実は多い?東京で醸造されている「澤乃井」などの日本酒!
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実は多い?東京で醸造されている「澤乃井」などの日本酒!
画像出典:小澤酒造株式会社
華やかで流行の最先端を走っている日本の中心地・東京。「東京」と聞くと、都会的な印象を持つ方がほとんどかと思いますが、実は東京にも下町をはじめとして古き良き場所は多く残されています。
また、東京では今も変わらず地酒を醸造している酒蔵もいくつか存在します。今回は、そんな東京で醸造されている日本酒について、実際の種類をいくつか紹介して行くとともにその酒蔵についても見ていきたいと思います。
小澤酒造の「澤乃井」
画像出典:小澤酒造株式会社
まずは、東京都の中でも奥座敷・奥多摩に位置している小澤酒造さんが醸造している「澤乃井」について紹介していきましょう。こちらの小澤酒造さんは、元禄二年(1702年)創業という、江戸時代から続く由緒ある酒蔵です。原材料となるお米やお水は選りすぐりのものをふんだんに使っているほか、一本一本丁寧に仕込まれる「澤乃井」は、まさに奥多摩という自然あふれる土地で育まれ続けてきた銘酒といっても過言ではないでしょう。
実際に、「澤乃井」の商品ラインナップをいくつか紹介していきましょう。
1.「大吟醸 鳳(こう)」・・・多くある「澤乃井」シリーズの中でも、最高品質を誇る名酒です。杜氏と蔵人たちがもてる最高の技術をもってして作られたお酒ともされています。おアルコール度数は16〜17度、お値段は1.8リットルで10800円と値は張りますが、その分深い味わいを楽しめる逸品となっています。
2.「特別純米 澤乃井」・・・「澤乃井」の純米酒としてふさわしい、穏やかな味わいを楽しめるお酒となっています。アルコール度数は15〜16度、お値段は1.8リットルで2592円となっています。
3.「純米吟醸生酒 蒼天」・・・純米吟醸酒の生酒となっています。端麗な飲み口とすっきりとした香りが特徴の日本酒です。アルコール度数は14〜15度、お値段は720ミリリットルで1534円となっています。きりりと冷やして召し上がりください。
このほかにも、小澤酒造さんでは「澤乃井」シリーズとしてたくさんの日本酒を醸造しています。興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
小澤酒造さんについて詳しくはこちらをどうぞ
http://www.sawanoi-sake.com/
中村酒造の「千代鶴」
画像出典:中村酒造
最後は東京都内の中でも奥多摩の地・あきる野市に構えている酒蔵・中村酒造さんについて紹介していきたいと思います。中村酒造さんは、文化元年(1804年)からこの地で酒造業を始めたという老舗の酒蔵でもあり、今に至るまで自然あふれるあきる野市で日本酒を作り続けています。仕込み水に秩父古生層によって磨かれた清らかな水を使用しているなど、水がきれいなこの地ならではの日本酒造りが行われているようです。
そんな中村酒造さんで醸造されているのが、「千代鶴」です。具体的なラインナップは以下のようになります。
1.「千代鶴 純米大吟醸」・・・酒造好適米である山田錦を使い、低温でじっくりと発酵させた逸品です。心地よい余韻が残る後味と、上品な香りが特徴です。アルコール度数は16〜17度、お値段は1.8リットルで10800円となります。
2.「千代鶴 吟の舞」・・・長年醸造してきた中村酒造さんだからこそできる熟練の手法でつくられています。穏やかな風味と香りを楽しむことができます。アルコール度数は13〜14度、720ミリリットルで2484円となっています。
3.「千代鶴 特別純米 奥多摩」・・・上品な味わいが特徴の日本酒です。パッケージに美しい奥多摩の山々が描かれています。アルコール度数は15〜16度、1.8リットルで2592円となっています。
