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高枝切りバサミとノコギリの使い分けは?上手な使い方とは?

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高枝切りバサミは便利ですが、それでも高い枝を切る作業は結構大変です。そんな時に高枝切りバサミとそれに付いているノコギリを活用したり、ノコギリ単独の高枝用の物を使ったりすることでそれらを上手に切ることができるようになります。

高枝切りバサミノコギリの併用や使い分けによる上手な使い方についてご紹介します。それぞれの特性を活かして活用していくことを目指しませんか。

高枝切りバサミとノコギリの役割って?

高枝切りバサミは、文字通り高い枝を切ることを目的に作られていますが、どちらかというと高い細い枝を切るのが得意で、高くて太い枝になると少し切るのが大変になってくるという面があります。

そこで活躍するのが高枝切りノコギリと言えるものです。よく高枝切りバサミに最初から一緒にくっついていたり、付け替えたりできるものやノコギリオンリーというものが売られています。

こうした高い木の太い枝を切る方も多いためにノコギリが付いているのですが、最初からノコギリが付いている併用タイプとノコギリだけが単独で付いているタイプについてそれぞれにおすすめの製品をご紹介していきたいと思います。

高枝切りバサミとノコギリの併用タイプとは?

よくあるのがひも付きでスライドグリップを上下するだけで簡単に太い枝もカットできるというもので、こちらのタイプは25mmまでの太さの枝ならば、グリップを動かすだけで軽く切れるように工夫されていますので出来るだけそれを利用して、それ以上の太い枝の場合だけノコギリに付け替えて使うというように使い分けることができます。

意外とグリップ式の場合は軽くいろいろな枝を切ることができ重宝されているという声が多く聞かれます。

このような高枝切りバサミノコギリが付いているタイプは、よく「太枝切鋏」などという名前で売られています。ノコギリが付いていることで木の切断面の直径25mmなどを切ることができるようになりますので太い枝にも対応できるタイプとなります。

高い枝を切るだけでなく太い枝を切ることも良くありますので、そんな際にノコギリが付いていることでとても重宝するタイプと言えます。

高枝挽きノコギリタイプの良さとは?

こちらは単独でノコギリが付いている「千吉」というメーカーの「高枝挽鋸」という名前の商品です。柄の長さは約1mで、刃の長さが27cmもある長いノコギリが付のものです。これだけの長さのノコギリならば身長+1mまでの高い枝なら切れ味も抜群でしっかり切れますので頼もしいものです。やはり太い枝を切るにはノコギリが適していてこんなノコギリで的確に切ることができる機能性が嬉しい「高枝挽鋸」です。
こちらは「アルス」というメーカーの伸縮式の高枝ノコギリで2.7mまで伸びます。こうした物を使えば太い枝を切るためにノコギリを上手く使う事ができます。やはり太い枝は切れ味のあるノコギリが使えると重宝します。

一つの注意点としてはノコギリの刃が薄いと切る際に少し頼りなくなってしまいますのでできれば刃の厚いものや腰のあるものを選ぶのもおすすめです。伸ばして切るためにノコギリまでの長さが長くなるため仕方がないという点も確かにあるのですが・・・。

また、軽いかどうかも大事で、できれば軽くて良く切れるノコギリと言う贅沢な希望を叶えてくれるものを探しましょう。

ここでご紹介した「アルス」というメーカーは、園芸用の鋸や鋏で有名で多くの人が遣っているものにこのメーカーの物があります。

また、「千吉」というメーカーも藤原産業のオリジナルブランドで、大工道具のメーカーでもあり、工具、電動工具、園芸用品など幅広の製品を作っています。園芸用の剪定鋏のデザイン性などにも優れ、ノコギリの切れ味にも人気が高くなっています。 
高枝ノコギリの中でも沢山の枝打ちをするための「はやうち」シリーズなどというものもあります。高枝の剪定・枝打ちを早く軽快にやるためのものがこれです。鋸の重みを利用しながら切っていく方法のノコギリです。こんなものも使い分けてみると枝打ちには機能的でいいのではないでしょうか。

