プラバン

【簡単カワイイ!!】プラバンとレジンで作る手作りピアス

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uvレジンとプラバンの掛け合わせ、皆さんはもう試しましたか?
プラバンといえば子供のクラフト…はもう昔の話ですね。
大人も楽しめるプラバンにレジンを使うと更に完成度がアップします。まさに最強の組み合わせと言えるレジンとプラバン。
プラバンだけ、uvレジンだけに少し飽きてきた方も、どちらも未経験の方もきっと夢中になります。

二種類の簡単なモチーフの作り方とプラバンのちょっとしたテクニックをご紹介します。

こんな方に!

・uvレジンの重ね塗りにちょっと疲れてきた・・・。
・高価なuvレジンは仕上げだけに使いたい。
・細かい模様を入れたい。
・仕上がりに差をつけたい!

全部、プラバン×レジンで叶います!

簡単!お花のピアス

プラバンの厚みを生かしたデザインです。着色は断面だけなのでプラバンの透明感が映えてキラキラします。

1.プラバンをカット
プラバンを桜のような花びらの形に切ります。油性ペンで下描きをします。あらかじめ紙にデザインを描いて写すと簡単にデザインが描けます。油性ペンで描いたラインの内側をはさみで切り抜きます。油性ペンは消毒用アルコールでふき取ります。

2.加熱して成形する
オーブンシートを使います。くるりとプラバンが丸まって縮まりながら平たくなります。そこでオーブンから出し、10秒ほど冷まして、お花の中心にお箸の先を押し付けて花弁を上に向かって丸めます(熱いのでやけどに注意してください。)。冷ましすぎると硬くなって成形できないのでタイミングは重要です。

3.レジンでコーティング
固まったら花弁の内側にuvレジンを塗ってパールビーズをのせます。一度硬化し何度かパールビーズの上から重ね塗りをしてその都度、ランプに当てて硬化します。この花は内側に花弁が曲がっているのでレジンを内側に塗りすぎるとレジンが中心部分に集まってしまいます。薄く塗るように心がけます。

4.花のふちを塗る
花弁の縁(断面)をゴールドのペイントや絵の具で塗ります。

5.金具を付ける
ピアスの金具に接着して完成です。丸皿(台座)付きのポストピアスに接着剤をつけて花の裏に接着します。

六角形のレイヤーピアス

レジンでプラバンを挟んだように仕上げるので奥行きのあるレイヤーが特徴的です。

1.プラバンをカット
使用するプラバンによっては縦と横の収縮に差があることがあります。今回使用したプラバンは焼くと横長になる(横の縮みが縦に比べて弱い)ので六角形を若干縦長にカットしました。プラバンの癖を知っておくと納得する仕上がりになります。

2.加熱
オーブンシートに乗せてオーブンで加熱します。縮んだら二つ折りにしたオーブンシートで保護し本の間に挟みます。

3.着色
表と裏にマニキュアでデザインを施します。裏には白・表にはピンクを使用しています。裏の下3つの角を隠すようにマスキングテープをかぶせます。表は裏とは逆に上の角3つの部分が見えるようにマスキングテープで止めます。表(ピンク)と裏(白)、それぞれマニキュアを2度塗りします。

4.レジンでコーティング・金具をつける
マニキュアが乾いたらマスキングテープを慎重にはがして、UVレジンを塗って硬化させます。裏の白い部分にピアスの台座を配置して、レジンを塗りながら一緒にポストピアスを固定します。デザインの下の方は透明になっているので、その部分から台座が見えないように配置しましょう。

ご紹介したプラバンとレジンの組み合わせにテクニックを使うとさらに手作りとは思えない仕上がりが期待できます。

テクニックいろいろ!

プラバンにやすりがけをして色を塗る
加熱前のプラバンの表面にサンドペーパーで傷をつけて、パステルやクレヨンなどで着色する方法です。細かい傷の溝にパステルなどを刷り込むことによってうっすらと色づきます。加熱すると色が濃くなるのでそのことを考慮して色味を調整します。水彩画風だったり、やさしい色づきが実現できます。

マステを使う
絵を描くのが苦手でも大丈夫!マスキングテープを使いましょう。熱を加えて小さくしたプラバンにマスキングテープを貼ります。テープがプラバンのふちからはみ出ないようにカッターできれいにカッティングします。その上からレジンでコーティングすればマステがはがれることもありません。

プラバンに穴をあける
プラバンに穴をあけてから加熱します。縮むと穴も小さくなるので、その穴に丸カンなどの金具を通してビーズをつけたり、チェーンとつないだり加工できます。レジンを重ねるときに穴をふさがないように注意しましょう。

小さいプラバンをレジンに入れる
プラバンを正方形や丸型に切り抜き加熱して小さくします。流し込んだレジンの中に小さくなったプラバンのピースを配置します。ミール皿を使ったり、ワイヤーフレームの中に並べたり、アイディア次第で一味違った雰囲気になります。

最後に

プラバンとレジンの最強の組み合わせ、実感していただけたでしょうか?
プラバンの厚みが苦手な方も多いかもしれませんが、レジンを重ねてさらにぷっくりと厚みを持たせることでその魅力が最大限になります。
また、その厚みを生かして断面部分に色を付けたり、細かいビーズやラメを付着させてもまた違った雰囲気になります。
書籍も多数販売されていますのでチェックしてみてくださいね。

監修:ポピー
刺繍を機に手芸に目覚める。『作れそうなものは作ってみる』という精神でUVレジン、プラバン、裁縫、編み物、ビーズ、ミニ革細工、ドールハウスやミニ家具などの簡単木工DIYを浅く広く探求して15年。複数の手芸を掛け合わせたり素材を組み合わせながら自宅を飾っていくのが趣味。
海外のDIYトレンドを参考にすることも多い。日本と欧米の手芸における常識やテクニックの違いなどを検証しつつ多くの方法を共有していく。
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