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川面を泳ぐ紙の鯉のぼりの大群を見に行こう 仁淀川の絶景スポットもご紹介

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鯉のぼりというと空を舞うイメージが強いですよね。しかし高知県いの町では毎年5月上旬に川を泳ぐ鯉のぼりの大群をご覧いただける「仁淀川 紙のこいのぼり」というイベントが開催されています。

仁淀川の川面を泳ぐ紙の鯉のぼり

毎年5月上旬、色とりどりの紙の鯉のぼり約300匹が仁淀川を泳ぎます。平成7年のいの町100周年記念事業の1つとして、町内のボランティアを中心とする実行委員会から町民の手作りの企画として提案された「仁淀川 紙のこいのぼり」。いの町特産の丈夫で破れない「不織布」で色とりどりの鯉のぼりを作り、仁淀川に流すというこちらのイベントは、平成17年「第4回ふるさとイベント大賞」を受賞しています。「鯉のぼりは基本的に空を舞っているが、鯉はもともと水の中で生きている生きもの」ということに着目し、鯉のぼりに水に帰って自由に泳いでもらおうという発想も高く評価されており、イベント時には終日多くの見物客が訪れているそうです。

イベントでは様々な催し物も

「仁淀川 紙のこいのぼり」では約300匹もの鯉のぼりが泳ぐ圧巻の光景が楽しめるだけでなく、さまざまな催し物も行われています。2018年は5月3日に水切り大会、5月5日には吾北清流太鼓などが行われるほか、仁淀川ふるさと市や川舟体験など家族みんなで楽しめる催しも開かれるそうです。仁淀川ふるさと市では出店が設けられており、仁淀川周辺のおいしいものを味わうこともできますよ。


仁淀川 紙のこいのぼり
日時:2018年5月3日(木)〜5月5日(土)※3日は9:00〜16:00、4、5日は10:00〜16:00
会場:いの町波川公園(高知県吾川郡いの町波川)
電話:088-893-1115(いの町産業経済課)
公式HP: http://www.town.ino.kochi.jp/kankou_event.html

仁淀川の豊かな自然も楽しめる

四万十川、吉野川と並ぶ四国三大河川のひとつである仁淀川は、日本全国を対象にした水質ランキングで1位を獲得したほど透明度が高く、青すぎる絶景スポットとして近年メディアでも話題となっています。その独特の美しい青さは「仁淀ブルー」の愛称で親しまれており、注目の的となっているそうです。

また、仁淀川の上流から下流にかけては雰囲気が異なる絶景スポットも点在しており、中でもいの町の山奥にある「にこ淵」はテレビでも取り上げられることがある話題のスポットです。山奥にあるので足を運ぶのはなかなか大変かもしれませんが、神秘的な滝壺はその苦労の甲斐がある絶景だと評判です。美しい水の青さはもちろんのこと、時間帯によって水の色が変わるので、青さの変化も楽しむことができます。「仁淀川 紙のこいのぼり」に赴く際はぜひ仁淀川の絶景も合わせて堪能してみてください。
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