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ユニークな鯉のぼりを観た後はゆっくり温泉に浸かろう〜別府温泉と木の香温泉〜

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5月5日の子供の日には、毎年日本全国津々浦々でユニークな鯉のぼりイベントが催されています。例えば、大分県では巨大鯉のぼりの中を潜り抜けることができる「日本童話祭」が玖珠町で、高知県では色とりどりの鯉のぼりが川面を泳ぐ「仁淀川 紙のこいのぼり」が、いの町で開催され、どちらも1日中楽しめるイベントとなっています。そこで今回は、それぞれユニークな鯉のぼりイベントを楽しんだ後に疲れを癒せるような、近場の温泉地を2つ紹介していきましょう。

九州屈指の温泉地「別府温泉」

巨大鯉のぼりが楽しめる大分県は温泉の宝庫で、言わずと知れた九州屈指の温泉地「別府温泉」があります。別府市は「泉都」と呼ばれるほど温泉が豊富に湧き出ており、源泉数、湧出量ともに日本一を誇るほか、市内には数百もの温泉が存在します。これらの温泉は8ヵ所の温泉郷を中心に分布していますが、このうちJR別府駅中心に広がる温泉街を「別府温泉」と呼ぶのが一般的です。別府温泉には単純泉、食塩泉、重曹泉などさまざまな温泉が湧いており、それぞれ違った効能があります。宿泊してゆっくりと温泉を満喫するのも良いですが、時間にあまり余裕がない人には日帰り温泉がおすすめです。
別府温泉には日帰り温泉を実施している宿や温泉施設も豊富にあるので、それだけでも別府温泉をたっぷりと満喫することができます。なかには無料のアメニティを用意していているところや、豊後牛など大分県の絶品グルメを堪能できるランチコースとセットで日帰り温泉プランを展開しているところもあるので、ぜひチェックしてみてください。

また、別府温泉には「別府地獄めぐり」という人気観光スポットがあり、数ある地獄の中でも池が真っ赤に染まった「血の池地獄」のインパクトが凄いので必見です。「万葉集」などにも登場しているほど昔から存在する日本最古の地獄で、酸化鉄、酸化マグネシウムなどを含んだ赤い熱泥により池全体が赤く染まっています。国指定の名勝でもありますので、一度は見ておきたいスポットです。
そのほかにも、「海地獄」「龍巻地獄」「白池地獄」「鬼石坊主地獄」「鬼山地獄」「かまど地獄」など見どころいっぱいの地獄が多数ありますので、別府へ来たら、ぜひ地獄めぐりを堪能してみてください。

別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合)
問い合せ先:0977-66-1577(営業時間8:00〜17:00)
公式HP:http://www.beppu-jigoku.com/

土佐の秘境で絶景と温泉を楽しめる「木の香温泉」

「仁淀川 紙のこいのぼり」が開催されている高知県いの町には絶景が楽しめる天然温泉「木の香温泉(このかおんせん)」があります。泉質は含鉄ナトリウム塩化物温泉で、神経痛や筋肉痛、五十肩などに効能があるとされています。施設の前には桑瀬川が流れており、石鎚山系の雄大な自然を眼前に、川のせせらぎを聞きながらゆったりと温泉を楽しめるのは木の香温泉ならでは。
春には満開の桜、秋には美しい紅葉の絶景という四季折々の自然を間近で満喫できるうえ、晴れた日にはレストランから宿泊棟までの間で満天の星空を見ることもできます。また、土佐の地のものを使ったお料理が楽しめるのも木の香温泉の魅力です。イノシシやキジといったジビエ肉など、山の素材を活かした絶品のお料理もぜひ堪能してみてください。

鯉のぼりイベントにお出かけの際はぜひ温泉にも

いかがでしたか? 鯉のぼりイベントにお出かけの際は、せっかくなのでぜひ近場の温泉も満喫してみてください。
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