どんな高枝切りノコギリがおすすめ

「高枝切りノコギリ」の場合に、ノコギリの刃の取り替えって結構面倒ですので、取り換えが楽な物もおすすめです。替え刃が1000円位で売ってありますので、切れ味がわるくなったら交換できるのがいい点ですので取り換えが自分で簡単にできる物を選んでみませんか。

ノコギリ高枝切りバサミに付いている併用タイプの場合は交換が少し面倒なので注意書きをよく読んで購入することも必要です。

また、ノコギリの刃自体の角度が変えられる構造のものもおすすめです。例えば3段階に変えられるものなどは切る枝の向きなどによって切りにくいこともありますからそうした苦労から解放してくれます。

高枝切りバサミとノコギリの使い分けについてのまとめ

いかがでしたか。高枝切りバサミノコギリについてご紹介しましたが、ノコギリが併用されているタイプとノコギリ単独のものとがあり、それぞれに用途によって使い分けたいものです。

太い枝を軽く切りたい時にはやはりノコギリの方が優れていますのでそうした時にはノコギリを多用します。軽くて楽に25mmまでの細い枝を切りたい時には高枝切りバサミでスライドグリップなどを活用して簡単に切るのがおすすめで、それぞれの特性を活かすことが大事です。

楽に楽しんで枝切りができるよう、それぞれの道具を使い分けることが大切ですので、上手な使い分けを目指してみませんか。

しっかり使い分けよう高枝切りバサミ《その構造を大研究!》

庭木が成長していくと困るのは高い枝をどうやって管理していくかという事ですよね。どんどん早いスピードで生育する木などもあり、剪定のタイミングが難しかったり、高い枝は切るのが難しかったりします。そんな時に大活躍してくれるのが「高枝切りバサミ」です。しかし、最近では「高枝切りバサミ」と一言でいってもいろいろなタイプがあり、どんなものを選んだらいいのかといった疑問があります。ここでは、タイプごとにご紹介し、有効な使い方をご案内します。

高枝切りバサミを選ぶ基準とは

剪定は、樹木の生育や実をならせるために必要だったり、樹木の形を整えたりするのに大事なことですが、それは季節によってもまたその樹木の特性によっても異なります。それを理解した上で剪定をすることが重要ですが、特に大きな高い木を切るには「高枝切りバサミ」は必須なアイテムです。 そんな「高枝切りバサミ」を選ぶ基準は、軽さ、長さ、ハサミの切断能力(切断可能な直径幅なども重要)やキャッチ性などをもとに選ぶ必要があります。 そこでその基準をタイプごとにご紹介すると、 ●力が無くても切れる、軽いのがいいという人向けの軽量タイプ 約1kgの程度の重さで長時間、高い枝を切っていても疲れない女性でも使いやすいタイプがおすすめです。その際も力をいれずに切るためには刃元で切ることが大事です。 ●高さを限定して選ぶタイプ(角度調整可能などがあり)  何mの枝を切りたいというのが定まっているのであれば、それによって選ぶのもいいのではないでしょうか。中には、ハサミの部分が50度などに首振り機能付きのものもあり、込み入った枝をあちこち切る場合には自分が動かなくても切っていくことができて便利なものです。 ●高さ4mなどの高さにも対応できるタイプ  高い枝を切る場合、その枝が落ちてくることも考えると危険ですのでキャッチする機能付きのものがおすすめです。果物などの木でも安心して切ることができ、歯の横に落下防止のブラケットがついていたりして重宝します。
●太枝まで切れるタイプ
太い枝を切る場合、切断可能な直径の切断面積が重要です。25~40mmなどの大きなものを選びます。高い枝は基本的に太くもなっているので切りたい枝の直径をよく見て余裕で切れるものを選ぶようにするのがおすすめです。写真のようなハサミは、高い木はあまり切れませんが、テコの原理で40mmまで切れるようになっていますのでぜひ探してみませんか。 ●1.8mまでくらいの高さなら伸縮性のないタイプ ちょっと高い程度の木を切る場合には、その高さに合わせた伸縮性のないタイプを選んでみるのもいい方法です。その方が500gちょっとと軽量で扱いやすくて便利ですので、作業から考えると切りたい高さでまず選んでみることが大事です。 ●ポールの長さを段階ではなく自由に設定できるタイプ  切りたい長さに合わせて自由にポールの長さを設定できるのも嬉しい機能です。ちょうどいい長さにすることで自分自身があまり動かずに切ることができて疲れずに機能的です。  こうして見てみますと、「高枝切りバサミ」の軽さ、長さ、ハサミの切断能力のタイプには様々なものがあり、それをしっかり考えながらそれぞれのニーズに合わせて選ぶことが大事だとわかります。

