編み物

あみぐるみを始めるべき7つの理由!

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あみぐるみと聞くと時間がかかりそうなイメージがあります。いろんな編み方を知っていないといけないからなかなかはじめられないと思っている方も多いのではないでしょうか。
手先が器用でない自分には向かない・・・と諦めていませんか?そんな貴方の背中を押す7つの理由をご紹介します。

達成感が得られる

難しそうに見えますが、実はあみぐるみに使う技法の数は基本的には4つほど。慣れてくると手元を見なくてもサクサク編めるようになります。小さいものであれば1時間から2時間でできてしまいます。
どんなに小さなもので も、規律正しく編み込まれた編み目を見ていると達成感で心が満たされます。

心理的な安定が得られる

かぎ編みをしている人からよく聞く言葉は「かぎ編みをしている間はとてもリラックスできる」という事です。
かぎ編みに集中しているときは実は『瞑想』状態に近いといわれています。それは、瞑想時は呼吸だけに神経を集中している状態と、編み物の手先の動きだけに意識を向けている時の心理状態が似ているからだと考えられています。欧米では話題になった「マインドフルネス」の一環としてかぎ編みを始める人も数多くいます。
(※マインドフルネスとは意図的に今この瞬間に判断せずに注意を払うこととジョン・カバット・ジン氏が定義づけた慢性的なストレス症状を緩和するための方法)
マインドフルネスで集中力が高まり、創造性や幸福感が高められ、リラックス効果が得られるという研究結果が数多く発表されています。前述したように、あみぐるみを作ることで得られる達成感と併せて心理的な安定が得られる、リラックスの時間になること間違いなしです。

子供のプレゼントにも安全・安心

毛糸は軽くて、編み込むと強度があります。子供が乱暴に扱っても意外に壊れません。万が一壊れたりしても、またつなげたり直してあげたりして、またそこも味になってくるのがあみぐるみの温かさです。

材料費は毛糸代だけで、自分の技術次第で何パターンも作れます。相手を想ってプレゼントを選んだり買ったりする時間のように、心を込めて作ったものは温かみがあります。かかった時間を想像するだけでも、気持ちが伝わりますよね。

持ち運びしやすいのでどこでも編める

かぎ編みに基本的に必要なものは、かぎ針と毛糸だけ。仕事の合間の休憩時間、銀行での待ち時間、急にできた空き時間・・・自宅のベランダでも、カフェでも、公園でもどこでもさっと出して編めます。小さなバッグに必要最低限の道具を入れて簡単に持ち運べるので、とても手軽です。ただし車など乗り物に乗っているときは急に乗り物が動いたときなど危険な場面もあるのでやめましょう。

スマートフォンが普及している現代では少しでも時間が空いたら画面にくぎ付けになります。手軽な暇つぶしにもなりますが、ちょっとブルーライトから離れた時間の使い方をしてみませんか?

あみぐるみを通してかぎ編み・レース編みが楽しくなる

あみぐるみでは基本的に4つの技法を使います。慣れてくるとだんだん物足りなってくるでしょう。基本的な細編みをベースに針にかける毛糸の数が増えて、中長編み、長編み・・・と続きます。あみぐるみで円形をマスターすると、ドイリーなどはより簡単に感じるでしょう。平編みを編むときには次の段へ移行するのが明確なのでとても簡単に感じてしまうかもしれません。編み図さえきちんと追っていれば無限に色々な小物が作れます。
また、レース編みはかぎ編みと同じ編み図を使いますので、レース編みも同じく挑戦できます。

自分のオリジナルのアイテムが編める

多くの編み図を経験していくと、編み目の減らし方・増やし方などの技法を駆使して色々な形が表現できます。自分が作りたいあみぐるみを自分でデザインできるようにもなります。お気に入りのキャラクターを編んでみたり、オリジナルのあみぐるみを作ったり、生み出す楽しさを味わってみましょう。

世界でその楽しみを共有できる!

かぎ編みは世界中で愛されてきた技法です。世界各国にも多くのファンがいます。
欧米ではぬいぐるみを棒編みで編む『knitting doll』が主流でした。日本ではかぎ編みでぬいぐるみを作る「あみぐるみ」が流行り、その文化は確立されてきました。
そして欧米に日本風の「あみぐるみ」が伝わり、今ではknitting doll をしのいで『amigurumi』として愛されています。
いまや、日本の有名な文化の一つといっても過言ではないかもしれません。言葉は違えど『amigurumi』を通して世界の人とつながってみませんか?

おわりに

いかがでしたでしょうか?
リラックス効果もあり、達成感を得られ、世界の人との交流のきっかけにも!あみぐるみとは可愛いだけではありません。癒し癒され、奥深いものですね。始めてみたいけど、手先が不器用だし・・・と嘆いてるそこのあなた。
お箸の使えなかった外国人でも日本食を食べるうちにあんなに繊細な作業ができるようになるのです。
お箸を習得することに比べたらかぎ編みは簡単な方だと思いませんか?まずは始めてみましょう。
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