中村酒造さんについて詳しくはこちらをどうぞ
http://www.chiyotsuru.jp/
東京の奥座敷・奥多摩の地で醸造される「澤乃井」の歴史と魅力とは
都市部の喧騒から少し離れた奥多摩の地に酒蔵を構えている小澤酒造さん。東京の奥座敷とも呼ばれる自然あふれるエリアで長年「澤乃井」をはじめとする銘酒を醸造し続けていらっしゃいます。今回は、そんな小澤酒造さんの歴史やこだわりに触れながら、「澤乃井」の魅力や多彩なラインナップなどを紹介していきたいと思います。
300年以上続く老舗酒蔵「小澤酒造」
小澤酒造さんは創業1702年、今に至るまで300年以上もの歴史をもつ老舗中の老舗酒蔵となります。創業時については古文書によって当時酒造業を営んでいたことが判明したそうです。その後小澤酒造さんの代表銘柄ともいえる「澤乃井」の醸造を始めとして、歴史ある酒蔵の見学を展開したり、清流ガーデン「澤乃井園」を開設したりと、日本酒醸造にとどまらずいろいろな事業を展開しています。
小澤酒造さんが蔵を構えている青梅市は奥多摩の山々のふもとに位置しています。実際に蔵から西に向かうと奥多摩に入り、東京都内とは思えないほどの豊かな自然が広がっています。そんな自然あふれる一帯で日本酒醸造を続けている小澤酒造さんでは、約160年前に掘られたと言われている横井戸から湧き出る石清水を醸造のための仕込み水として使用しているとか。こちらの岩清水は「腐造知らずの水」と言われているほど上質で、ミネラル分が豊富なうえ発酵力が高い中硬水なのだそうです。ここ一帯ではわさびの栽培も盛んなことからも、かなりの清流であることが分かりますね。
お米は新潟県産の酒造好適米である「五百万石」や長野県産の「美山錦」を使用しているという小澤酒造さん。300年以上蔵を見守ってきた大杉を活用した木桶での仕込みを平成15年からスタートさせ、昔ながらの味を再現しているそうです。“精進潔斎して努むべし”をモットーとしている小澤酒造さんだからこそ、今後も更に味わい深い日本酒を世に送り出してくれることが期待できますね。
小澤酒造さんが蔵を構えている青梅市は奥多摩の山々のふもとに位置しています。実際に蔵から西に向かうと奥多摩に入り、東京都内とは思えないほどの豊かな自然が広がっています。そんな自然あふれる一帯で日本酒醸造を続けている小澤酒造さんでは、約160年前に掘られたと言われている横井戸から湧き出る石清水を醸造のための仕込み水として使用しているとか。こちらの岩清水は「腐造知らずの水」と言われているほど上質で、ミネラル分が豊富なうえ発酵力が高い中硬水なのだそうです。ここ一帯ではわさびの栽培も盛んなことからも、かなりの清流であることが分かりますね。
お米は新潟県産の酒造好適米である「五百万石」や長野県産の「美山錦」を使用しているという小澤酒造さん。300年以上蔵を見守ってきた大杉を活用した木桶での仕込みを平成15年からスタートさせ、昔ながらの味を再現しているそうです。“精進潔斎して努むべし”をモットーとしている小澤酒造さんだからこそ、今後も更に味わい深い日本酒を世に送り出してくれることが期待できますね。
「澤乃井」の多彩なラインナップ
小澤酒造さんが長年育んでいる「澤乃井」は、蔵のある場所が昔「沢井村」と呼ばれていたことから命名されたそうです。「沢井」とは豊富な名水が沢となって流れていることに起因しているそうで、今なお青梅氏が全国屈指の名水の郷と名高いことからも、その水の上質さが垣間見えますね。
そんな「澤乃井」の名を冠したお酒は種類豊富に展開されています。そこでここでは、その豊富なラインナップの中からいくつかピックアップしてその特徴や価格などを紹介していきたいと思います。