高枝切りバサミの切る能力はどれほど?

やはり切る能力という面では、切断可能な枝の直径面積が大事ですよね。生枝となると意外と切りにくいものです。特に力がない女性でも切れるものを探すとなると、切り方の様式としてヒモやロープを引っ張るタイプは軽く切れておすすめです。 また、楽な物と言えば、電動のチェーンソーのようなものもありますが、高価なのでそこまではと言う人には、このヒモやロープタイプは、通常のグリップ式よりは握力に自信のない方にもぜひおすすめと言えます。 さらに太い枝を切る場合には、最大25~40mmくらいまでが切断可能ということですので、もしそれ以上の直径の枝を切る場合にはのこぎりを付け替えることができるものを選んで切るのも一つの方法です。その際にはのこぎりもなるべく力が入らなくても切れるものを選んでみましょう。

高枝切りバサミの魔法の構造の不思議

結構、多くの人がこの「高枝切りバサミ」を使ってはいても、その構造は知らずに不思議に思っている人が多いと思います。この構造の仕組みについては、パイプの内側にハサミの刃を動かす鋼線のワイヤーが入っていて、パイプの長さによってワイヤーも伸縮し、長さが固定されると中のワイヤーも固定されて刃が動く状態になり切れると言う仕組みです。 つまり、手元で動かした力がワイヤーで伝わり、切れるという仕組みです。それにしても伸び縮みする刃というのは考えてみれば実に不思議です。手元での力を長いもので3~4mも伝えて切るのですから魔法のような便利なハサミですよね。それまでは梯子を使って切っていた枝がこれ1本でどこでも切れるという素晴らしい発明品です。昔は植木屋さんがどこでも梯子で切っている光景を多く見かけたものです。

高枝切りバサミの使い分けについて

ここまでご紹介した「高枝切りバサミ」の使い分けについてですが、まとめますと、自分が必要な機能が何なのかをまず明確にし、道具なのでどの機能を大事に選ぶかを考えることが重要です。「高枝切りバサミ」での切り方もコツとして刃の根元で切るなどのコツもしっかりつかんでうまく使いこなしてみませんか。 そして、剪定があまり大変な事にならないように、日頃から気を付けて切っておくことも大事です。木が休眠しているいい時期を見つけて適切に切ることで楽な剪定を目指してみませんか。「高枝切りバサミ」は自分で庭木をデザインする魔法の道具でもあるわけですからうまく上手に使いこなしてみましょう。

どの高枝切りバサミを選ぶ?種類と選び方のおすすめは?

高枝切りバサミは便利なものですよね。そう思いながらも一方ではもっとその使い方を上手にできたらなどと思っているのが高枝切りバサミではないでしょうか。

そんな悩みもどんな枝を切る時に、どんな高枝切りバサミを使ったらいいのかを的確に知ることでもっと使えるようになるのではないでしょうか。そんな高枝切りバサミの活用法を目的と用途ごとにご紹介したいと思います。

上手に使いこなすためにその種類と選び方についてご紹介します。せっかくの道具なのでニーズに合った使いやすいベストなものを探してみませんか。

まずどんな木を切るのか?

