットル1200円で、限定品となっています。

いかがでしたか？石川県には、他にも有名な日本酒や酒蔵が多くあります。ぜひ石川県へお越しの際は、地元の方々に愛され続けている地酒たちをご賞味ください。