「澤乃井 大吟醸 凰(こう)」・・・小澤酒造さんが手掛ける「澤乃井」シリーズの中でも最高峰の逸品。最高級の酒造好適米と名高い「山田錦」を原料とし、35パーセントまで精米歩合を進めるなど、杜氏と蔵人たちの持ちうる技術が最大限詰まった1本。気品ある味わいが楽しめる、高級感あるラベルにも引けを取らない優雅な大吟醸酒となっています。1.8リットル当たり10800円〜のご案内です。
「澤乃井 純米吟醸 蒼天」・・・原料米に「五百万石「美山錦」をふんだんに使用し、55パーセントまで精米して仕上げた純米吟醸酒。華やかな吟醸香とお米の旨みが楽しめる1本です。1.8リットル当たり3240円〜のご案内です。こちらは生酒も展開しており、720ミリリットル1534円〜となっています。
「澤乃井 純米大辛口」・・・数ある「澤乃井」シリーズの中でも代表格と称される純米酒。純米ならではのお米の豊かな風味とキレの良さが引き立つ辛口のお酒です。1.8リットル2419円〜のご案内となっています。
小澤酒造さんでは「澤乃井」ブランドの日本酒以外にも、柚子酒や梅酒、焼酎なども醸造し販売しています。また、「澤乃井」には季節限定の商品も毎年四季に応じて販売されていますので、ぜひ順次チェックしてみてください。
そんな「澤乃井」の名を冠したお酒は種類豊富に展開されています。そこでここでは、その豊富なラインナップの中からいくつかピックアップしてその特徴や価格などを紹介していきたいと思います。
「澤乃井 大吟醸 凰(こう)」・・・小澤酒造さんが手掛ける「澤乃井」シリーズの中でも最高峰の逸品。最高級の酒造好適米と名高い「山田錦」を原料とし、35パーセントまで精米歩合を進めるなど、杜氏と蔵人たちの持ちうる技術が最大限詰まった1本。気品ある味わいが楽しめる、高級感あるラベルにも引けを取らない優雅な大吟醸酒となっています。1.8リットル当たり10800円〜のご案内です。
「澤乃井 純米吟醸 蒼天」・・・原料米に「五百万石「美山錦」をふんだんに使用し、55パーセントまで精米して仕上げた純米吟醸酒。華やかな吟醸香とお米の旨みが楽しめる1本です。1.8リットル当たり3240円〜のご案内です。こちらは生酒も展開しており、720ミリリットル1534円〜となっています。
「澤乃井 純米大辛口」・・・数ある「澤乃井」シリーズの中でも代表格と称される純米酒。純米ならではのお米の豊かな風味とキレの良さが引き立つ辛口のお酒です。1.8リットル2419円〜のご案内となっています。
小澤酒造さんでは「澤乃井」ブランドの日本酒以外にも、柚子酒や梅酒、焼酎なども醸造し販売しています。また、「澤乃井」には季節限定の商品も毎年四季に応じて販売されていますので、ぜひ順次チェックしてみてください。
小澤酒造さんの敷地内には楽しみがいっぱい!
小澤酒造さんの擁する敷地内には、いろいろな施設が併設されています。例えば先ほどもちらっと紹介した「澤乃井園」は多摩川のほとりに広がっており、自然あふれる庭園を楽しむことができる憩いの場です。敷地内には酒まんじゅうやわさび漬けを購入できる売店や、購入したものをいただくことができる「あづまや」も設置されています。売店には軽食コーナーもあり、おそばやうどん、甘酒のほか、夏にはかき氷やソフトクリームも販売されているとか。
酒蔵となると、訪れるのにお子さん連れだと難しいところもあるかと思いますが、「澤乃井園」を併設している小澤酒造さんならば気兼ねなく足を運ぶこともできますね。そのほか敷地内には「澤乃井」直営の「きき酒処」もあり、こちらでは常時10種類ものお酒が楽しめるそうです。
酒蔵となると、訪れるのにお子さん連れだと難しいところもあるかと思いますが、「澤乃井園」を併設している小澤酒造さんならば気兼ねなく足を運ぶこともできますね。そのほか敷地内には「澤乃井」直営の「きき酒処」もあり、こちらでは常時10種類ものお酒が楽しめるそうです。