ご当地グルメ

秋田の代表的な調味料を使用した美味しいしょっつる鍋に注目!

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秋田の代表的な冬の味覚と言えばしょっつる鍋です。
しょっつる?なんだそれ?と初めて耳にする方は多いと思います。
しょっつるとは秋田名産の魚であるハタハタという魚と塩で作られる特別な調味料魚醤のこと。
水や調味料や保存料などは一切入れずにハタハタと塩のみで作られます。
塩魚汁と書いてしょっつると呼びます。
タイ料理店にあるナンプラーやベトナム料理にあるヌクマムと言えばわかると思いますが、海外では様々な料理に使用する万能調味料として利用されています。

日本で作られる魚醤にはこの秋田のしょっつるの他に香川県のいかなご醤油や石川県のいしるなどがあります。
しょっつるは液体の調味料。
舐めてみるとお魚をかなりの塩を加えて漬け込んで作られるものなので強いしょっぱさを感じます。
その塩分濃度は25%。いきなり多めに入れてしまうと味付けに失敗する可能性があるので注意が必要です。
発酵させて1~2年かけて作られた調味料なので香りはかなり独特。生臭いのが苦手な方は香りを嗅いだだけではびっくりして本当に美味しいのかと疑ってしまう方もいますが、料理に使用してみると一変、発酵から生み出された旨みと深い味わい・コクに一口食べた途端虜になり、しょっつるファンになってしまう方は数多くいます。

このしょっつるを味付けに使うお鍋がしょっつる鍋です。
しょっつるの原料となる魚のハタハタとお豆腐やお魚をたっぷりと入れて仕上げたしょっつる鍋は、野菜のうまみとハタハタのうまみ、そしてしょっつるの調味料が見事に合わさったお鍋は独特ながらも納得の美味しさ。
地元の人が愛してやまないお鍋であることはまさに納得です。

基本のしょっつる鍋の作り方は水300~400CCを鍋に入れお酒少量、だし昆布5センチほどを火にかけ、だしを作ります。
だしが沸騰したら昆布を取り出し、ハタハタや白身魚、貝類、豆腐、きのこ類、季節の野菜を加え火が通ったらしょっつるを加えて味を調整し、出来上がりです。

調味料であるしょっつるを購入したら鍋料理だけでなく、様々な料理にも利用できます。
焼きそばや焼うどん、パスタなどの味付けとして、卵焼きの調味料として、浅漬けの素として利用しても美味しい漬物が出来ます。
いつものチャーハンを違った味付けにしたいという時にしょっつるで味付けしてみましょう。コクと深みが出て美味しくいただけます。
また、鍋焼きうどんや雑炊スープに加えても美味しい。
一度購入するとその便利さにはまり、リピーターとなる方は大変多いです。
珍しい調味料に挑戦したい、秋田の美味しいハタハタ鍋を家庭で作りたいという方はまずはしょっつるを購入しましょう。
こだわりの食品店や通販などで手軽に手に入ります。

画像出典:秋田きりたんぽ屋


荒海日本海を代表する海の料理しょっつる鍋は、雪国秋田県に江戸時代初期から伝わる鍋料理です。しょっつると言うのは、「塩汁」がなまって「しょっつる」となったそうです。食通の秋田と言われる秋田県、秋田きりたんぽ屋は郷土料理を含めた秋田の美食の数々が存分に味わえるお店です。しょっつる鍋・きりたんぽ鍋を始めとし、だまこ餅鍋・じゅんさい鍋・男鹿半島石焼鍋など、秋田県ならではの鍋料理や、くじら貝焼き・ガッコ・山菜料理など、豊富なメニューが揃っています。

秋田きりたんぽ屋 秋田駅前本店
【所在地】
秋田県秋田市中通2-7-6 緑屋ビル1F 【電話番号】
018-801-2345
【営業時間】
月~土16:00~翌1:00 日曜日11:30~翌1:00 (日曜のみランチ有り)
【定休日】
無休

秋田きりたんぽ屋 秋田大町分店
【所在地】
秋田県秋田市大町4丁目2-20 【電話番号】
018-801-3311
【営業時間】
17:00~24:00
【定休日】
無休

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