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サルビアの育て方は?花の咲かせ方は?

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サルビアは赤や青紫色がきれいな花ですよね。夏などに明るく印象的なサルビアの花です。サルビアの育て方や花の咲かせ方は簡単なのでしょうか。割と多くの人が育てているのも見かけるサルビアです。育て方と花の咲かせ方を見ていきましょう。

サルビアの種類は豊富!育て方は簡単?

サルビアは苗が売られているのもよく園芸店などで見かけることも多くあります。庭植えでも鉢でも充分に育てることができる植物です。サルビアはメキシコに多いとされますが、世界のあちこちで見ることができます。多年草ですが、低木になるものもあるとされ、様々な種類があるのが特徴です。

丈は20cm~200cmととても幅があります。2mのサルビアなど想像がつきませんよね。「サルビア・マドレンシス(イエローマジェスティ)」と言った種類は11月~12月の冬に花を咲かせ、2mほどになります。黄色のサルビアと言うのも珍しい種類ではないでしょうか。サルビアの可憐なイメージとは異なり、全体的に花も少し大きくて大らかなサルビアの姿は圧巻です。

900種類以上の種類があり、耐寒性、耐暑性も種類によって様々な性質があるのがサルビアです。育て方は全体的に割と簡単ですので、おすすめです。

宿根性のサルビアの中には、「コモンセージ」など爽やかな香りを持ったハーブも「サルビア属」としてあります。ハーブとしても活用されているセージなどもあって幅広い「サルビア属」です。

赤いサルビア「サルビア・スプレンデンス」の育て方を見ると

元々サルビアは、赤いサルビアが広く親しまれていました。「サルビア・スプレンデンス」と呼ばれるものです。長い穂のようになっている花が下から順番に花を咲かせていきます。花は6月~11月と長く鑑賞できるのも魅力の一つとなっています。

サルビア・スプレンデンス」は、ブラジル原産の低木で耐暑性に優れ、寒さに弱いために本来は多年草ですが、日本では一年草となっています。夏の公園の花壇などによく植えられているのを見かけますよね。

日当たりのいい所に植えるのがおすすめで、水はけのいい場所が良く乾燥しすぎもよくありませんので注意が必要です。

ブルーサルビア「サルビア・ファリナセア」の育て方は

種類によって本当に特徴もいろいろで、北米原産のサルビアでは乾燥に強く、一方で多湿に弱い傾向があります。北アメリカ原産のブルーサルビアサルビア・ファリナセア」は、青紫や白い花や二色咲きなどもある多年草で、耐寒性が少しありますが、冬は枯れてしまうために日本では一年草とされています。ブルーサルビアも爽やかな印象で夏に育てるにはおすすめです。

青い「コモンセージ」も最近は人気!

最近では、青い花を咲かせるサルビア属の「コモンセージ」などのハーブも人気です。ヨーロッパ原産の「コモンセージ」などは耐寒性があって、高温多湿に弱い種類です。香りが強いセージ類は、冬には落葉してしまいますが、耐寒性はありますので冬越しができるのが特徴です。3分の1程度まで切って冬越しをさせてみましょう。

サルビアの花の咲かせ方は?

サルビアの花の咲かせ方ですが、6月~11月頃に開花する夏の花ですが、夏に30度を超すと花付きも悪くなってしまいます。最近の日本の夏の猛暑はサルビアにとっては要注意と言えます。

日が当たる方が花付きはいいのですが、夏の直射日光にはあまり当たらない所に植えるのがいい方法です。午後から日がかげるような場所がおすすめです。また、暑さ対策としては、8月頃の暑い時期がやってきたら半分ほどに切り戻しをしましょう。

猛暑の時期に切り戻すことによって、サルビアのエネルギーをセーブすることができ、秋にはまた立派な株になります。秋もまだ長く花を咲かせますので、夏のうちに切り戻しをすることが大切です。また花がら摘みも忘れないようにすることがコツです。

また、肥料がなくなると、生長しなくなり、花も咲かなくなります。月1回程度の置き肥か、1週間に1回程度液肥をするのがおすすめです。咲き続けますので、長く肥料の管理をしていくことが必要です。

夏から秋にかけて庭を彩るサルビアの魅力

サルビアは庭などに植えておくと夏だけでなく、秋も鮮やかな色が庭の主役になってくれます。

また、サルビアは丈が20cm~200cmと種類によって様々ですので、コンパクトな丈のものを鉢植えで、丈の高いものを庭植えで育てると見栄えもするでしょう。背丈の違うサルビアや色の異なるサルビア同士を組み合わせて植えてみるのも長く花を楽しむ方法です。サルビアの中には、シルバーリーフなどもあり、葉っぱも楽しむのももう一つの魅力です。

また、サルビアを庭に植える際は、道路側に面して植えると、排気ガスに弱いという面がありますので、鉢植えの置き場所などにも注意をしましょう。それほど育てるが難しくないサルビアですので、庭植えや鉢で育てて、夏から秋を長く楽しんでみませんか。多年草ですが、日本の寒さでは一年草として育ててみるといいのではないでしょうか。

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