高枝切りバサミもどんな木を切るのかによって使い分ける必要がありますので、まずはどんな木を切るのかをはっきりとさせることが大事です。

例えば、背が高い木を切るのなら伸縮式のもので3m~4mの高さまで伸びる物がベストです。

背の低い木の枝、身長程度の木の枝を切るのならば伸縮式のものでもスリムやミニと言ったそれほど伸びない低所用のもので大丈夫ですのでそういったものを選びます。
また、この場合に、高さに関係なくどちらにせよ太い枝を切りたいのなら「太枝切り用」を選ぶことが大事なポイントです。枝の直径が25mm以上の物が切れるような表示のあるものを選びます。

ロープ式高枝切鋏のスウィング機構内蔵タイプだったりするものは太い枝も切ることができるように工夫されています。ロープを下に惹くだけで太い枝も軽く切れるようになっています。

それでも切れない太い枝は、ノコギリが別に付いていて、一緒にヘッドに付けたり別にノコギリを使うようになっているものがおすすめです。25mm以上の太い枝の場合は、無理をして高枝切りバサミを使わず、ノコギリを使うという風に使い分けるのも上手な使い方です。

太枝はどんな風に切る?太い枝を切る時ってどんな時?

太い枝を切ることって意外と多くあります。例えば、とても背が高くなった木を地上1m位に揃えて切ってしまう場合には、高さはいりませんが、下の方の太くなった枝を沢山切る必要があります。その際に太い枝を何本も切る作業は結構大変です。こうした作業を自分で行う際に必要なのが「太枝切り用」です。
それほど長い高枝切りバサミにはならないのですが、「太枝切り 太丸」という商品で、テコの力で太枝を切るような物もおすすめです。太枝は切るのが大変なのでそんな力を軽減して太さ35mmぐらいまで切れる工夫があって重宝します。
長さが短い「太枝切り用」を選び、低い太い枝を切る目的に特化したものを選ぶのもおすすめです。意外と生木の場合は太い枝を切るのは苦労しますのでこういったものを一つ持って置くことも大事です。太い枝はこれで切るように用途を使い分けるのがベストです。

使う側から考えて選ぶと?

あとは女性でしたら軽量タイプの軽い高枝切りバサミにします。伸縮式の場合に長く伸ばした時にやはり重く感じますので持ってみて作業しやすい軽さかどうかは実際に持ってみて購入されることがおすすめです。超軽量などと書かれている物で1kg以下のものもおすすめではないでしょうか。

またずっと長時間使う人には疲労軽減のための肩掛けベルト付も楽です。車にいつも積んだりする人向けにはコンパクト収納できる、縮めて1.4m以下のものが便利です。車に乗せると結構な長さになるために実際に車内で長さを想定してほしいと思います。

高枝切りバサミの選び方のまとめ

様々な高枝切りバサミの種類をご紹介しましたが、いかがでしたか。沢山の種類の高枝切りバサミを使う用途ごとに使い分けるのが上手な使い方と言えます。

高い細い枝しか切らない場合は一般的な伸縮性のある良く伸びる高枝切りバサミを使い、軽くて疲れないベルト付の物などを選びます。ずっと上を見て作業をしますので結構疲れやすい慣れない作業になりますので軽さやベルト付も大事です。

また、高い太い枝を切る場合にはロープ式高枝切鋏のスウィング機構内蔵タイプやノコギリが付いたタイプなどを選びます。高くて太い枝はなかなか切りにくいものですが、グリップを引っ張るだけで太枝が切れるものや大きめのノコギリ付で切ることができると助かります。

また、太い枝を切るならば「太枝切り用」を探して直径何ミリまで切れるかをきちんと確認の上、そういったタイプの物を準備します。テコの原理などで太い枝を切る力を軽減してくれる工夫されたタイプがおすすめです。

長さの長い高枝切りバサミでは、力を遠くまで伝える工夫や太い枝を切るために力を軽減する工夫、そして軽くてずっと持っていられるような工夫など様々な工夫がなされています。どの目的を重要視するのかによって選ぶ商品は異なってきます。

まずは、切る物をよく吟味して、自分の家はこんな枝を切ることが多いや今回はこんな枝を切りたいということで上手に使い分けてみませんか。高枝切りバサミは万能ということだけにこだわらず、使い分けることが大事です。

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