uvレジン

海外で人気!エポキシレジン!

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レジンと言えばuvレジンが主流です。でもあえてこの記事ではエポキシレジンをご紹介します。
欧米ではエポキシレジンの方が主流で最近になってuvレジンがじわじわと広がっているようです。
uvレジンは手軽ですが、出来る量に対して料金が若干高いと感じたことはありませんか?
時間がかかってもいいからちょっと安くで済ませてみたい、量産したい、ならエポキシレジンがおすすめです。

エポキシレジンとは??

樹脂の主液に硬化剤を混ぜて作ります。uvレジンが太陽やUVライトにあてて固めるのに対し、エポキシレジンはただひたすら待ちます。
大きさにもよりますが、大体1日から最大3日間と言われています。硬化するとカチカチと音がするくらい固くなり、穴をあけたり削ったり加工もできます。
二つの液を混ぜて、時間をかけて硬化させ、磨き上げて・・・手間はかかりますが、その分できたときの感動もひとしおです。

これ、エポキシレジンで作っています!

フレッシュなプランツを閉じ込めています。生き生きとしたグリーンがとてもさわやかです。あらかじめ穴が開いている型を使うと、仕上げに磨いて金具をつけるだけです。

レジンとウッドをつなげてドロップ型に加工した作品です。イギリスのartful resinの作品です。加工技術がいります。樹脂のクリアーな雰囲気と、ウッドのつややかな輝きが見事にマッチしています。見ているだけでも楽しいですね。

どうでしょう、エポキシレジンに挑戦してみたくなりましたか??

エポキシレジンに必要な道具

基本的に必要なもの
デジタル計量器:量が適切でないとしっかりと固まらないことがあるので正確に量を測るために使います。
木のへら:平たいものを用意します。
エポキシレジン:メーカーは色々ありますがクリアータイプを用意しましょう。中には白いものや透明でも褐色のものもあります。透明なものであれば幅広く表現できますのでクリアータイプを選びましょう。
大きなボウル:混合する前にレジン液を温めるときに使います。
カップ:2つ必要です。レジンを計量するときと混ぜるときに使います。
型(シリコン製):取り出しやすいようになるべく柔らかい物を選びましょう。

デコレーション
ラメ・グリッター:ネイル用の細かいラメも使えます。ラメの色や細かさを変えるとがらりと雰囲気が変わります。
クラッシュグラス:ガラスを粉々に砕いたものです。これを混ぜるだけで宝石のような不思議な輝きになります。
カラーリング:アクリル絵の具やクラフト用のカラーインクを用意しましょう。

エポキシレジンの基本的な作り方

1.エポキシレジンを温める。
エポキシレジンは24℃で扱いやすく、きれいに仕上がります。冷たいままだと小さな気泡が無数にできてしまいます。クリスタルのようにクリアーな結果を得るには、必ず温めて作りましょう。逆に気泡をたくさん入れたいときにはこの作業は行いません。ぬるま湯ほどの水に両方の液をボトルごと入れて人肌くらいに温めます。お使いのメーカーの説明書に従って温めてください。

2.型の準備
型に汚れがついていないか確認しておきましょう。きれいにしておきます。

3.どれだけのレジン液が必要か測る。
型に水を入れて計量カップに水を移します。水の総量から必要なレジン液の量を算出します。

4.樹脂主液と硬化剤を混ぜる
二つの液を合わせて2分ほど混ぜます。底やサイドにレジンがたまりやすいのでへらですくいながらまぜます。もう一方のカップに移して再度1分ほど混ぜます。こうすることでさらにレジン液が均等に混ざります。色をつけたいときにはこの段階で一緒に着色剤を混ぜましょう。

5.型に流し入れます。

6.乾かします。
時間は大きさによって変わってきます。3〜4センチほどの小さいものであれば1日ほど、6〜7センチを超えるものであれば最大で3日くらいかかります。細かいデザインの型だと通常よりプラス1日ほど様子を見ましょう。

7.仕上げ
型から外すときに表面が曇ってしまいます。全体にラメなどを加えた場合は気にならないときもありますが、透明感を持たせたいときには表面を仕上げます。
ポリッシュで磨く:レジンの表面にポリッシュを塗って、マイクロファイバークロスで1〜2分ほど磨くとすぐに透明感がでます。
薄くレジンを塗る:少量のレジンを用意するときには2種類の液をプラスチックのスプーンなどで一杯ずつ計量するとより手軽です。ほかに作品を作るついでに少し多めに作っておいてもいいでしょう。もしくは表面の仕上げのみuvレジンを使用することもできます。この時、筆を使って塗るときれいに仕上がります。型に凹凸があって、凸の部分のみクリアーにしたい場合はこの方法が向いています。マットな部分とクリアーな部分がすりガラスのようで味がでます。筆のレジンは除光液で綺麗に落としておきましょう。

最後に

UVレジンより時間も手間もかかりますが、エポキシレジンにしかできないこともあります。
ちょっと新しいレジンに挑戦してみましょう。
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